2012オホーツクサイクリング(その10)

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湧別のアイストラップに引っかかり、そんじゃあ、次の休憩所に向かって走ろうかあと思ったところで

「○○君」

と、私の本名を呼ぶ声が聞こえる。
ぐぬぬ、こんなところに私の本名を知っている奴がいるとは…、と、声がする方を振り返ると

私の昔の勤め先の上司だった。

な、なぜ、着ぐるみ+サングラス状態にも関わらず、すぐに私だとわかったんだ。
恐るべし、元上司。


「キミー、なんでこんなカッコしているんだね。」

「はぁ、すいません、すいません(;´∀`)」

「で、今はどこで働いているんだね」

「あー、まー、テキトーに働いてます」


と、そんなやりとりをして、元上司とおさらばした。
さようなら、元上司。
来年は正体がバレないように、もっと完璧な仮装で来るようにしよう。
(いや、それ以前にブロンプトンでバレるだろ)

さて、湧別の道の駅を出発しましょう。
カラさん情報によると、湧別のアイスは隔年で出るということらしいです。
来年こそはアイスをゲットじゃあ!

道の駅を出てからすぐのところで、100km地点。
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「今回のオホーツクサイクリングで初めて100km以上走る」という人にとっては、この標示を見て感慨にふけるものがあったのではないだろうか。
鶴見辰吾ではないが、「ああ、俺、気がつけば100km走ってたよ」なんて感じで。

しかし、コースは100km越えの感動に浸る暇もなく、容赦なく上り坂攻撃が待っているんだな。
この100km過ぎからの上りが、オホサイ一番の難関。

佐呂間町到達。
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佐呂間町と言えば、やっぱサロマ湖でしょ。
湖を左手にしながらのサイクリングは気持ちい~い。
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にしてもサロマ湖はでけぇなあ。水平線が見えるぜよ。
これだけでかかったら、湖ではなく海と言っても差し支えないんじゃないか。
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ああ、湖岸のサイクリングは最高!
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サロマ湖を眺めながらのサイクリングは最高であったが、はっきり言って私の体調は最悪であった。
着ぐるみを着ているにも関わらず体幹部が妙に寒く、んでもって頭だけが妙に暑い感じ。

ぐー、頭あちいわ。
やっぱ、フードを頭にかぶると暑いわね。
でもって、この辺って沿道にもほとんど人がいないから、せっかくのリラックマ姿も誰にも見てもらえないのね。

ということで、決めました。

リラックマはここから、サボリラックマになります。

えーい、もうファンサービス(?)はやめやめ。
ここから私は普通の男の子に戻るのだ。
フードを脱いで、頭に涼しい風を感じながら、自転車を走らせることにします。
そーか、そーか、フードがないとこんなに楽チンなのね。

サボリラックマになって、死ぬほど苦しいから普通に苦しい程度に体調は改善した。

体調は改善したが、また沿道に人がちらほら出てきたので、サボリラックマからリラックマに再び変身します。
わかりやすく言うと、着ぐるみのフードをまたかぶります。
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基本、人がいるところ「リラックマ」、人がいないところ「サボリラックマ」と2つのリラックマを使い分けながら、体力の消耗を抑える作戦で行くことにします。
サボリラックマになりながらチンタラ走っていると、親子のサイクリスト発見。
お、これはカラ親子ではありませんか。

このころの私は、中学生ぐらいの子供にもギュンギュン抜かされるぐらいのへたれぶりを発揮していたので、ここは「えーい、ゆっくり行ってやる」とカラ親子をしばらくストーカーすることにします。
お子様を前に行かせて、カラさんがその後ろを走っています。
多分、カラさんが引いた方がお子様にとっては楽なのかもしれませんが、「自力で走った」という達成感を味わあせるためには、子供を前に行かせた方がいいのでしょうな。
ファイトォ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*!!!☆ー、カラJr!

500mぐらいストーカーしていましたが、ストーカーにも飽きたので、「お先にぃ」とカラ親子に声をかけ、前に出ます。
狩猟免許を持っているカラさん、ひょっとしたリラックマは後ろからズドーンと撃たれるのではないかと思ったが、背中に銃を隠し持っているわけでもなく、そのまま平和に進んでいきます。

さすがに10km以上も延々と湖畔風景が続くと、飽きてくるな。
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休憩地点までの最後の坂。これを過ぎたら、後は常呂まで平坦。
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休憩所のキムアネップ岬手前の公衆便所で自主休憩を取って(休憩所ではトイレが激込みなので、適当にトイレのあるところで自主休憩を取った方がよい)、キムアネップ岬到着。
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ここでPM3:30ぐらい。走行距離は119.2km。
バナナが出てきたのがうれしかったですね。
そうだよ、補給食はバナナだよ。決してホタテなんかじゃないよ。

さて、休憩が終わって、常呂に向けて出発です。
めっちゃダラダラゆっくり走ってたもんで、休憩時間がほとんどなかったわ。

ここまで来たら、もうゴールは目の前。
疲れたとか体調が悪いとか言ってる場合じゃありません。

常呂町突入。市町村合併で今は北見市になってるのね。
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サロマの湖はまだ続く。
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走行中のリラックマの影。耳がきちんと表現されている。
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あと5kmよん。ガンバレ。
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ゴール手前、沿道は人がたくさん。
ここでも「リラックマ~」と多くの人に声をかけていただき、感謝、感謝。
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そして、感動のゴーーーーーール!
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137.5kmの距離を9時間ぐらいかけて、堪能させていただきました。
あー、しんどかったけど、面白かった。
途中、サボリラックマ区間が多かったことが反省点だな。
午後の眠気はいかんともしがたいものがあったが、すべては雄武の睡眠不足が原因だったのであった。

(つづく)
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by gossy54200 | 2012-07-21 21:47 | ブロンプトン | Comments(10)  

Commented by PPS at 2012-07-21 22:40 x
サボリックマって何だろう・・・?と思っていたらそういうことですか。笑
オホーツクの監視carって高圧的ですよね。私は不参加の理由の一つにそれがあります。
去年、幅寄せされましたから。しかも併走時ではなく対向車です。ひき殺そうとしたんじゃないのってことです。
Commented by カラ at 2012-07-22 09:43 x
後ろから観察されていましたかー。

抜かされた時、子供に「中身が見えてたね」と話した記憶が。


子供を先に走らせるのは、ほとんどの親子がそうしているのは、安全に走らせる事と、マイペースで走らせる事だと思いますよ。
ついて来れないんですよ、要するに下手で。ブレーキも下手だし。子供の集団でも走力のない子が先頭だと思いますよ。
Commented by takatixyan at 2012-07-22 16:41
昔の勤め先の上司がロードに乗ってるのが凄いです。
私は転職しまくってたけど、ロードなどを乗るような上司なんかいないと断言できる。上司と呼べる様な人がいないと言ったほうがいいか。
でも、なぜそんなカッコしてるんだね、という質問自体ダメですね。
リラックマ普及の為に決まってるじゃないですか!(^_^)
Commented by pen at 2012-07-22 19:30 x
影が完璧リラックマですね~^^b
Commented by gossy54200 at 2012-07-23 22:16
>PPSさん

確かに監視カーは高圧的な口調に聞こえますね。
交通安全を守るためというのはわかりますがね。
この辺は参加人数が多く、かつ車通りの多い国道を走るサイクルイベントの難しさがありますね。
Commented by gossy54200 at 2012-07-23 22:20
>カラさん

なるほど、子供を前に置くにはそういう理由があるのですか。
言われてみれば、ほとんどは子供が前のパターンでしたね。

話はちょいずれますが、親がロードで子供がホームセンターで売っているようなブロックタイヤのルックMTBという組合せは、見ていて子供が可愛そうになりますね。
せめてスリックタイヤに変えてあげましょうよと。
そういう意味ではカラさんのところはバランスがとれてるなあと、後ろから見ていて感心しておりました。
Commented by gossy54200 at 2012-07-23 22:25
>スムースさん

もともとはその上司のロードバイクにまたがせてもらったことから、私の自転車生活はスタートしたと言っても過言ではありません。
そういうお世話になった元上司に対して、ブロンプトン+リラックマは舐めた登場の仕方だったかなあと思うわけであります。
私も転職回数の多い人間でありますが、今思えばあの上司のいるところが一番よかったかなあと。
今更、そんなことを思っても仕方ないのですがね。
Commented by gossy54200 at 2012-07-23 22:26
>penさん

影を見ながら、妙にニタニタして走っておりました(笑)
お、これブログネタに使えるなと。
Commented by カラ at 2012-07-23 22:44 x
話をひっぱりますが

そうなんですw 子供とのバランス。意識してます。
子供は一応クロスバイク風。とは言ってもママチャリと同じタイヤ。
26インチで良いタイヤがないはずなのですよ。

おととしは私がロードだったのですが、疲労感全く無しでフェアーじゃないと思いましたよw
Commented by gossy54200 at 2012-07-23 23:21
やはり子供と共に苦労することが大事ですよね。
子供がさんざん苦しんでいる横で「いやー、とうちゃん楽だった」というのは、子供もぐれてしまいます。

私がもし子供と一緒にオホサイに参加することになったら、8インチのキャリーミーで行っちゃおうかしらw

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