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孤独の美唄ダム(その3)

その1 その2

ま、そんなこんなで、来た道を戻ります。

ソロのバイク乗りがそこそこいましたね。
わたしゃバイクのことはさっぱりわからんが、走り屋さんにとって、こういう交通量の少なく薄気味悪い道は面白いのかもしれないな。

でもって、自転車はローディーが1台と、あとランドナーの方がいましたな。
やはり、こういう廃れた道は「昭和のランドナー」が一番似合うのかもしれんなあ。
というか、すっかり過疎化の進んだ空知地区全体に、ランドナーという自転車はしっくり来るのかもしれない。
かと言って、ランドナーが欲しいとは全く思わんがな。

アルなんちゃら美唄ってところに随分車が停まってましたな。

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どうもね、うまく言えんが、我路を訪問した後にここに来ると、すげー嘘くさく感じるのね。
これはこの地域本来の姿じゃないだろう。
作り物のマガイモノだろうと。

アルなんちゃら美唄が好きだって人は結構いると思うのですが、すいませんねえ、私、あまのじゃくなんです。
この人工的な施設が全くいいと思いません。
ディープ美唄を味わうのならとりあえず我路へ行って、美唄ダムへ行けと。
こんなものは表面的な装飾された美唄です。
ま、大多数の人にとっては表面的な装飾の方がいいんだろうけど。

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ここの彫刻を手がけた安田侃さんに全く恨みはないんだけど、いまいちオブジェも好きじゃなくてねえ。
そう言えば北海道マラソンの完走メダルも安田さんのデザインなんだが、あれがいいとは全く思わず、普通のデザインのメダルに変えろって思ったりするのだな。

なんてことを思って、公園内をふらついていると、管理人らしき人にものすごい威圧的で横柄な態度を取られて、もうええわと帰ることにした。
まあ、冷静に考えると私が悪いのだが、他にもっと言い方があろうかと。

さようなら、アルなんとか美唄。
もう二度と来ない。

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アルなんとかよりも、自由に自転車を走らせることができる、この名も無き公園らしきところの方がよっぽどいいよ。

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サブちゃんが交通安全をアピールしているようだが、はっきり言おう。
サブちゃんと美唄は全く関係がない」と。

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ちなみにサブちゃんは、北海道は知内町の出身で、知内の道の駅に行くとサブちゃんの歌がエンドレスでかかって気が狂いそうになります。
これ豆知識な。

さて、ここまで50km以上自転車を漕いできたわけだが、そう言えばここまで水しか飲んでいないということに気づいた。
さすがの私も腹が減ったので、きちんとしたものを食おうと、ザンギ定食で有名な「高島屋食堂」に行ってみたのだ。
たまにはグルメなサイクリングもいいじゃないかと。

で、到着しました。









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この時間に行けばすいているだろうと、昼食時間帯を外したのがいけなかった。
いや、でも、こういうのが今の私にはふさわしいのだろうな。

せっかく外食熱が高まっていたところで水をさされ、熱のやり場に困ったが、外食したいという気持ちを抑えることができず、仕方がないので食堂の向かいにあるラーメンチェーン店「さんぱち」で食いたくもないラーメンを食べて、ひとりしみじみと敗北感を味わい、大いに負け犬気分になった清々しく楽しいサイクリングであったのだ。

さようなら。


走行距離 70km

(このシリーズ終わり)

by gossy54200 | 2013-10-08 20:50 | MTB  

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