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第4回グランフォンドきよさと参加記(その5)

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《第4CP・江南パークゴルフ場~第5CP・裏摩周展望台 28.9km》

第4CPからは、ほんの一瞬下った後、裏摩周展望台まで延々と上りが続きます。
15kmぐらい、約1%の上ってるのかどうかよくわからんぐらいのゆるい勾配でダラダラ上った後に、2~3%の上りが10kmぐらい続き、最後のメインディッシュとして2kmぐらい続くの8%の激坂が待ち受けております。
k98brさんの話によると、最後の激坂は自転車から降りて、押しを入れる方も結構いらっしゃるようで、果たしてそこまで体力が持つのでしょうかね?
コースの最初の方ならともかく、140km以上走行してからの激坂ですからな。

まあ、とにもかくにも、ここまで来たら行くしかないわけで、先頭集団からちょっと遅れたところで、中間指導員さんと、稚内からいらした方と走行します。

徐々に徐々にと高度を上げていく感じで、130km地点ぐらいまでは、そんなに悪くない感じで進んでいきます。
ここで補給食として忍ばせていたカロリーメイト一本を、走りながらもぐもぐ。

中間指導員さんが、途中シャカシャカと立ち漕ぎして、再びサドルに腰を下ろしたときの名言。

「あ~、自分のケツを取り戻したよ!」

尻の痛さが限界に達したときの、立ち漕ぎからのシッティングは、なんとも言えないむずかゆいような尻の気分になりますね。
なるほど、こういうときに「ケツを取り戻す」という表現を使えばいいのか。
このときは、「これは使える表現だ!」とポンと膝を打ったものだが、冷静に考えると、これを実際に声に出して言うことはないだろうなあ。
心の中でつぶやくことがあっても。

その後、ケツを取り戻した指導員さんのチェーンが外れるというアクシデントがあって、ちょっとの間、稚内の方と二人で走っておりましたが、すぐに離されていきますよ。
135km地点を過ぎた辺りから、燃料切れなのか、思うように前に進まなくなっていく。

そんなわけで、もう一本カロリーメイトを注入するが事態は変わらず。
まあ、いいや。
のんびり一人旅で、黙々と上りましょう。

2~3km進んだとこで、チェーンが外れた指導員さんにも追い抜かれてしまい、苦しい走行は続くが、一応、激坂のための体力は温存しておく程度に、ゆるゆると進んでいきます。

中標津町との町境に到達し、いよいよ裏摩周展望台への激坂に向かって右折します。
この時点で、まだ稚内の方と指導員さんの背中は見えていますので、なんとか距離を縮めたいところ。

最初の1kmはゆるい坂が続きます。
ふふふ、裏摩周の坂、大したことないではないか。
鼻歌交じりで、立ち漕ぎを交ぜ、ふんふんと進んでいきます。

しかし、残り2kmのところから、真の裏摩周への上りが始まった。
激坂に対峙して、あわててギアをインナーに落とすが、すでに脚も心もやる気を失ってしまった。
時速ひとケタのふらふら走行で、みるみるうちに先行の方の背中が見えなくなりますよ。
さようなら、ケツを取り戻した指導員の方。
さようなら、稚内からいらした方。
稚内サイクルのオヤジによろしく伝えておいてください。

「あー、俺って、こんなに上り弱いのかあ」としょぼーんとしながら、うつむき加減に坂を上ります。
もう前を向いて、坂に立ち向かう気力もない。

それでもペダルを漕ぐ限り、前には進んで行き、高度は上がっていくものだ。
もう少し、あと少し。

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てっぺん付近で、スタッフの方が撮ってくださった写真。

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なんだかんだで、カメラ目線を決めるぐらいの余裕はあったのだな。
恐るべし、カメラの力。
撮影、ありがとうございました。

どーにかこーにか、第5CP裏摩周展望台へ到着。
押しを入れずに、上りきっただけでよしとしましょう。

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パンをいただきましたが、すんません、味の記憶が全くありません。

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記憶がないということは、少なくともマズくはなかった…、いや、そんなことを言ってはいかんな。
記憶にはございませんが、大変、おいしゅういただきました。

展望台から、摩周湖はよく見えましたよ。

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グランフォンド摩周では、表からの摩周湖を制覇し、きよさとでは裏からの摩周湖を制覇する。
2つのイベントを合わせて、真の摩周湖マスターとなるのであった。

苦しかったですが、実際上ってみると、この手のサイクルイベントには「ボスキャラ」的な上りがあると、より印象に残ってよいですね。
裏摩周、満喫させていただきました。

さて、時刻も15時を過ぎ、標高が高かったり、ヒルクライムでかいた汗が冷えてきたこともあり、寒さを感じるようになりました。
最後のダウンヒルに備えて、秋物ジャージに着替え、グローブも指ありのものに履き替えましょう。
(グローブや手袋を「履く」と表現するのが北海道人なのである)

(つづく)

by gossy54200 | 2015-07-05 18:47 | ロード | Comments(2)  

Commented by pen at 2015-07-06 18:59 x
奇しくも1枚目の裏摩周の頂上付近の写真と、私のブログにあげた新見峠頂上付近の写真が同じ雰囲気です^^;
でも新見は多分最大斜度10%程度だと思われますので、裏摩周の坂はその比ではなさそうです^^;
Commented by gossy54200 at 2015-07-06 21:19
感覚的には10%までは行かず、ずーっと8%ぐらいの一定の斜度が続くという感じでしたね。
ただ、距離は2km程度と、激坂区間は短いですので、新見峠の方がキツイのではないでしょうか?
新見は行ったことないのですが……。
パノ3、ニセコでのご健闘をお祈りします。

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