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2016北海道マラソン参加記(その1)

《心構え》

真夏の暑い中に行われる北海道マラソン。
厳しい気候条件のため、記録狙いには不向きの大会であると言われています。
んでもって、その言葉にすっかり甘えきってしまって

「道マラは完走できればOK、タイムは二の次」

などと、甘ったれたしみったれたことを考えて、過去4回は臨んできたような気がします。

しかし、今年の北海道マラソンは私にとって特別なものなのです。
安易にファンランでいいやなどと考えず、記録狙いで行こうと覚悟を決めました。
以下、その理由。

・先月の釧路湿原マラソンの結果がショボすぎて、これはリベンジしなくてはと思った。
・みやすのんきのマラソン本に影響された。
・通算10回目のフルマラソン&5回目の北海道マラソンの集大成にしたかった。
・美幌のデュアスロンが中止になって、ここに全情熱をぶつけるしかないと思った。

《8月の練習》

釧路湿原マラソンで「このままではダメだ」と思った。

ジム通いをしているので、ついつい使わないともったいないと思い、外を走らずに、トレッドミルに逃げてきた。
しかし、トレミでは走力はつかない。
やはり、実際に地面の上を走ってナンボだろと。
8月になって、心を入れ替えて、外を走るようにした。
雨が降っても、ランニングコースのある湿原の風アリーナを使い、トレッドミルは使わないように心がけた。

んで、みやすのんき本の影響で、フォームを変えたところ、今までよりも少ない労力でキロ5分を切って走れるようになってきた。
初めて岩本能史さんの本を読んだとき、今までキロ6分以上かかっていたのが、いきなり5分台で楽に走れるようになったのと同じぐらいの感覚で、私の中で、パラダイムシフトが起きた。

トランプの大富豪をやっていて、3を4枚出されたときのような衝撃である。
これは奥さん、革命ですよ。革命。

ただ、美幌対策もあったために、8月になっても実走は150km程度で、ロング走もハーフの距離2回やった程度なんだよね。
うち1回は30kmの予定を途中でやめているし。
大会6日前のハーフ走で、すっかり大腿四頭筋が筋肉痛になり、あ、これは長距離走る衝撃に耐えうる着地筋ができてないなあと。

ラン10km+バイク80km+ラン10kmのひとりデュアスロンも、かなりしんどい練習だが、これではフルマラソンに耐えられるような着地筋は鍛えられないというのが、私の体感的な感想。
やはり、バイクではランニングに使う筋肉は鍛えられないのである。

《大会前日》

朝の釧路発の高速バスで札幌へ。
12時過ぎに到着し、大通公園で受付を済ませます。

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去年の別海でそこそこ走れたのが効いて、今年もCブロックスタートを死守です。

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やっぱ、都市型マラソンは華やかでいいなあ。
明日はこんなところを走るのかと思うと
自然とテンションが上がる。

んで、もう一回バスに乗って、岩見沢の実家に戻ります。

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当日の天気をチェック。
気温はスタート時21度で、ゴールが予想される13時でも25度と、申し分ない。
しかも、湿度は低く、風向きは復路で追い風と、完璧である。
真夏日の北海道マラソンも経験した身としては、これ以上にないぐらいの予報である。
これで自己ベスト出なければ、マラソンは引退、いや、死んでお詫びしなければならないレベルの最高のコンディションである。
これで失敗レースになっても、言い訳は一切出来ない。

ブログ上の親切な方のアドバイスにより、前日に2RUNを1錠投与し、攣り対策に備える。
カーボローディングは意識せずに、実家でちょっと豪華目の食事を摂ります。
OS-1でウォーターローディングするけど、小便が近くなって、私には合わないのかなと?

24時間テレビで、不覚にもたい平さんにグッと来るものがあったが、だからと言って100km走る必然性はあるんだろうかね。
どうしても100km走りたいんなら、あんなTV局のスタッフとかに頼らずに、サロマとかのウルトラマラソンに出ればいいじゃんと。
作られた美談があまり好きではない私。

あまり薬に頼るのは好きでないが、眠剤に頼って、グッスリ眠ることを優先しました。
22時には就寝。
おやすみなさい。

つづく

by gossy54200 | 2016-08-30 21:12 | ランニング  

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