プール中毒

北海道マラソンが終わってから、すっかりプール中毒である。
とりあえず、週2~3回ぐらい通おうかなあと思っていたら、気がつけば休館日の月曜以外はほとんどプールに行っている状態であり、我ながら、一体どうしてこうなってしまったのかと、頭を抱えているのである。

9月より、今通っているプールで水泳教室が始まったのだが、間違いなくビート板キックでイヤになることは目に見えているので、受講はせずに、我流でどこまでできるのか日々挑戦するのであった。
ふん、ビート板キックで10mも進むことができなくたって、クロールは泳げるんだってことを示してやるもんね。

今は、DVD「もっとカンタンクロール」に出ていたドリル練習を中心にやっている。
このドリルでありがたいことは、私の大嫌いなキック練習が一切ないことである。

んなわけで、自学自習で水泳道に励んでいるわけだが、イマイチ効果が薄い。
なんとなく、2本のレールに乗っかってうまく左右の体重移動ができているなあと思ったら、次の日にはグダグダになっていて、どうもどこをどう改善すればいいのかわからない。

にっちもさっちにも行かなくなり、プールの中でアジャラカピーと気が狂いそうになったところで、私に光を与えてくれる存在があった。

そう、それは去年、私に何度が的確なアドバイスを下さった「元校長」の存在なのである。
あまりにひどい泳ぎをしていたのであろう。
ついつい見かねたのであろうか、1年ぶりに元校長のレクチャーが始まったのであった。

まず、ブレス時に頭が上がりすぎることを指摘された。
腕の位置が高いから、頭が上がる。頭が上がるから脚も沈む。もっと腕の位置を下に下げれば、それにつられて頭の位置も下がる。頭頂部は水没させたままでいい。とにかく口さえ水面に出せればOKだ」と。
図示するとこんな感じ。

a0156548_21585472.jpg
んでもって、「入水はもっと近くでよい。もっと水中深くに腕を差し込む感じでよい」とTIっぽいアドバイスをしてくれた。
私が冬の間通っていた水泳教室で否定された泳ぎ方である。

とりあえず6ストロークぐらい教えられた方法で泳いでみた。
ちょっと苦しいような気もするが、脚が沈む感覚はなくなったような気がする。
「まだ力が入っているけど、形はよくなってきた」と。
なるほど、腕を下げれば頭は上がらないのかと、新たな発見があった。

今度はダラーンと肘から先の力を抜いて、ダラダラと泳いでみた。
お、これは楽じゃねえか。すげー楽だ!
スピードはないけど、ものすごくリラックスできて、散歩するような感じで泳いでいる。

50m泳いでも、全く息が切れることはなかった。
これで1ストローク辺りの距離が伸びるようになれば、十分いけるんじゃないかという手ごたえをつかんだ。

次の日になっても、腕を下げたダラダラ泳ぎは絶好調であった。
再び元校長氏に見てもらったところ
「うん、すぐに500~1000mは泳げるようになるよ。あとは脚を開かないようにすればもっとよくなるね」とのこと。
で、プルブイを挟むがごとく、脚を閉じてみたところ、脚があっちこっち行かないで、真っ直ぐ保たれているのがいいのか、蛇行して進むことがなくなったような気がする。
更に、脚を閉じるとキックを大きく打つことができないので、ますます脚は疲れなくなり、悪くない感じかなあと。

どうも、早く泳ぎたい、沈みたくないという気持ちが強くなり、余計に力だけが入って、ただ苦しい思いをしただけであったような気がする。
力を抜いた方が、体は沈まなく安定するのである。
安定すると、スイーッと軽く腕を動かすだけで、スイーッと進むのである。
キックは沈まない程度に、テキトーに打てばいいのである。
バタ足がほとんどできない私に対して「キックを直せ」と言わないところがうれしいではないか。

選手じゃないんだから、楽しく楽に泳げばいいんだよ」という元校長の声に、今後の水泳の楽しみ方の方向が見えてきたかなあと。
速さよりも楽にを追い求めて行こうではないか。

競泳をベースにした水泳教室のやり方が正しいのかもしれないか、別にマスターズの大会に出るわけじゃあない。
斉藤一人さんも「正しいことより楽しいこと」と言っていたし、やはり私は元校長を師とあおぎ、ダラダラ泳ぎにこれからも精進して行こうと決意したのであった。

ちなみに元校長の泳ぎを拝見すると、体が縮こまっている感じで、おせじにもうまいとは言えないのであるが、「名選手名コーチにあらず」の逆で「名コーチ名選手にあらず」ってのが成り立つ場合があるのだなと思えるのであった。

何はともあれ、今月のプール通いも楽しめそうである。
課題は1ストローク辺りの距離を伸ばすことですね。

ごきげんよう。

[PR]

by gossy54200 | 2016-10-03 22:44 | 水泳 | Comments(2)  

Commented by pen at 2016-10-04 09:30 x
スイーッと進む感覚を一生知らずに死んでしまうと思われる私です。・・・って書いてたら泳ぎたくなって来ました。でもまだランの優先順位が上^^;

・・・スイーッと進んでみたいなぁ
Commented by gossy54200 at 2016-10-06 22:24
スイーッと進むと言っても、実際は大して進んでないです。
ひとかきで今までと同じぐらいの距離を、より力を入れないで進むことができるぐらいの違いでしょうか。

しかし、この「力を入れなくても進む」という感覚が病みつきになりそうです。
ちょっとした身体の使い方ひとつで、全く感覚が変わってしまうのが、スイムの面白いところかもしれません。

<< 今、日清の鴨だしそばが熱い! ハイガースピンバイクHG-YX... >>