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2017自転車通勤開幕戦(目指せ大転子ペダリング)

ようやく道東の長い冬も終わりに近づきつつあり、本日より自転車通勤を再開いたしました。

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雪の少ない釧路では、先週から自転車に乗れる状態だったのですが、みやすのんき先生の「大転子ウォーキング」の研究のためと、TOEICのリスニング教材を聞きながら通勤できるという点から、徒歩通勤を貫いてきました。
ただ、30分の徒歩通勤が自転車だと10分に短縮されることや、通勤路にはスーパーがないので、帰り道に買い物に行きやすいという点からも自転車通勤の方が圧倒的に有利であると言えるでしょう。
TOEICの教材なんて、家に帰ってからゆっくり聞けばいいのです(でも家だと聞かない)。

ユニクロのジョガーパンツは自転車通勤に最適です。

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私が中学生ぐらいのときにはやったジャージのように、裾の部分がゴムでキュッとなっているので、裾バンドがいらないところがいいですな。
家にある全てのズボンを、ユニクロのジョガーパンツにしようと思っているぐらいに気に入っています。

さて、私は日々みやすのんき先生の著書をヒントに「大転子ランニング」の修行を積み重ねている身なのであるが、実はみやす先生の本は自転車のペダリングにも役立つヒントが満載なのではと思っています。
ランニングで、「脚をはさみこむ」シザース動作が重要なのと同じように、自転車でも踏み込む足に力を入れるのではなくて、反対側の足を素早く戻すことが大事なのではないだろうか?
左右の素早い切り替え動作で、スムーズなペダリングができるのではないだろうか?

踏み足と反対側の足を重視するというと「引き足」をイメージされると思いますが、引き足とは違います。
引き足だと「上に引き上げる」力となって、前への推進力に寄与しないと思います。
みやす先生の「ひぃこらサブスリー」kindle版No.645の図のイメージでしょうか?

と言っても、「ひぃこらサブスリー」を読んだことのない方にとってはさっぱりわからないですので、著作権に反しない程度で図示すると、引き足を使ったペダリングは、以下の図のように歩く感じで上下動が多く、効率的でないように思います。

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引き足を使って、上方向の力をかけて「ペダルを引き上げる」のではなく、堂城賢さんの著書に書かれているように、あくまで「足裏に荷重を感じながら」(すなわちペダルには下方向の力がかかっていると私は解釈しています)、大転子を先行させて、11時方向から1時方向に滑るように股関節から脚を動かすイメージです。
1時方向まで脚が動けば、あとは自重で脚は勝手に落ちるので、踏み足もさほど重要でないような気がします。

ちなみに堂城賢さんの「自転車の教科書」で、最初に出た単行本では「12時から3時方向でクランクが動くとき、一番効率よく前に進む」と書かれていましたが、後に出た文庫版(kindle版も)では「自転車を最も効率よく前に進める場所は11時~1時」と改訂されています。
ランニングのシザース動作と重ね合わせると、11~1時で前に進むというのは理にかなっている説明だと思います。

とまあ、しちめんどくさいを考えながら、6kmほどくるくるペダルを回していました。
左右の素早い切りかえしを意識すると、ケイデンスも早くなります。
引き足で上に引き上げる動作がなく、上下の動きが抑えられるので、回転数を上げてもお尻が浮くことがありません。

ちなみにランニングではピッチは1分間に180~200ぐらいが妥当であると言われていますが、ランニングのピッチは片足が地面について1回と数えますので、これを1分間のペダルの回転数に換算すると90~100となり、自転車でもケイデンス90~100ぐらいで回していくと、トライアスロンやデュアスロンの「バイク→ラン」の移行に生かされるのではないでしょうか。

そんなわけで、「俺は自転車一筋だ、ランニングなんてやらん!」って方も、一度みやす先生の本を読まれることをお勧めします。
堂城賢さんの本とセットで読まれると、色々気づくことがあるのではないかと思います。

ごきげんよう。

by gossy54200 | 2017-04-03 21:31 | MTB  

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