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2017ビホロ100kmデュアスロン参加記(その3)

その1 その2

さて、第一ランが終って、トランジッションエリアへと小走りで向かいます。
バイクの元へと走り、ジェルを補給して、んで、バイク押しながらバイクスタート地点まで走りますよ。
スタート地点まではバイク乗っちゃダメってルールです。

さすがにフラットペダルだと、トランジッションで靴を履き変える手間が省けてスムーズですね。
2分弱でちゃちゃっとトランジッション済ませて、バイクパートをスタートします。
はっきり言って、トランジッションで省けた時間など、80kmのバイク走行時間に比べたら誤差の範囲内ですがね。

まあ、抜かされる、抜かされる(涙)

思えば2年前は、第一ランが終った時点で128位と、半分以上のバイクが出払っている状態なので、そんなに抜かれなかったのですが、まだ2/3ぐらいのバイクが残っていた今年は面白いように抜かされていきます。

ただ、ここであせってはいけませんね。
「全ては第二ランで勝負!」と、じっと軽いギアでくるくる回してしのぎます。
第二ランで脚を残すために、ひたすら軽いギアを使う作戦で行きましょう。

2年前はオールアウターで踏めたのですが、今年はちょっとした坂でもインナーに落としてくるくるとしのぎます。
思えば2年前は、フロントディレイラーの調子が悪くて、チェーン落ちしてしまう頻度が高く、インナーに入れたくても、チェーン落ちのリスクを考えると、そのまま行っちゃえと我慢していただけなのですが。

10kmぐらいの上りで、山口県からのたかさんの背中をとらえます。
ふー、抜かされてばっかりの展開で、ようやく抜ける人が現れたよと、一瞬抜かしましたが、すぐに抜き返されます。

15kmから25kmぐらいまで、ゆるゆると上り基調です。
2年前は向かい風で25km/hも出ませんでしたが、今年は風もなく、そこそこ走れています。
それでも、誰一人抜かすことができず、この区間でも抜かされまくりでしたが。
サイコン見たら、Ave28.5km/hと私にしては遅くないのですが、周りが速すぎるのじゃ!
スピード違反じゃ!スピード違反じゃ!

速い人を観察すると、ケイデンスは私よりも低くて重いギアなのだが、力で踏んでるって感じがなくて、スイーッと滑るように進んでいるって感じなんだよね。
機材の差もあるかもしれないが、根本的に私とはポジションやペダリングが違っているのでしょうな。
うまく言えませんが、人間の力で止まっている自転車を力ずくで走らせているのではく、自転車が進んでいる力を人間がうまくアシストしているって感じに見えます。
もうちょいじっくり観察したかったが、悲しいことに、あっと言う間に視界から消えるものでなあ(涙)。

30kmぐらいで国道243号線に入り、下り基調で30km/hオーバーで進みますが、やはりガンガン抜かされていきます。
第一ランの貯金が一気になくなっていきます。

40kmぐらいで、「一周目の人は左折、二周目の人は直進」と案内が出ます。
ズルして直進したい心境でしたが、足首につけているセンサーできちんと通過チェックされますので、ズルはできませんよ。

途中、給水でボトルが渡されるところがありましたが、まだボトルの中のスポーツドリンクは半分以上残っていたので、ここはパスしましょう。
気温20度、曇りと涼しい気象条件でよかったです。
バイク中の補給食は井村屋スポーツようかん一本のみ。
走りながら袋破るとか、そういう器用なことのできない私にとって、袋破らんくても食えるスポーツようかんは神のような存在だわ。
私にとって、バイクの補給食はこれ一択。

井村屋 スポーツようかん(10本/1箱)x3箱セット 11185

井村屋

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前半、周りにガンガン抜かされてあせっていたのか、二周目で若干ペースが落ちてきましたね。
それでも50km地点の上りで再びたかさんを捕らえました。
お久しぶりです。
今度は抜かされませんよ!

再び国道243号線に入った後、いきなり背後から声をかけられて、豪快に一台の自転車に抜かされます。
おお!4N5さんではありませんか。
リザルト見たら、第一ランで10分以上の貯金つけてるんですが、あっという間に4N5さんの姿は、はるか遠くへと小さくなっていきました。
やっぱ、デュアスロンではバイクは重要なパートだね。
結局、バイクパート終了時点で、逆に4N5さんとは5分以上の差をつけられましたよ。

60km過ぎた辺りから、時計が気になってきます。
目標の4時間半切りのためには、バイクパートを3時間半以内で終らせたいんだが、ビミョーな感じですね。
ペースは落ちもせず上がりもせず。
28km/hぐらいのペースで淡々と進みます。

70kmぐらいに入ってくると、もう「早く終れ早く終れ!俺は一刻も早く自転車を降りたい」と。
これを考えると、400kmや600km自転車に乗りっぱなしのブルベの人を尊敬します。

ラストの競技場への上りで、意地になって2~3台抜かして、バイクパートを終らせます。
ここだけは軽いギアでくるくるなんてことはせず、立ち漕ぎで一気に行っちゃいましたよ。
第二ランのことなど知ったこっちゃない。
こっちは早く自転車から降りたいのだ。

バイクパートを終えて、大時計を見ると、タイムは3時間32分台。
2年前の第二ランのタイム(57:59)を考えると、4時間半切りはどうかってとこですね。
しかし、ここまで来たら、とにかく走るしかないのです!

バイクタイム 2:47:21(102位)

※ 後日、大会本部から記録の訂正があってバイク順位は102位でなく、118位に訂正されてしまいました。リザルト一覧見て、私よりタイムが上の人が私より下の順位だったりでなんかおかしいなあとは思っていたんだけどね。

第一ラン+バイクタイム 3:32:14(106位)

平均時速は28.0kmと2年前に比べて上がっていて、バイク自体の順位は2年前(103位)と大して変わってないんだけど、さすがに50台以上に抜かされると、「ああ、俺自転車遅くなったなあ」って思っちゃいますね。
1部の男子で抜かしたのは、2~3台ぐらいしかなかったと思います。

※ バイク順位が102→118位に訂正されていたので、順位的にも2年前より結構落ちていますな。タイムが2年前よりよかったのは気象条件の差なのでしょうな。

ちなみにリザルトを見ると、途中20インチのタルタルーガで参加されていた方にも抜かされていたようです。
車輪のちっこい自転車に抜かされた記憶なかったんだがなぁ。
しかし、OTKさんの16インチのブロンプトンには抜かされずにすみ、どうにか、かろうじて700Cロードの面目は保ったというところです。

《バイクパートの感想》
・トランジッションの手間よりもビンディングシューズは大事
・TTバーが欲しい
・エアロロードが欲しい(←New)

※ ガーミンの走行ログ

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心拍数は最高で170、平均で153と、バイクパートでも心臓を酷使していますね。
そして、ここでも80kmに満たない距離は健在であります。

つづく

by gossy54200 | 2017-08-27 21:24 | デュアスロン  

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