大会1週間前の本日は、レースペースで10km走。
などと思っていたのですが、前日「ああ、たまには自転車乗らなきゃなあ」と、発作的にロードバイクで60kmほど走ってしまい、更に、「うむ、やはり今月300kmの距離は踏んでおきたいな」と、ただの距離稼ぎ16kmジョグを敢行してしまったのであった。
もうビホロは終ったというのに、なんでこんなときにひとりデュアスロンをやってるんだ?
まあ、30km以降の疲労をシミュレーションするためには、このぐらい前日に体を酷使してもいいだろうというのは、今日になって発作的に思いついた言い訳。
「ああ、今日は本気で走らなければならないのか。疲れるなあ、嫌だなあ」と思いながら運動公園へれっつらゴー!
ビホロ以来の本気モードで走ります。
キロ5分の感覚がよくわからないので、時計も見ないまま、うりゃーっといきなりエンジン全開で走り出します。
最初の1kmのラップが4:28!
うむ、速すぎる。
速すぎるが、もうスピード調節するのも面倒なので、全力で行っちゃおう!
と言うわけで、ビホロの第一ランレベルで全力で行きました。
サブ3.5のレースペースよりもキロ30秒ぐらい速いです。
しばらくスピード練習なんてしてないのに、むしろ7月のスピード練習より速くなっています。
ラスト1kmはサブ3ペースよりも速いペースでひぃこら言いながら走ってました。
なんだかんだで、数ヶ月前よりも地力がついてきているなあと感じました。
なんとなく思うことは、「スピード練習をしたからスピードが上がる」と言うものではなく、普段のジョグ+プチビルドアップ走で地道に走力をつけた結果、ついでにスピードも上がるものなのかもしれません。
スピード練習は、スピード向上の手段というよりは、「このくらいのスピードで走れる確認」として位置づけたほうがいいような気がします。
心臓は酷使しました。
ガーミン先生から、3日間のリカバリータイムを取るように指示されました。
(でも、守らない)
また、スピードを上げるときは、ピッチは一定にストライドを伸ばそうと思うのですが、なかなかうまくいきません。
大体、普段のピッチは195、ストライドは0.9mぐらいなのですが、ついついシザース動作をしっかり入れなきゃと思い、ピッチまでが上がっていきます。
ピッチだけなら高橋尚子さん(ピッチ209)レベルです。
もうちょいピッチ落とせれば、心肺もラクになるのでしょうがね。
ストライドはレースでも1.1m程度で、今後、更に速くなるには、キレのある前後の脚のはさみこみでストライドを伸ばしていかなくてはいけないのでしょう。
(以前はストライドを伸ばすために後ろ足で蹴っていましたが、これだとピッチが落ちた間延びした走りになるし、なにより30km以降の足のダメージが半端ないので、去年から「蹴らない」ことをテーマにしています)
しばらくキロ5:30~5:50ぐらいのゆるジョグしかやってなかったんで、レースペースで走れるかなあと、ちょっと不安はありましたが、思った以上にスピードがあることが確認できました。
と言うか、ちょっとやり過ぎたか、現在、全身がガクガク来ています。
今週は、疲労抜きのゆるジョグ+1回だけキロ4:45~4:50ぐらいの短いペース走を入れて、別海に向けて万全の体制で臨みたいと思います。
待ってろよ、鮭一本!
ごきげんよう。