別海でサブ3.5を達成した自分へのお祝いに、ニューシューズを買ってあげてもいいんじゃないかなという気がしました。
ナイキのスピードライバル5は、名前通りキロ4分台のスピードでびゅんびゅん走るにはいいのですが、フルで使うにはちょっと衝撃が大きいかなあと。
とは言え、練習用のアシックス ゲルフェザーグライド4は、スピードライバルに比べて重たいし、イマイチ反発力が弱くてレースで使うには物足りない。
私の評価としては、ゲルフェザーの方が走りやすいが、スピードライバルの方が速く走れるというところです。
上のアシックスのシューズチャートを見ると、ピッチ走法ではターサージールよりも、スカイセンサーグライドが向いているということなので、あまり深く考えずにAmazonでポチッと。
多分、持っているゲルフェザーグライドと同じサイズで大丈夫だろうと、試し履きもせずに勢いで買っちゃいました。
アシックスのシューズは、ナイキやアディダスと比べると、デザインが残念です。
この不自然なツートンカラーはいかがなものかと。
まあ、しかし、デザインで走るわけではないので、これはこれでいいでしょう。
問題は実際に走ったときの感触です。
日本のメーカーらしく「翔走」などと刺繍がありますが、メイドインベトナムです。
ゲルフェザーグライド同様にフラットソールです。
ガンガンピッチを稼ぐ私のスタイルでは、このソールが切り札になるに違いない。
早速走ってみました。
雨が降っていたので、「湿原の風アリーナ」で室内ランです。
買ったばっかりのシューズを汚したくないので、むしろ室内デビュー望むところです。
最初履いた感触は、「ゲルフェザーグライドに比べるとちょっと固いかなあ。アディダスのmana7っぽい感じかなあ」。
数歩歩いた感触は、「ターサージールを試し履きしたときは、最初の一歩から弾むようなワクワクする感じがあったが、いたって普通かなあ」。
などと、足を入れたときは、そんなにいい感触はなかったのですが、まあ、つべこべ言わずに走るのだ。
これはいい!すごくいい!
正に、スピードライバルとゲルフェザーグライドの長所を合わせ持った、私にとってドンピシャのシューズです。
スピードライバルの軽さと反発力に、ゲルフェザーグライドの安定性が加わった感じです。
最初はキロ5:30ぐらいで走っていましたが、シューズの方から
「Hey!ボーイ、このシューズの本気はこんなもんじゃないぜ!もっとスピード上げてみな!」
と挑発されるような感じがあり、グングンとスピードが上がっていきます。
キロ5:00、キロ4:30とスピードを上げるにつれ、私の中のドーバミンがどばどば出てきて、走るエクスタシーを味わえました。
やるじゃないか、スカイセンサーグライド。
ターサージールに比べて、あんまりインプレ記事もないし、量販店でも売っていないので「どうなのよ?」と思うところもありましたが、ピッチ走法で、フルの後半の衝撃が辛く感じる方にとっては、ターサージールよりもこっちの方がいいのではないでしょうか?
実際に、これでフルを走ったわけではないので、ここで断言するわけにはいきませんが。
つくばの勝負シューズはこれで行きましょう!
来月の30km走で、長距離特性を試してみたいものです。
ごきげんよう。