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ダイヤモンドヘッドへご来光ラン

ハワイ自主トレ第三弾。

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ハワイで有名な山と言えば、ワイキキビーチから見えるダイヤモンドヘッドが真っ先に思い浮かぶでしょう。
写真の中央に写っている山ですね。

標高は232mと、日本の誇る3776m富士山に比べるとはるかにショボイのであるが、山が低いということは、逆に考えれば登りやすいということで、せっかく来たのであるから、ここを登らない手はないのである。

んでもって、富士山でも日の出の「ご来光」を見るのが大人気であるように、ハワイでもダイヤモンドヘッドの「ご来光」を見るのがポピュラーな朝の過ごし方なのである。
そんなわけで、せっかくハワイに来たのにわざわざ5時に起きて、真っ暗な中ダイヤモンドヘッドへと向かったのであった。

一応、ダイヤモンドヘッド方面は早朝も路線バスが走っているのですが、どうせなのでワイキキからランニングで行きましょう。
登山口までは5kmぐらいだったでしょうか?
この山はけちくさい山で、登るのに1ドル取られるのであった。
受付で1ドル払って、入山いたしましょう。

真っ暗で写真なんか撮っても仕方がないので、暗闇の中をずんどこ上ります。
特に危険なところもなく、小学生でも十分上れる道でしょう。

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途中、夜景がきれいだったような気がしたが、写真技術のためか、こうやって見てみると全く大したことがない。

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日の出の20分ぐらい前に山頂に到達します。
風が強くて寒く、「さっさとのぼらんかい!太陽」と勝手なことを思っていた。

山頂はすげえ人でしたね。
そのうち9割ぐらいは日本人でありましたが。
我々は日本に来る中国人観光客を「うるさい」と非難する傾向にあるが、ハワイの日本人を観察すると、我々も人のことは言えないんじゃないかって気分になった。

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徐々に明るくなっていきます。

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ピカーッ!

もうちょっと感動するかなあと思ったけど、「ああ、日がのぼったなあ。ふーん」レベルの感想でしかなかった。
何でこんなもんに、こんな多くの日本人が詰め掛けているのかさっぱりわからない。
何事でもそうなのだが、物事に対する期待値が高いと、得てしてがっかりするものなのだよね。
元々、私はテレビの初日の出中継で多くの人が集まっているのを見て、「あいつらこのクソ寒い中バカじゃないか」と思うぐらいのひねくれ者なので、まあ、妥当な感想といえば妥当な感想でしょう。

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さようなら、ダイヤモンドヘッド。
思わず辛口の感想を持ってしまったが、きっと寝不足と旅の疲れでイライラしていたのもあったのだろう。
ひょっとしたら、また来るかもしれないので、そんときはよろしく。

ダイヤモンドヘッドを下りて、朝飯を食べましょう。

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この店にある「マラサダ」という食い物がんまいんだそうです。
注文してから、焼きたてのものをいただくことができます。
注文待ちの間、メタボオヤジがヘロヘロになってランニングをしていたが、マラサダを食った瞬間にポパイがほうれん草を食ったかのごとく、いきなりパワーアップしてシャキシャキ走り出すという、いかにもアメリカンなCMを見せられた。

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どうせこんなもの、ただの砂糖まぶしたドーナツみたいなもんだろうと、全く期待しないでパクリ。

う、うまいではないか!

外はサクサクしているのに、中はもっちりとして、バッチグーの食感であった。
ここまで10kmぐらい走ってきて腹が減ったことも、いい調味料となっている。

期待値が低い状態で、思わずいいものに出会うと感動もひとしおである。
しかし、私はわかっている。
もう一度この感動を味わおうと、再び同じものを食べたとき、「あれ?こんなもんだっけ?」とガッカリすることを。
何事も過度な期待は禁物なのである。

物価の高いハワイですが、これで1.6ドルなら十分「あり」でしょう。
Leonard'sのマラサダ、ちょっとワイキキからは距離がありますが、おすすめです。
朝っぱらから結構並びますが、ほとんどが地元民ということから、これが観光客用のボッタクリグルメでないことがわかるというものよ。

そんなわけで、ダイヤモンドヘッドよりもマラサダという、早朝15kmランのお話でした。

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Mahalo~♪

by gossy54200 | 2018-02-10 09:10 | ランニング  

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