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肩甲骨は寄せるのか開くのか

ゴールデンウィーク突入。
正直、そんなに連続で休みいらんので、その分、適当な週の平日にどっか一日自由に休めた方がうれしいんだがね。
国民が一斉に休む祝日を増やすのではなくて、どこでも自由に休んでいいよって日を10日ぐらい国民の権利として与えて、もっとフレキシブルに休んだ方がいいような気がするんだがね。
えっ、それを世間では「年休」と言うのですか?
というか、何ですかそれ?おいしいの?

そんなわけで、ゴールデンウィークだからと言って、特に何をするわけでもなく、まずは図書館で借りた本を読みます。

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マラソン小説「ヒート」。
設定に無理があるし、めちゃくちゃ頑固だった登場人物が、「えっ、こんな簡単に心変わりするの?」ってぐらいに、あっけなく考えを変えたり、何だかなあって場面が多いが、それでもグイグイと読ませられるストーリー展開は心地よい。
ラストは「何じゃこりゃ?」って感じで肩透かしを食らうが、まずはこれでランニングに対するモチベーションを高めていくのだ。

そんで、気持ちが高まったところで運動公園へ。

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一周約3.3kmのランニングコースをぐるぐる回ります。
信号のストップもないし、周回コースなので水を持って走らなくても適当なところに置いておけばいいし、割合お気に入りのコース。

この日は気温が20度近くまで上がり、すっかり初夏の気候でしたね。
半袖Tシャツで走り出します。
つい2週間前に雪が降っていたのがウソみたいな天気でした。

最近、意識してアスファルトの上をあまり走らないようにしていましたが、やはりアスファルトはスピードが出ますね。
最初は1km5:10ぐらいで様子見ていましたが、スピードが上がって4分台でもそんなにキツく感じなかったので、そのままスピード落とさずに20km走り切りました。
ナイキのスピードライバル5、キロ4分台ぐらいのペースに上げるとかなり快適なシューズです。

5kmごとのラップは、25:51-24:35ー23:42-22:41とビルドアップ。
狙ってペースを上げたというよりは、自然に上がって行った感じですね。
単独走でこんくらい上げれれば、今の段階では十分でしょう。
3月の名古屋以来の快走ランでした。


フォーム的には、みやす本を読んで以来意識してきた「腰低」「シザース」「真下着地」ができつつあるような気がします。
今回は「肩甲骨」に注意しながら走ってみました。

みやす本で「肩甲骨は寄せない」ということが書かれていましたが、その真意がよくわからないでいました。
「だって肩甲骨寄せないと、胸張れないじゃないか。胸が張れないと猫背になって、骨盤が後傾するではないか。」という理由から、みやす本に反して肩甲骨は寄せることを意識してきました。

ところが、昨日トレッドミルを走っていたとき、ふと肩甲骨を緩めて、ちょっと肩甲骨を開く感じにすると、妙に上半身の力が抜けてラクに感じたのです。
でもって、窓ガラスに映る自分のフォームを見てみても、そんなに背中が丸まっているようには感じない。
脚の動きも肩甲骨を寄せているときと変わらないように感じる。

ひょっとして、肩甲骨を寄せて胸を張ることと、骨盤が前傾することには全く関係がないのでは?

ということで、今日はちょっとぐらい猫背になってもいいので、肩甲骨を開き気味にリラックスして走ることを意識しました。
特に上りのときに楽になるなあと感じました。
肩甲骨は開こうが閉じようが、みやす本の中に書かれている

・体幹をブラさない
・上半身に壁を作る

ことが肝要なのではないかと思います。

猫背になることを恐れずに、肩甲骨をラクな状態にするのが、長距離を走るためには必要なのかなと思いました。
そして、これはロードバイクにも当てはまるのではないでしょうか?
「猫背=後傾」は必ずしも当てはまらないような気がします。

ごきげんよう。

by gossy54200 | 2017-05-03 20:59 | ランニング  

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