2018北海道マラソン応援

私のランニングの原点は「北海道マラソン」にある。


若いころは運動とは無縁な怠惰な私であったが、2つ目の職場に勤めていたとき、どういうわけか周りにランナーが多く、ちょうど自転車で体重が落ち始めたこともあって、ハーフマラソンに挑戦することにした。
挑戦した大会は「千歳JAL国際マラソン」(当時は違う名前だったような気がする)で、今は毎年6月に行われている大会であるが、当時は9月に行われていた。
初めてのハーフマラソンは復路がほとんど下り坂だったこともあって非常に気持ちよく、「これは来年はフルだ!」と気合を入れて、翌年は千歳のフルの部に参加した(このときから千歳は6月開催になった)。

ところが初めてのフルマラソンは、雨が降って寒いし、30km過ぎてから脚が動かなくなって、ひたすら辛かった思い出しかなく(確か5時間ぐらいかかったはず)、このときは転勤で別の職場に移り、周りにランナーなんていない環境だったので、「こんな辛いことはやってられん」と、初めてのフルマラソンをもって、ひっそりと私は走ることから引退したのであった。


時は流れ2011年。
私は元旦のブログで、大胆にも冗談半分で「北海道マラソン挑戦」を宣言したのであった。



今もこのブログは大して訪問者のいないブログであるが、当時はそれに輪をかけるぐらいの過疎ブログであったので、どーせブログに書いたところで誰からも反応はないだろうと思いきや、某アウトドアショップの自転車売り場の店員Aさん(当時)から、「是非出てみてください」と私の挑戦心をあおるようなコメントをいただいた。
その気になりやすい私は、電撃的にランナーとして復帰して、その年の4月に行われた伊達のハーフマラソンで北海道マラソンへの挑戦権をゲットしたのであった。
(当時の北海道マラソンは、「フルで5時間以内、ハーフで2時間20分以内」という記録を証明出来るものがない人は出ることができなかった)


しかし、私の当時の活動は自転車遊びがメインだったため、夏のいい季節を自転車に乗らずに、ランニングという単調で辛い作業に費やすのが非常にキツかった。
自分で決めたこととは言え、「こんなことはもうやってられん。北海道マラソン完走したら、とっとと引退だ。そのためにも石にかじりついても北海道マラソンは完走しなければならない」と、ますます練習に身が入る悪循環なのであった。

そうして迎えた2011年の北海道マラソン。
当時は午後スタートで、30度ぐらいのくそ暑い中を走っていたのだが、どういうわけか無事完走できて、「あー、やれやれ、こんな辛いことはやめだ。マラソン引退、引退」ってなる予定だったのだが、それを吹き飛ばすような電撃的なランナーの存在があった。

その名は

かっぱちゃん


夏のくそ暑い中でアンパンマンの被り物をして、ただでさえ辛いフルマラソンを、自らますます辛いものにしていく、そのマゾっ気ぶり。
かっぱちゃんからは、拙ブログにもありがたいことにコメントをいただき

「他のランナー、沿道の人にパワーを与えるためにアンパンマンになっています。自分のタイムはどうだっていいです」

という言葉にどういうわけか、私の中でスイッチが入った。
このチャップリン精神、すばらしいではないか!
私も人に元気を与えられるようなランナーになろうではないか!

などと私らしくないことを思ってしまい、気がつけば、私もどういうわけか、フルマラソンを引退する予定だったのに、翌年のびえいヘルシーマラソンでは「青レンジャー」のコスチュームを着て走って、テレビ局にインタビューされたり、間違った方向へと進化してしまったのであった。
翌年の北海道マラソンでは、かっぱちゃんと共に最後尾でスタートし、子供たちにぬいぐるみを配りながら走るかっぱちゃんのサービス精神に、いたく感激した私なのであった。


しかし、マラソンという競技をやっていると、どうしても自分の記録が気になってしまう。
「自分がどこまでやれるのか?」ということを追求したくなってきた。
その結果、仮装ランは封印し、ここ2年はストイックに走ることに専念してきた私なのであった。
「記録を狙うのであれば、暑い時期の北海道マラソンに出るなど言語道断!」と、最初の目標とはすっかりずれたランナーになってしまったのであった。


本当に私は数字だけを追い求めていいのだろうか、もっと大切なものがあるのではないだろうかと、今年の北海道マラソンは帰省を利用して、母親と見に行くことにした。
実際にレースを見ることで、私に「走る原点」を思い起こしてくれるのではないだろうか?

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前田森林公園の辺りで、ランナーを待ちます。
曇り空で、風も涼しく、見ている分には快適な環境でしたが、走っている方は向かい風がきつかったのではないでしょうか?

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先頭集団。
実際に近くで見ると、そんなにランナーに力感はありませんね。
ぴょんぴょん跳ねずに、すーっと前に平行移動しながら、猛スピードで前に進んでいく感じです。
靴音もすごく静かで、忍者のようにあっという間に私の目の前から去って行きました。

そして、先頭集団が通過して約1時間。
人混みの中から、ひときわ目立つ「頭」がひょっこりと現れます。

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今年は日本ハムファイターズユニフォームを着用し、新幹線と共に現れました。
そう言えば、私が初めてかっぱちゃんを見たときも日ハムユニだったな。
思わず私は「かっぱちゃん」と大声を張り上げ、母も「アンパンマーン」と声を出します。

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さようなら、かっぱちゃん。
ほんの一瞬の出来事でありましたが、確かにあなたから元気をもらえましたよ。
24時間テレビのマラソンなんかよりも、こっちの方がよっぽど感動するぜ!
この仮装ランのために、どれだけ努力をしているのか知っている私としては。

来年こそは、北海道マラソンで「チームかっぱちゃん」として復帰しよう。
そう心に決めた今回の北海道マラソンでありました。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2018-09-02 21:09 | ランニング | Comments(4)  

Commented by pen at 2018-09-03 14:40 x
応援お疲れ様でした!
来年は何か目立つ(しかもパフォーマンスを下げない)ウェアを考えたいですけど毎年同じことを思いつつやらないのですw
 別海行きますので、会えると思います!
Commented by gossy54200 at 2018-09-03 21:21
penさんも激走お疲れさまでした。
さすがに道マラクラスになると、人を探すのも一苦労ですね。
こちらも目立つカッコするなり、佐渡みたいに応援ボードのひとつやふたつ作成しておけばよかったと思いました。
別海でお会いできることをこちらも楽しみにしております。
新川通以上に何もない気の遠くなるようなコースを楽しみましょう!
Commented by かっぱちゃん at 2018-09-05 22:31 x
応援ありがとうございました。せっかく駆けつけて頂いたのに気づけなくてすみません。来年はぜひいっしょに走りましょう。いつの間にか仲間も増えてきました。
Commented by gossy54200 at 2018-09-08 21:47
>かっぱちゃん

コメントありがとうございます。
今、北海道は大変な状況でありますが、来年の北海道マラソンで一緒に北海道を元気にしたいものですね!
新幹線が札幌まで延びるまで、あの「新幹線スタイル」を継続されることを期待しております。

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