2018別海町パイロットマラソン2週間前

ガチ走り。

私にとってこれほど気を重くする言葉はない。
キロ5分オーバーのペースで走るのであれば、割合長めの距離でも苦にしない私なのであるが

キロ4分台

というスピードには、体力的な壁以上に心理的な壁が立ちはだかる。

とは言え、曲がりなりにも再来週の別海ではサブ3.15を目指している私でありまして。
サブ3.15を目指すと言うことは、キロ4分37秒という私にとっては超ハイペースで42.195kmを走らなければならないわけで。

普段キロ5分30秒ぐらいで、たらたらと走っている私にとっては、とてつもない高い壁なのであるが、どういうわけか去年のつくばマラソンでは、キロ4分38秒ペースで3時間17分11秒と、今思えば何でこんな速く走れたんだってタイムで完走してしまったのであるから、それを超える目標設定をしなければならないわけで、全く持って去年の私は余計なことをしてくれたもんだと、現在の私は声を大にして言いたい。

一応、目標達成のためにはいつまでもたらたら練習しているわけにはいかないわけで、そろそろめったにやらない「ガチ走り」をやってやろうではないかと、本日は「キロ4分40秒で20km」設定で、別海に向けて自信をつけてやろうと目論んでいたのであった。


「あー、ガチ走り嫌やなー、嫌やなー、明日雨でも降らんかなあ」
と、小学生時代の運動会前日のような気持ちで、床に着いた。
(私は小学校のときの運動会で徒競走はぶっちぎりの最下位が定位置であり、運動会の中止を誰よりも望んでいた)

そして本日目覚めると、雨がしとしと降っている。
ふふ、私の雨の呪いが勝ったようだ。
もう今日は面倒だから体育館でたらたら走ってお茶をにごそう。
なんて思いながら二度寝した。

しかし、二度目から醒めた午後、残念ながら雨はすっかり上がってしまい、本日サボる言い訳がなくなってしまった。
今日も先週同様、サイクリングロードで走ってやろうじゃあありませんか!
ああ、走ってやるとも!


さて、ここで去年の「つくばマラソン」に話を戻す。
なぜ私がつくばで、リミッターが外れたような狂った走りができていたかというと

時計がなくてタイムがわからなかった

というのが、実は大きな要因だったのではないかと思う。
(ガーミン電池切れのため、時計なしで走った)
時計というモノサシがないわけだから、自分の体と相談しながら走るしかないわけで。
余計な数字にとらわれず、ただ「走るという行為に集中していた」から、あの走りができたのではないだろうか。
有名な長距離走のコーチであるアーサー・リディアード氏が主張している

大切なのは自分の感覚であり、ストップウォッチからの解放だ

というのが、マラソンの本質なのではないだろうかと。
時計に合わせるために、自分の走り方を見失い、フォームを崩して走ったところで、最後までもたないのがフルマラソンと言うものだと思う。


そんなわけで、本日の練習は

時計はつけるがタイムは見ない

という方針で、自分の感覚とタイムがどこまで合っているかを確認することにしました。

時間にしばられるから「嫌だなあ」と感じるわけであって、時計を気にしないで「気持ちよく全力で」行けるとこまで行ってやろうじゃないかと。


では、出発。

いつもよりも気持ちストライドを広めにを心がけ、のっしのっしと進みます。
頭をからっぽにして、骨盤をしっかり動かすことを意識しながら、「色即是空、空即是色」「南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経」「アーメン」「インシャラー」と修行僧のごとく、「ガーミンのアラームうるせえわ」と思いながら、時計も見ずに淡々と歩を進めていたのであった。

私が思うにランニングのような有酸素運動は「動く禅」ですな。
余計なことは考えずに、今の一歩一歩だけに集中する。
脚の動き、着地の感覚、腕の動き、呼吸を感じるのである。
大事なのは自分の身体との対話であり、時計ではないのである。

余談ではありますが、そういう「自分の身体との対話」を意識するようになってから、音楽を聴きながら走るなどということは一切しなくなりましたね。
一歩一歩の身体の動きを意識するのに音楽は私にとっては邪魔なのである。

19km地点でようやく時計を確認。
1時間27分台と、ほぼ予定通りのペース。
自分にとってちょうどよいペースは、時計よりも自分の感覚の方がわかっているのである。

そんなこんなで、20km走り切りました。

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ちょうどサブ3.15ペースとなるキロ4分37秒で、よかったのではないでしょうか。
単独走でこれだけ走れれば、集団走となる大会ではもっと速く走れるのではないでしょうか(希望的観測)。

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11kmのところでキロ4分半切ったのは、ちょうどいい目標物(前を行くランナー)があったから。
やはり単独走よりも、前を行くランナーがいた方がペースは作りやすいですね。
一人だとゼーハーするタイムなのに、誰かがいるとそれを感じないのが不思議なところです。

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ストライドはいい感じで伸びてますね。
本番でも115cmぐらい保てるようであれば、いいとこ行けるんじゃないでしょうか。
ピッチは最近は平均こそ190spmぐらいとほぼ一定ですが、細かく見ていくと180~200spmぐらいの間で乱高下があるようで、そこを一定にできれば、もうちょい安定した走りにつながるのではないでしょうか。
ストライド寄りの走りに改造したばっかりなので、なかなかその辺は難しいとは思いますが、意識付けとしてはしっかりやっていきたいものです。

先週の30km走は、余裕を持って終えられたのはいいですが、スピード的にはイマイチだと思っていたので、今日の20km走は先週よりも1キロ辺り30秒速いペースで走れ、まずは一安心と行ったところでしょう。

あとはテーパリングを入れながら、距離は抑え目に、スピード面をもう少し鍛え、別海の本番を迎えたいと思います。
にしても、再来週はこの辛いことを、今日の2倍以上やらないとならないと思うとゲンナリですね。
自分で決めたことだから仕方ないのですが、その辺はなんとかならんものかと思います。
フルマラソンで4時間以上かかっていたときは、「速くなればもっとラクになれる」と思ったものですが、速くなれば速くなったなりにフルマラソンというのは辛いもので、我ながらとんでもない趣味に手を出してしまったと、自分のマゾ属性に気が滅入ってしまうのでありました。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2018-09-23 22:16 | ランニング | Comments(0)  

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