タイトルは宮田珠己氏の著書「ときどき意味もなくずんずん歩く」のパクリです。
宮田氏の著書の中では、発作的に旅行先の利尻島で意味もなく島一周(約53km)をずんずん歩くなんてエピソードが紹介されていたが、私も別海町パイロットマラソンが中止になってしまい、やり場のない悶々とした気持ちを、意味もなくずんずん走ってうさ晴らしすることにしたのであった。
尚、今回のランニングの目的は、あくまで「うさ晴らし」であるので、ペースは適当で時計も見ないで自由に走ることにした。
まずは大会前日の土曜日。
本来だったら大会に備え完全オフ日にするところであったが、中止が決まった以上、大会のことなどどうでもよくなったので、とりあえず春採湖をずんずんと4周回してみた。
しかし、どうもこれだけではうさ晴らしには足りなかったようで、この後ジムで「二次会」という名目で7kmトレッドミルで走り、我ながら何をやっているのかとあきれてしまったが、まあ、今日のところはこんくらいで勘弁してやろう。
日曜日。
釧路は雨はそうでもなかったが、風が強く、とてもじゃないが外なんかに出ている場合ではなかった。
こういう悪天候のときは、湿原の風アリーナのランニングコースを利用すればいいのだが、この施設の弱点は、基本、土日は夜しかやっていないということであり、仕方がないので5度寝ぐらいして、17時ごろ本格的に起床し、休養たっぷりの状態でアリーナに向かったのであった。
一周240mのランニングコースを100周するだけの簡単なお仕事でした。
どうせなら、あと25周して30kmにした方がキリがいいかとも思ったが、アリーナの閉館時間の関係でそういうわけにもいかず、まあ、今日のところはこんくらいで勘弁してやろう。
帰宅してテレビを見たら、大迫傑が半端ないことをやっていて、おったまげたのであった。
私が24km走るよりも15分以上速いタイムで、42.195kmを走り切るんだからなあ。
月曜日。
台風一過で晴れわたる空!
……だったらよかったのだが、霧雨がしとしと降っていた。
しかし、こんなことで怠けているようでは、いつまで経っても大迫には勝てないので、サイクリングロードへ走りに行くのだ。
土日ですでにフルマラソン以上の距離を走っていたし、大迫に勝つつもりも毛頭ないので、今日はそんなに走る必要もなかったのであるが、この3連休は意味もなくずんずん走ると決めていたので、とりあえずハーフの距離ぐらいは走っておくかと。
そして、この3日間の走りの疲れをスーパー銭湯で取り、すっかりリフレッシュしてこのブログを書いているわけであるが、せっかくの3連休をもっと楽しいことに使った方がよかった気がしないこともない。
と言うか、楽しい休日の過ごし方ってどういう過ごし方なのだろうか?
すっかりFacebookに載せるような楽しい休日の過ごし方がわからなくなってしまった悲しい中年毒男の悲哀を感じなくもないが、まあ、ただ好きなように走っているだけで、誰にも迷惑をかけているわけでないから、これはこれでよろしいのではないでしょうか。
ごきげんよう。