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Road to サロマ(ぐるっと釧路環状線)

「環状」と言われれば、何を思い浮かべるだろうか?
恐らく輪っか状のものを思い浮かべるのではないだろうか?

北海道にも札幌や旭川に「環状線」なるものが存在し、町中をぐるっと一周するような道路になっている。
そして道東の都市である釧路にも「釧路環状線」は存在する。
存在するのであるが、札幌や旭川の環状線とは明らかに異なるのである。
何がどう異なるのか、まずはつべこべ言わずに下の地図を見てほしい。

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そうなのである。
釧路の環状線は「環状」と名前がついているくせに、ぐるっと一周せずに3/4周で終わってしまうのである。
こんな無責任な話があろうか?
一周したいのに、3/4周の地点で投げ出されて、「あとは知りません。さようなら」では、あまりに薄情なのではないだろうか?

とは言え、現実問題として3/4周しかないものは仕方がないので、残りの部分はテキトーにつなぐことにして、サロマの練習として釧路環状線をランニングすることに決めたのであった。
環状線自体の長さは20kmちょっとで、残りの環状になっていない部分をつなげば30kmと、ちょうどいいロング走の練習になるだろう。

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道道113号線である釧路環状線は、釧路のランドマークである幣舞橋を渡ってすぐのところの花時計から始まる。
のっけからいきなり上り坂でウゲぇとなるが、距離は短いのでここは我慢。

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坂を上りきったとこで、釧路環状線の標識が現れた。
こっからは太平洋の海をめがけて下っていきます。

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うみー!

私はせっかく海沿いの街に住んでいるのに、ほとんど海を見ることなく過ごしている。
まあ、釧路の海は水が冷たすぎて、夏でも海水浴もできないレベルなので(釧路に海水浴場は存在しない)、別に海を見ない生活でも全く差し支えないのだが。

写真の線路は、石炭を運ぶために使われています。
この写真を撮る2分ぐらい前に列車が通過したのだが、写真に収められなくて残念だった。
まあ、写真に収められなくても、私は見ることができたので、それでいいか。
ちなみにこの鉄路はひっそりと今月末で廃止になるのだが、廃止直前にも関わらず、鉄道マニアがわんさと押し寄せることもなく、極めて平和な鉄路なのであった。
うん、廃止前に動いている列車が見られてよかったよ。

海が見えてからずんどこ進んでいくと、一気に50mぐらい高度を上げていって、あーしんど。
でも、坂らしい坂はこれで終わりなんで、えっちらおっちら進んでいきましょう。

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武修館高校近くの高台より、釧路市街を見下ろす。
こっからは下りで楽チン。

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道道113号線は途中より国道44号線と重用区間になり、イオンとかの郊外店が並ぶ退屈な道になります。

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国道との重用区間が終わり、道道113号線が復活するのだが、ここまで来ると車で何回も通った道だし、道はひたすら真っ平らで単調だし、疲労というよりは退屈との戦いでしたね。

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国道38号線とぶつかり「いきなりステーキ」が出てきたところで、道道113号線である釧路環状線は終点となるのであった。
国道との重用区間を含め約23kmの道のりでありました。

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前半は釧路市内でもめったに行かないところを走り、そこそこアップダウンもあり退屈しませんでしたが、国道に入ってからは見慣れた風景になってしまい精神的に苦行でしたね。
ともあれ、今月3回目の30km走を無事に終えることができたのであった。

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なんか健康的なことをすると、不健康なものを食べたくなりませんか?
いや、30km走ることからして、すでに健康の域を超えているような気がしなくもないが。
ヘロヘロになった体に、森本稀哲考案の北海道限定のカップラーメンで、ジャンク成分を取り入れるのだ。

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「後先考えず、この瞬間に集中する」
確かにそうなのであるが、このことはカップラーメンを食べるときではなくて、走っているときに必要な言葉だったと思う。
一体何を思って稀哲氏は、この言葉をカップラーメンのふたに記したのであろうか?

30km走って、カップラーメン食って、サウナに入って「ウェ〜イ」となった私であったが、なんとこの日ラン仲間は札幌〜美唄の56km走に取り組んでいたというではありませんか!
これは負けてはいられないということで、月末は50km走に取り組んでやろうなどと密かに燃えている私なのでありました。
待っていろよ、サロマ!

ごきげんよう。

by gossy54200 | 2019-03-22 21:06 | ランニング  

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