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Road to サロマ(アリーナぐるぐる60km反省会)

んなわけで、令和の一発目から体育館を250周するというクレイジーなことをやったワタクシでありました。

先月の白糠往復55km同様バテることもなく万々歳といったところであるが、ここで浮かれているとサロマ本番で痛い目にあいそうなので、反省するところはしっかり反省して身も心も引き締めておきたいところである。


《ズームフライフライニット(ZFFK)は超長距離ではどうなのか?》

今回のテーマはZFFKがフルを超える距離で通用するのかということでした。
結論を言えば「通用する」の一言で片付けられるのですが、「えー、こんなの聞いてないよ〜」と誤算だったこともありました。
その誤算とは

踵が私の足に合っていない

という、シューズとして致命的なところである。

なんせ、試し履きのときや、先日20km走ったときは、ソックスなんてどうでもいいやと、普段履いている厚手のソックスで臨んだのであったが、「いざ勝負だ!」と薄手のランニングソックスに切り替えた途端に、「踵ガバガバ問題」が発生し、1kmも走らないうちに靴擦れに悩まされたのであった。
すっかり両足のくるぶしの下は血まみれになりましたよ。
おかげで、ランニングの後、風呂にも行けなかったですわ。
こんなのZFFKの性能を語る以前の問題ですわ。

言っときますが、靴擦れ以外のことについては完璧でした。
反発力は素晴らしいし、フルを超える距離になっても足裏はちっとも痛くならないし、足に力入れなくてもずんどこ前に進んでいくし、本当にシューズの性能は素晴らしい。
素晴らしいだけに、踵問題が本当に残念だ。
残念でたまらない。

対策としてはテーピングでごまかすか、ソックスを変えるか、紐の縛り方をキツ目にするかってことぐらいしか考えられないですね。
ZFFKを使わないって選択肢もあるのだが、一度、この反発力を味わうと、ライバルフライが霞んで見えてくるのだよなあ。
(ライバルフライでも十分戦えるとは思うが、どうせならZFFKで勝負したい)
靴擦れ対策を何パターンか試して、悪あがきはしていきたいと思います。


《補給について》

補給頻度(6kmごと)や量についてはOKだったと思います。
サロマ本番では基本5kmごとにオフィシャルエイドがあるし、それ以外に私設エイドもあるようなので、そんなに神経質ならなくてもいいかなあと。
ただ、本番では重くてかさばるゼリー飲料とかあんぱんとか持って走るわけにはいかないわけで、次回の60km走ではパワージェルとかマグオンとか、本番で使うようなジェルを持って走って試してみる必要があるかと。
ジェルも高くてもったいないので、できれば本番以外で使いたくないんだが、一回は補給を含めての本番モードの練習もやっておかんとね。


《その他もろもろ》

・カフガードはいい仕事をしたのではないでしょうか。ふくらはぎへのダメージはほぼなし。
・大腿四頭筋もガチフルのときは一週間ぐらいは使い物にならなくなるのだが、このくらいの強度であれば、中一日でジョグを再開することができた。右大腿がじんわり痛むかなぐらいのレベル。
・メンタル面では「6kmごとに区切る」という作戦がよかったですね。あまり遠くのことを考えずに、集中できたと思います。岩本氏の赤本(最近買った)にも「5kmごとに区切って走れ」と書かれているので、それに従おうかと。ウルトラはフル以上に、いかに余計なことを考えずに、目の前のことに集中できるかが勝負だと思います。村上春樹の言葉を借りれば、「僕は人間ではない。一個の純粋な機械だ。機械だから、何を感じる必要もない。前に進むだけだ」(走ることについて語るときに僕の語ることより)ってところですね。
・上下動の少ないフォームを意識したのがよかったのか、胃がやられることもなかったです。ランニング終了後、インデアンカレーでシーフードカレーをペロリと。これで北オホーツク100kmマラソンでゴール後に振る舞われる「ほたてカレー」を涼しい顔して食べる予行練習ができたというものよ(出るのか?)。
Road to サロマ(アリーナぐるぐる60km反省会)_a0156548_19232599.jpg
・本番は無理にガーミン使わんで、GPSなしのセイコースーパーランナーズで十分かも。どうせ本番では5kmごとでしかラップチェックしないし。装着感もガーミンよりストレスがなくてよい(私は普段腕時計を全くつけないぐらい、手首に違和感があるものをつけるのを嫌う人なのだ)。


《次回に向けて》

・次回60km走は5月下旬に行う予定です。
・今回は明らかに100kmでは持たないペースだったので、次回は100kmを意識して、調子が良くても飛ばさないように。サブ10を達成した方のブログを見ると、フル通過地点で「サブ4」ぐらい、50km通過で「4時間40〜45分」ぐらいのペースが目安になるのかなあ。
・ZFFKで走りたいところであるが、靴擦れ問題が解決しなかったら、ライバルフライに切り替えます。
・真っ平らなとこばっかり走ってるので、そろそろ坂対策もしとかんきゃな。

超長距離の練習をやると、ゼーハーする5kmTTよりも50kmを超えるまったりロングの方が精神的に負担にならんなあと、私の新たなマゾ特性に気づき、自分の新たな変態部分が発掘されたような清々しい気分になっていいですね。
真の変態に向けて、更なる精進を積み重ねていきたいと思います。

ごきげんよう。

by gossy54200 | 2019-05-07 20:32 | ランニング  

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