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2019サロマ湖100kmウルトラマラソン参加記(その1)

※ 例のごとく、前日の移動の様子から書いていきますので、今回の記事は走ることに関する記述は一切ありません。純粋にレースレポだけを読みたい方は、明日以降またこのサイトをご覧いただければと思います。


さてさて、サロマの地へ向かいましょう。
今回のサロマ申込みにあたって、私は2つのミスを犯しました。

1.前日受付をパスできるのに、なぜか700円をケチって前日受付有にしてしまった。
2.前泊のホテルを取らなかった(が、後泊のホテルは取っていた)。

《なぜ前日受付有にしてしまったか》

サロマウルトラを知る人ならご存知のことと思うが、サロマ申し込みは戦場なのである。
申し込み開始から10分以上経過するも、全くネットにつながる気配はない。
「どーせしばらくつながんないんだろうなあ」と、20分ぐらい経過したところで、幸運にもスパッと申込画面が現れてしまった。
つながるかつながらないかということだけ考えていた私は、申込みのところまではっきり言って頭が回っていなかったのであった。

「へー、サロマって前日受付なしでゼッケン送付してもらえるのか。でも700円取られるんだなあ」

ここでちょっと考えれば、時間や手間を考えたら、地元民や宿泊先がスタート地点の湧別周辺でない限り、700円払ってでも事前にゼッケンを送付してもらうべきなのであったが、根が貧乏性であることと、早く申し込まないと締め切られる!ってことで、深く考えずに「事前受付有」をポチッとしてしまったのでありました。


《なぜ前泊のホテルを取らなかったのか》

この手のクリック合戦が激しい人気大会では、「申し込み前にホテルを取っておく」ということが常套手段なのであるが、のんきな私はそんなことをしているわけもなく。
で、大会の申込みが終わってから、宿泊サイトで色々調べたのであったが、部屋の空きは少なく、しかも足元を見られているかのようにめちゃくちゃ高いのであった。

サロマのスタートは朝5時と早い。
レース4時間前には起きておきたいところだし、スタート地点は北見や網走などの都市部から離れているので、移動に時間がかかり、1時半〜2時にはチェックアウトしておきたいところだ。

となると、私の貧乏人根性が丸出しになってしまうのだよな。

「なんで朝2時に出るような滞在時間の短いホテルに、1万以上の金を出さんきゃならんのか」

と。

どーせ、滞在時間が短いんなら24時間営業のネットカフェで十分なんじゃないかと、ふと思ってしまい、ホテルの予約という作業を放棄した私なのであった。
(北見市内に24時間営業のネカフェがある)


んなわけで、本来なら北見か網走にホテルを取って、前日は昼ぐらいに釧路を出発して、ホテルでぬくぬくしていればよかったのであったが、あえて朝早く出て、一度湧別まで行って、受付を済ませてからまた北見に戻るというめんどくさいことをしなければならなかったのだ。

ということで、9時頃に釧路を出て、美幌峠を通りオホーツクへと向かいます。
途中、佐呂間町の「街の駅わかさ」ってとこで昼飯を食っていたら、北海道マラソンのTシャツを着た人たちが入ってきて、これ絶対明日サロマに出る人だろうと。
まあ、ワシも、腕時計に「セイコースーパランナーズ」をつけていたから、彼らにランナーと見られていたかもしれないが。

しかし、人見知りの私は特に彼らと交流をすることもなく、ついでに会話を盗み聞きすることもなく、天ぷらそば豚丼セットをたいらげて、湧別へと向かったのでありました。

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13時過ぎに湧別到着。
どんよりとして、気温も高くなく、明日もこんな気象条件だったらいいんだがな。

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体育館の中で受付をして、誰とも知り合いと会うこともなく、ただゼッケンとチップを貰うために無駄な時間を過ごしてしまったのであった。
こっから北見までのガソリン代考えても、絶対に700円払っとけばよかったよな。

まあ、でも、会場の雰囲気がわかっただけでもよかったということにしよう。
会場はテント泊や車中泊の人も結構いたようだが、デリケートな私はそういう環境では眠れないので、きちんとした建物のあるところに行こう。

で、ドラッグストアで、日焼け止めとか塩タブとか足りないものを調達して、本日の宿へ。

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JOYCAFE北見西富店。
ソフトクリームが食い放題なのだが、あんまり食うと腹壊すので、今日はほどほどにしておこう。

フラットブースの部屋を確保して、寝袋、アイマスク、耳栓、睡眠導入剤と寝るための準備はバッチリである。
ここまでの長距離ドライブで疲れているのだが、とりあえず、54.5kmの大エイドに送る荷物と、ゴール地点に送る荷物を仕分けして、これ絶対レトルトだろっていうハンバーグカレーを食べて、17時半には横になりました。

まあ、でもやっぱりデリケートな私はこんな環境では眠れませんね。
睡眠導入剤も、家でテストしたときはバッチリ効いていたのに、ここでは全く意識がまどろむ気配がない。
もうしょーがないですね。
とりあえず、目をつぶって横になって、ひたすら疲労を抜くことに専念しましょう。
まあ、オホーツクサイクリングのいびきだらけの体育館雑魚寝よりは100倍マシだ。

半分うつらうつらしていて、眠っているのか眠っていないかよくわからん状態で、0時半起床。
コンタクト入れたり、荷物まとめたりして、1時にネカフェを出て、またまた湧別へと向かいましょう。

外に出たら雨が降っていて、「えー、雨!聞いてないよ!」とちょっと狼狽したが、天気予報チェックすると、スタート前にはやむようで、まずは一安心。
途中、セブンイレブンで、サンドイッチ、カステラ、オレンジジュースを買い、もぐもぐと。
よし、朝飯も食ったし、とっととスタート地点へと向かうのだ。

で、2時半頃、湧別到着。
駐車場が混んでいるか心配でしたが、全然ガラガラでしたね。
ゴール地点の常呂に車を停めて、シャトルバスで湧別に向かう人の方が多数派のようで、常呂の方の駐車場はかなり混雑していたという話です。
100km走ってへろへろになったゴール後、すぐに帰りたい気持ちもわかりますが、私はスタート前に余裕を持って行動できる「湧別に車を置く」方をオススメします。

とりあえず、明るくなるまで車の中でうたた寝して、スタートの時を待ちましょう。

おやすみなさいませ。

(つづく)

by gossy54200 | 2019-07-03 21:12 | ランニング  

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