カテゴリ:ランニング( 204 )

 

ダイヤモンドヘッドへご来光ラン

ハワイ自主トレ第三弾。

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ハワイで有名な山と言えば、ワイキキビーチから見えるダイヤモンドヘッドが真っ先に思い浮かぶでしょう。
写真の中央に写っている山ですね。

標高は232mと、日本の誇る3776m富士山に比べるとはるかにショボイのであるが、山が低いということは、逆に考えれば登りやすいということで、せっかく来たのであるから、ここを登らない手はないのである。

んでもって、富士山でも日の出の「ご来光」を見るのが大人気であるように、ハワイでもダイヤモンドヘッドの「ご来光」を見るのがポピュラーな朝の過ごし方なのである。
そんなわけで、せっかくハワイに来たのにわざわざ5時に起きて、真っ暗な中ダイヤモンドヘッドへと向かったのであった。

一応、ダイヤモンドヘッド方面は早朝も路線バスが走っているのですが、どうせなのでワイキキからランニングで行きましょう。
登山口までは5kmぐらいだったでしょうか?
この山はけちくさい山で、登るのに1ドル取られるのであった。
受付で1ドル払って、入山いたしましょう。

真っ暗で写真なんか撮っても仕方がないので、暗闇の中をずんどこ上ります。
特に危険なところもなく、小学生でも十分上れる道でしょう。

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途中、夜景がきれいだったような気がしたが、写真技術のためか、こうやって見てみると全く大したことがない。

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日の出の20分ぐらい前に山頂に到達します。
風が強くて寒く、「さっさとのぼらんかい!太陽」と勝手なことを思っていた。

山頂はすげえ人でしたね。
そのうち9割ぐらいは日本人でありましたが。
我々は日本に来る中国人観光客を「うるさい」と非難する傾向にあるが、ハワイの日本人を観察すると、我々も人のことは言えないんじゃないかって気分になった。

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徐々に明るくなっていきます。

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ピカーッ!

もうちょっと感動するかなあと思ったけど、「ああ、日がのぼったなあ。ふーん」レベルの感想でしかなかった。
何でこんなもんに、こんな多くの日本人が詰め掛けているのかさっぱりわからない。
何事でもそうなのだが、物事に対する期待値が高いと、得てしてがっかりするものなのだよね。
元々、私はテレビの初日の出中継で多くの人が集まっているのを見て、「あいつらこのクソ寒い中バカじゃないか」と思うぐらいのひねくれ者なので、まあ、妥当な感想といえば妥当な感想でしょう。

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さようなら、ダイヤモンドヘッド。
思わず辛口の感想を持ってしまったが、きっと寝不足と旅の疲れでイライラしていたのもあったのだろう。
ひょっとしたら、また来るかもしれないので、そんときはよろしく。

ダイヤモンドヘッドを下りて、朝飯を食べましょう。

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この店にある「マラサダ」という食い物がんまいんだそうです。
注文してから、焼きたてのものをいただくことができます。
注文待ちの間、メタボオヤジがヘロヘロになってランニングをしていたが、マラサダを食った瞬間にポパイがほうれん草を食ったかのごとく、いきなりパワーアップしてシャキシャキ走り出すという、いかにもアメリカンなCMを見せられた。

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どうせこんなもの、ただの砂糖まぶしたドーナツみたいなもんだろうと、全く期待しないでパクリ。

う、うまいではないか!

外はサクサクしているのに、中はもっちりとして、バッチグーの食感であった。
ここまで10kmぐらい走ってきて腹が減ったことも、いい調味料となっている。

期待値が低い状態で、思わずいいものに出会うと感動もひとしおである。
しかし、私はわかっている。
もう一度この感動を味わおうと、再び同じものを食べたとき、「あれ?こんなもんだっけ?」とガッカリすることを。
何事も過度な期待は禁物なのである。

物価の高いハワイですが、これで1.6ドルなら十分「あり」でしょう。
Leonard'sのマラサダ、ちょっとワイキキからは距離がありますが、おすすめです。
朝っぱらから結構並びますが、ほとんどが地元民ということから、これが観光客用のボッタクリグルメでないことがわかるというものよ。

そんなわけで、ダイヤモンドヘッドよりもマラサダという、早朝15kmランのお話でした。

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Mahalo~♪

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by gossy54200 | 2018-02-10 09:10 | ランニング | Comments(0)  

君はラニカイ・ピルボックスで虹を見たことがあるか

ハワイ自主トレ第二弾。

この日はカイルア地区までバスで行って、そっからラニカイ・ピルボックスというトレイルの入り口まで軽くジョグって、そっから軽登山を楽しもうという作戦で臨んだのであった。

まずはバスに乗ってカイルアまで行くのであるが、ハワイを旅するに当って、重要な要素を占めるのが「The Bus」という路線バスの存在なのである。

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鉄道のないハワイでの公共交通機関は、「The Bus」に征服されていると言っても過言ではない。
基本的に物価の高いハワイであるが、バスに限って言えば、どこまで遠くに行っても1回の乗車で2.75ドルしか取られず、しかも「1-Day Pass」という1日乗り放題券が5.5ドルで売られているのである。
(1-Day Passは土日祝日だけなどという日本みたいにみみっちいことはなく、毎日買うことができます)

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1-Day Passはバスに乗って、運転手に「ワンデイパス、プリーズ」と言って、5.5ドル払えばもらえます。
これさえあれば、1日でオアフ島一周をすることもでき、太川さんや蛭子さんも満足の行くバスの旅ができるものよと言いたいことだが、ハワイの路線バスは、当たり前のようにハイウェイをずんどこ走るので、「高速バス禁止ルール」である太川&蛭子コンビにとっては、かなり難易度の高い旅になる。

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バスは地元民の重要な足であるので、ワイキキ周辺を走るトロリーバスのような日本人だらけでチャラチャラした雰囲気はなく、「ああ、私はハワイの生活の中の一部にあるのだ」と、旅の中の日常を感じることができてよい。
ちなみにバスの中は狂っているんじゃないかというぐらい冷房が効いているので、パーカーなど羽織れるものを持っていかないと、とんでもない目に合う。
日本のような「弱冷房」という概念はないのだ。

30分ぐらい乗車して、目的のカウアイ地区に到着しました。

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まずは朝飯。
朝っぱらからパンケーキとかオムレツとか、なかなかヘビーなものがあるが、オムレツは中に入っているぷりぷりのエビとチーズがマッチしていてバッチグーであった。
量もヘビーですが、20ドル以上という料金も朝からヘビーでしたね。
ハワイは朝マックのセットメニューでも8ドルぐらいして、ちっともお財布に優しくない。

この日のカウアイ地区は、どうも空模様がよろしくなく、ポツポツと雨が降ったりやんだりの天気である。
前日のスコールで痛い目にあった私としては、雨具をゲットしたいところだ。

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で、現地のスーパーでゲットしたのは巨大ゴミ袋。
1ドルちょっととリーズナブルなものであった。
日本では売っていない113リットルのゴミ袋をポンチョ代わりにして、雨をしのごうと言う作戦である。
日本ではゴミ袋の色はすっかり半透明が主流になったが、ハワイのゴミ袋は未だに黒いものが使われており、すっかりカラスになった気分である。

さて、雨具の準備もできたし、まずはピルボックスの入り口まで走りましょう。

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3kmぐらいでピルボックスの入り口に到着。
いきなりロープのあるところがあったり、雨で足元が滑ったりで、これはかなり険しい登山になるんじゃないかと思ったが、思ったよりもハードではなかった。

途中、降っていた雨はやんで、ふと後ろを振り返ってみると、すごいものが見られたのである。

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これだけ鮮やかな虹を今までの人生で見たことがあっただろうか。
確かに雨は嫌なものであるが、雨のおかげでこの虹を見ることができたわけである。
No rain, No rainbow!

ああ、ええもの見たなあと、更に岩だらけの道をずんどこ上ります。
標高にして150mぐらいと、私にとってはぬる過ぎず本格的過ぎず、ちょうどいい感じの散策でありました。

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頂上到達。
この建物の存在意義は説明するのがめんどくさいので、「ピルボックス トーチカ」などのワードでテキトーに検索かけて調べてください。

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もうちょい天気がよければ、もっと海がキレイに見えたと思うんですがね。
まあ、でも、これでも十分キレイな風景です。

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これらの島は、カヤックで行くことができます。

下山しましょう。
見知らぬ外国人の後についていったら、彼らは道を間違いやがって、とんでもないところに連れて行かれた。
「知らない人にはついていってはいけない」と、子供のころ散々言われたことの意味がようやくわかった私なのであった。
自らの道は自らの手で切り開くのだ。
他人に頼ってはいけないのである。

そんな外国人トラップを切り抜け、カイルアビーチに寄ります。

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砂浜は白く、ワイキキビーチと違って、人口密度も少なくいい感じでしたね。

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バスで帰ります。
ハワイのバス停には時刻表というものが存在しません。
以下の本で事前に調べるなり、「Da Bus」というスマホアプリを利用しましょう。

R07 地球の歩き方 リゾートスタイル ハワイ バスの旅 2018~2019 (地球の歩き方リゾートスタイル)

地球の歩き方編集室(編集)/ダイヤモンド・ビッグ社

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Da Busは現在地付近のバス停の位置を探してくれたり、そのバス停に何時ごろバスが到着するのかを表示してくれます。
ハワイのバスの時刻表は全く当てにならないので(このときのバスも30分ぐらい遅れた)、大体のバスの現在位置を表示してくれるアプリがあると、もうちょいストレス度が低くなったかもしれませんね。

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さようなら、カイルア。
また天気のいいときに来てみたいものだ。

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約6kmのジョグ&山歩きでありました。

Mahalo~♪

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by gossy54200 | 2018-02-04 10:54 | ランニング | Comments(0)  

マノアの滝へランニング

ハワイ自主トレ第一弾。

せっかくハワイにやってきたと言うのに、朝の7時からランニングに出かけるストイックな私なのであった。
この日は、ワイキキから8.5kmぐらい北東に位置しているマノアの滝へと出かけます。
私はアナログ人間なので、事前に紙で印刷した地図見ながら、交差点にぶつかる度にあーでもないこーでもないと思いながら走って行きましたが、せっかくiPhone持ってるんだから、現地でモバイルWiFiレンタルするなり、プリベイトSIM購入するなりして、GoogleMap使いながら進んだ方が圧倒的にいいですね。
紙地図戦法だと、迷子になったら詰んでしまいます。
それでも、旅に出ると大胆になるのか、道行く人に「Where is どこどこ?」とずーずーしく質問して、それなりに対応しましたがね。
問題はせっかく親切に教えてくれている人の言うことが、さっぱりわからんことだったのだが。

とにもかくにも、50ドルぐらいで迷子のストレスとは無縁になるので、そこはケチらずにした方がよかったですね。
ホテルやショッピングセンターのWiFiで大丈夫だろうと思いましたが、甘かったです。
特に同行者がいると、迷子はケンカの原因にもなりますので、その辺の対策はぬかりなくしておきましょう。


さて、本題に戻って、ワイキキのホテルから走り出します。

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まずはアラワイ運河沿いを進みます。
こういった運河沿いを走ると、朝からさわやかな気分になってよい。
この運河沿いは、ハワイの中でもメジャーなランニングスポットです。
釧路川河川敷もよいのだが、やはり釧路川よりも300倍は豊かな気分になれる。
やっていることは変わらなくても気分が変わるのが、旅の力と言えるだろう。

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朝焼けの空がいい感じです。
ちなみに車は半分以上は日本車ですね。
日本では絶滅種となりつつあるカローラセダンが、ハワイでは最強なのであった。

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ハワイにも当たり前のようにセブンイレブンはあります。
ハワイならではの「スパムおにぎり」もありましたね。
北海道のコンビニ、セイコーマートのホットシェフに置いてあるようなデカいおにぎりで、さすがハワイだとうならされた。
こちらのコンビニにはトイレというものがなく、そこが不便ですな。
どうも治安上の問題なのか、公共施設でも「使うときは従業員に声をかけてね」とトイレにカギがかけられているところが多く、ハワイではトイレが犯罪の温床となるようである。

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途中、そこそこ上り坂もありますが、マノアの滝の入り口までは割合あっさり行けます。

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マノアの滝の入り口です。
こっから1.3kmぐらい、ちょっとしたトレイルになります。

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案内看板を見ながら、ふんふんとうなづく。
もちろん何を書いているか、さっぱりわからない。

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前を行くおっさんが、めちゃくちゃ軽装なので、たいしたトレイルじゃないのだろう。
気軽な気分で、ホイサッサと進みましょう。

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最初はちょろい道だったが…。

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途中、木のトンネルがあったぐらいで、後半もやっぱりちょろい道であって、割合あっけなく滝に着いた。
ここまで来ると日本人観光客がいなくて落ち着きますね。

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滝がどどんと目の前に現れました。
正直、もっとすごい滝を想像していたのですが、これなら日本にでもあるんじゃないかと、夢も希望もないことを思ったのであった。




動画も撮影してみました。

スーハースーハーとマイナスイオンを胸いっぱいに吸い込み、ハワイは海もいいが滝もいい。
なんか日本の風景とあんまり変わらんような気もしないこともないが、うんハワイだハワイ。
と、自分の脳みそをだましながら帰路につきます。
さようならマノアの滝。

しかし、本当のハワイが牙を向いたのは、滝からの帰り道であった。

なんかポツポツと雨が当るなあと思ったら、いっきにドバーッとバケツの水をひっくり返したように勢いよく降り出して、「おお、これがスコールという奴か。おお、スコールだスコールだ」とちょっと感動したが、冷静に考えるとこれはやってられない雨なのであって、ずーずーしくもテキトーな民家のガレージの軒先を勝手に使わせてもらい、雨宿りをすることにした。

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いやんなっちゃうわね、もう。

軒先パワーは絶大で、どうにか雨に当らずに数分しのげたのであるが、突然、背後でシャッターがウィーンと開き、これは家の人に怒られるパターンだと、土砂降りのなか全速力で逃げた。
さようなら、ありがとう、見知らぬ民家。

10分ぐらいはすげー雨でやってられなかったのであったが、ワイキキに近づくにつれて雨脚は弱くなり、何事もなかったようにやんだ。
局地的なスコールだったようですね。

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雨は確かにいやなものであるが、雨があるところに虹がある。
ハワイは車のナンバープレートに虹が描かれているぐらいに、虹がよく出てくるところなのである。

虹はよかったのであるが、ハワイのドライバーは、道がぐしゃぐしゃでも、歩行者に水をかけないようにスピードを落とそうという概念がないようだ。
日本ならクリーニング代請求できるだろうという勢いで、私はゴーカイに水をかけられ、全身がぐしょぐしょになってしまったのであった。
こればっかりは習慣の違いというものであって、ドライバーに腹を立てても仕方がない。
ハワイは水をかけられても、どーせ太陽が出ればすぐ乾くだろうということで、その辺は極めてゆるゆるなのかもしれない。

ずぶ濡れになりながらも、朝っぱらから約17km走ったり、トレイル部分では歩いたりして、ハワイの健康的な朝を満喫したのであった。

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Maholo~♪

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by gossy54200 | 2018-02-03 11:09 | ランニング | Comments(0)  

片足ケンケンの中の気づき

今年は私の中で、フルマラソンサブスリー2ヶ年計画の最終年になります。

去年は、つくばで3時間17分台と、3時間15分も切っていないのに、まあ、我ながら大きすぎる目標だなあとあきれていますが、それでも2年前に比べると20分以上短縮しましたので、今年もこのくらいの上げ幅で行ければ十分達成可能と、ここはポジティブに考えておきましょう。

さて、サブスリーを目指すに当って、差し当っての課題は

いかにストライドを伸ばすか

ということが第一でしょう。

私のピッチは現時点で200ぐらいと、かなりのハイピッチですので、ここに伸びしろはないと思います。
まずは100cm程度のストライドを、120cmぐらいまでに伸ばさないことにはお話にならないわけです。

さて、ストライドを伸ばすためのコツとして、私のランニングバイブルである「大転子ランニングで53歳でもサブスリー(みやすのんき先生)」によると、P.139に

「ケンケンは遊脚の振り出しを大きくするとストライドが伸びてスピードが速くなります」

と、書かれています。

そんなわけで、遊脚の振り出しを大きくするために、思いっきり遊脚を後ろに引いて、その反動でビヨーンと振り出しを大きくしようとしたのですが、全然ケンケンで跳べる距離は伸びないわ、足元は不安定になるわで、「これホントに意味あるの?」なんて思っていました。

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いや、待てよ。ひょっとしたら、後ろに反動をつけることは全く意味がないんじゃないか。大体、みやす先生の本の中にも『ランニングで後ろ脚を跳ね上げる必要はない』って書いてあったじゃないか。

なんてことを思い出して、今度は遊脚を後ろに伸ばして反動をつけることなく、ただ「遊脚を前に大きく振り出す」という意識で、ポーンと跳んでみました。

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すると、何と言うことでしょう!
明らかに後ろに反動をつけるよりも、ポーンと軽く、足元が不安定にならずに跳ぶことができ、しかも跳ぶ距離も伸びているではありませんか!
(厳密に距離測っているわけでないので、ひょっとしたら単なる思い込みなのかもしれませんが…)

そんなわけで、反動をつけずに片足ケンケンを行うことにより

遊脚を後ろに跳ね上げる動作は無駄。ストライドは伸びないし、跳ね上げた分動作が間延びしてピッチも落ちて、いいことなどひとつもない

ということを再確認したのでありました。

このことに気づいたのは、別海が終って、つくばの前でありまして、ひょっとしたらこの気づきによって、つくばではストライドが伸びたんじゃないかと思ったのでありましたが、つくばではガーミン電池切れのために、ストライドピッチのデータが全く取れず、このことの検証はまたの機会に譲りたいと思います。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2018-01-06 22:33 | ランニング | Comments(0)  

2018年走り初め

2018年も無事明けました。
おめでとうございます。
本年も気が向いたときだけ、ダラダラと自分の好きなことだけ書いていきますので、よろしくお願いします。

年末は岩見沢に帰省しておりました。
札幌に寄ったときに、ジュンク堂書店で、みやすのんき先生の新刊をゲット。

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基本、今までの3冊(「ひぃこらサブスリー」「大転子ウォーキング」「大転子ランニング」)の焼き直しって感じですが、写真てんこ盛りのムック本のようになっており、パラパラ眺めながらポイントを抑えるにはいい本だと思います。
同じようなことを角度を変えて書かれている部分が結構見受けられ、どうにかしてわからせようという、みやす先生の熱意を感じる本ですね。
本の中でわかりにくい表現があったとしても、そこはほっといて、どんどん先に進んでいくと、「あ、ここで言いたいのはこういうことだったのか!」という発見があるような気がします。
雪国と言うか氷国の釧路では、冬の間、外でのスピード練習はほぼ不可能なので、じっくりと本を読み込み、体を動かしながら、フォームの洗練に専念したいものです。


31日の深夜バスに乗り込み、バスの中で年越しを迎え、1日の早朝に釧路に戻りました。
バスの中でカウントダウンが行われるとか、そういったイベントなどなく、極めて地味な年越しでありました。

んで、帰宅して、寝足りねえなあと、ニューイヤー駅伝も見ないで昼まで寝て、サイクリングロードに走りに行きました。

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サイクリングロードは、カラカラの乾燥路面で、これなら夏靴でもOKでしたね。
というか、これなら自転車も乗れますな。

氷路面では、転ばないようにと、どうしても小股で足首に力が入った走り方になってしまうのですが、今日は膝下の力が抜けて、雪が降る前の走り方を思い出したような感じです。
久々にキロ5分台で、ストレスなく走れました。

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アスファルト路面の横に、未舗装路面がある部分もあり、そういうところでは怪我防止のため未舗装部分を走ります。
未舗装路面で長い距離ジョグできる環境があるのは、ありがたいですね。

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年末3日間サボってしまい、すっかり体重も増加したのですが、どういうわけか足取りは軽く、気持ちよく12キロの2018年初ランを終らせました。
フォーム的には、みやす先生の本に出ていた「背骨を動かす」意識で行ったのでありましたが、まあ、一回読んで試しただけではよくわからないというのが正直なところですね。
本のモデルになったサイラス・ジュイさんの走りを見ながら、背骨の動きを研究していきたいと思います。



今年もランニング後の、スーパー銭湯での「サウナ→水風呂→プラスチック椅子でうたた寝」という人生最大の快楽をかみしめる一年にしていきたいと思います。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2018-01-01 23:15 | ランニング | Comments(4)  

2017走り納め

2017年も残すところ、あとわずかとなりました。
まあ、ぶっちゃけこの年になると、年が暮れたり明けたりすることに大して感慨などわかないのだが、雪が降ってからは室内トレッドミルでぬくぬくと堕落したランニング生活を送っていましたので、アメダス観測で積雪ゼロになったことだし、今年の最後ぐらいは外でシャキっと走ろうかなあなどと、余計なことを思ってしまったのでありました。

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気温はー2.5度。
道東はめっちゃ寒いイメージがありますが、夕方の釧路は気温自体はそんなに低くありません。
ただ風が強いときの体感気温は、-10度ぐらいに感じますがね。

夏場走りこんだ公園を、一年間の感謝の気持ちをこめて走ります。

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写真じゃわかりにくいですが、ここの公園は土の道で、アスファルトに比べると脚にやさしい環境だったと思います。
今年は大体月間300kmぐらい走っていましたが、走りこんだ割に、ほぼ故障一つしなかったのは、極力アスファルトの道路を避けて練習してきたというのもあるでしょう。

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しかし、「氷都」釧路では、雪は少ないのだが、日陰になるところは氷路面でスケートリンク状態なのですわ。
今日はちょっと気を抜いたところで、氷路面でツルっと行って、ビターンと豪快にこけて、胸をしこたま打ちつけたのであった。
雪のあるところだったら、転んでもそんなに痛くないのだが、カチカチの氷の上でコケルのは痛いものです。
肋骨が10本ぐらい折れたかと思いました。

私の履いている雪上用ランニングシューズも7シーズン目を迎え、すっかり効力が失われているようであり、本日を機に戦力外通告を下すことにしたのであった。
こんなスケートリンクのような路面だと、いっそのことスパイクシューズでも履いたほうがいいような気がするが、乾燥路面8割、氷路面2割という今の状況ではスパイクにするのももったいない。
もうちょっと雪があればいいんだけどね。
雪以上に氷路面が、釧路のランナーの敵なのであった。

当面は、外ランは休日の昼間のサイクリングロードだけにしようと思いつつ、今年のランニングは終ります。
つくばが終って2週間ぐらいは、身体のダメージが大きく、ほとんどまともに走れませんでしたが、ようやくまともに走れる体になったと思ったら、今度は路面状況が私の邪魔をする困った街なのであった。
ま、しばらくはトレッドミルと湿原の風アリーナのランニングコースメインの活動になりますね。

今年一年の総括とかまとめとか、そういうのはめんどくさいのでやりません。

ごきげんよう。
よいお年を。

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by gossy54200 | 2017-12-28 21:01 | ランニング | Comments(0)  

サブ3.5について語るときに僕の語ること(その2)

その1

ついつい先日は「サブ3.5について語るときについて僕の語ること」なんてエラソーに書いてしまいました。
しかも、頭の中で構想を練ることなしに勢いでドバーッと書いてしまったもので、最後の締めをどうすればいいかわからなくなってしまい、えーい面倒だと「つづく」でお茶をにごした形になってしまいました。

そんなわけで、前回から1週間も経っているわけだから、今回はしっかり頭の中で構想を練って、きちんとした文章を書くかというと、そんなことはなく、今回も勢いだけで支離滅裂な文章を書いていく次第でありますので、あしからず。

(余談ではありますが、私はブログの文章書くときは、下書きやメモは一切せずに勢いだけで書いてます。一時期、ブログのネタ帳代わりにEvernote使おうと思った時期もありましたが、そんなマメなことは私にはできませんね。ついでに言うと、私は手帳のたぐいを一切持っていません。スケジュール管理は全て頭の中で行います。と言うか、スケジュールなんてほとんどないんで手帳使うまでもないってのが正直なところですがね)


《マラソンと大学受験は似ている》

東大卒市民ランナーの松本翔さんの本に「マラソンと勉強は似ている」なんてことが書かれていました。

<東大式>マラソン最速メソッド 「考える力」を磨いてサブ4・サブ3達成! (SB新書)

松本 翔/SBクリエイティブ

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そう言われてみれば、そういうものなのかもしれません。
私が思うに大学受験とマラソンの共通点として挙げられることは

1.目標を定める(マラソンならサブ3とかサブ4とか、大学受験だったら志望校を決める)
2.戦略を立てる(自分の現在地を確認して、マラソンならどんな練習して走力を伸ばすか、大学受験なら赤本とか見て、どんな勉強をして学力を伸ばすか、大まかな計画を立てる)
3.ひたすら行動する(マラソンならひたすら走りこむ。大学受験ならひたすら勉強する)

というところでしょうか。

目標を定めるときは「思い込みを捨てて、『絶対できる』と信じてキョーレツな願望を持つことが大事」ってことは前回書きましたので、今回は「戦略」と「行動」について書いていきたいと思います。

話は飛びますが、私は高校時代、和田秀樹さんの本を読んで「よーし、俺東大目指しちゃうぞ」と思ってしまったおめでたい人間です。

難関大学も恐くない 受験は要領―たとえば、数学は解かずに解答を暗記せよ (PHP文庫)

和田 秀樹/PHP研究所

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でもって、あれから30年近くたって、みやすのんき先生の本を読んで、今度は「よーし、俺サブスリー目指しちゃうぞ」とおめでたいことを本気で思えるぐらい、私は進歩のない人間と言えるでしょう。
このように他人に影響されやすい私が、新興宗教にはまることなく、よくここまで生き延びてきたものだと思います。
(多分、私が新興宗教にはまらなかったのは、持って生まれた「集団行動が嫌い」という性質が大きいのでしょう。)


《これだ!という指針を確立しましょう》

大学受験に話が戻りますが、勉強法なんて星の数ほどありますし、参考書についても人によって合う合わないがかなりあると思います。
「英文解釈教室」を使おうが「基礎英文問題精講」を使おうが、最終的に入試の英文を読めるようになれればいいわけですし、記憶力に頼ろうが、思考力を鍛えようが、閃きを信じようが、時間内に合格点が取れる答案を書ければそれでいいわけです。

マラソンについても、やれ「フォアフット着地がいい」とか「ネガティブスプリットがいい」とか「月200km以上走ったら故障しやすくなる」とか、いろんなことがいろんな本に書かれていますが、そんなものを全部信じていたら、本によっては正反対のことが書いてますので、何もできなくなってしまいます。

じゃあ本なんて読まないで、適当に走ればいいのかというと、そんなことはなく、教本はあった方がいいと思います。
大学受験も高校の授業だけで乗り切るのはほぼ不可能で、何らかの参考書があった方がいいでしょ。
それと同じようなものです。

そこで問題になるのは、どの本がいいかということなのですが、そんなものは「人による」としか言いようがありません。
私はたまたま「みやすのんき先生」の本にピーンと来るものがありましたが、何が「ピーン」と来るかは、その人が今まで持っているバックグラウンドにかなり左右されると言えるでしょう。
(以前のブログにも書きましたが、私もみやす先生同様、小学校のときの運動会はいつもビリ、鬼ごっこも足が遅すぎて、捕まっても鬼にならない「おみそ」扱いでしたので、似たような境遇のこの人なら信じられるというのがありました)

どれがいい本かというのは、本屋に行ってたくさんの本を眺めて、「ひらめき」を感じるものを探すしかないとしか言いようがありませんね。
無責任なようですが、私にとってのベストが、全ての人にとってベストってわけじゃないですからね。

あと、私は集団行動が嫌いなので、ランニングクラブに入る気は一切ないのですが、人によっては、本なんかよりも、自分に合ったランニングクラブとの出会いで、グンと実力が伸びることがあるかもしれませんね。

とにかく、本なりクラブなりで「自分なりの指針」を確立し、ある程度の期間はその指針から「ぶれない」練習をした方がいいような気がします。
大学受験でも、あっちの参考書、こっちの参考書とつまみ食いして、中途半端にしか理解できていない人は結果が出ないですからね。


《なんとなく楽しんでいるやつが強い》

ある程度戦略が決まったら、あとはひたすら走りこめばいいわけですが、私の中で心がけていることは

1.練習結果に一喜一憂しない
2.趣味なんだから気楽にやろう

ということです。

私も以前は「練習でできないことが本番でできるはずがない!」と思い込んで、「こんな練習でサブ3.5なんてできるわけがない」と意味もなく落ち込んでいましたが、そういう思い込みが取れてから、「練習は練習。本番は本番。練習以上の力が出せるのが本番なのさ」と割り切れるようになりました。
実際、別海の3週間前の30km走では、キロ5:20ぐらいのペースで、サブ3.5ペースとはかけ離れていましたが、どういうわけか「いい練習ができた。これでサブ3.5は大丈夫だろう」と、心の底から信じ込んでいました。

色んなランナーさんのブログを拝見すると、私よりはるかに速いペースで、「うわ、この人すごいなあ」という練習をしているにも関わらず、どういうわけか「こんな練習じゃダメだ」と自己嫌悪に陥っており、本番前も妙に弱気で、結局、弱気の予想通り後半失速するってパターンの方が見られます。
これはいったいどういうことなんでしょうか?
マラソンで必要なのは、走力はもちろんですが、「自信」もかなりのウェイトを占めていると思います。
趣味でやっているんですから、練習は楽しむためのものであって、落ち込むためのものにはしたくないものです。


京大卒の元ニートであるphaさんという方が、最近「人生にゆとりを生み出す知の整理術」という本を出版されました。

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

pha/大和書房

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私はこの本は買っていなくて、ネットで公開されている部分をチラッと見ただけなのですが、「あ、これいいかなあ」と思うことが書かれていたので、チラッと紹介します。

一生懸命、必死でがんばっているやつよりも、なんとなく楽しみながらやっているやつの方が強い

いやいや、何を血迷いごとを言っているんだ。
プロのスポーツ選手を見ろ。
彼らはへらへらしながらやってるか?歯を食いしばって必死でやってるじゃないか。

などと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、プロじゃなくて趣味でやってる程度の人だったら、楽しみながらやっている方が長続きし、長い目で見ると「強い」ランナーになれるんじゃないでしょうか。
この場合の強いは、ストロングではなく、タフというニュアンスですがね。
歯食いしばりながらやってると、短期間では結果は出るかもしれませんが、結局は燃え尽きるような気がします。
オリンピックに出るようなマラソンランナーで、引退後市民ランナーとして走り続ける人が皆無に等しいのは、そういうことなんでしょう。
斎藤一人さんの本にも書かれていましたが、「必死で頑張ると、必ず死ぬのです」。

んでもってこれまた、phaさんの本より引用

「僕が何かを勉強する際に大事だと考えている軸がある。それが次の3つだ」

その1.「習慣」の力でやる
その2.「ゲーム感覚」でやる
その3.「楽しいことだけ」やる

趣味のマラソンでも、このことは当てはまるのではないでしょうか。
「走ること」を毎日の歯磨きや洗顔と同じぐらいに、生活の一部に食い込ませましょう。
テレビゲームで高得点取るのと、マラソンで記録を伸ばすことには、本質的には差のないことだと思います。
プロゲーマーや、実業団ランナーでない限りは。
そして、趣味でやっているんなら楽しいことだけやった方がいいと思います。
苦しいことをやりまくってサブスリーを達成したところで燃え尽きて、そっから1mmも走らない人生もありかもしれませんが、「あー、今日も楽しかったなあ」と思いながら、練習後のサウナと水風呂を満喫し、「あー、体を動かした後の飯はうまい!」と日々感じることが、ささやかながら記録達成よりも、私にとって幸せなことだと思います。
そして、その幸せを崩さないままにサブスリーを達成できれば、それに勝る喜びはありません。

ご清聴ありがとうございました。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-12-25 22:49 | ランニング | Comments(0)  

サブ3.5について語るときに僕の語ること(その1)

村上春樹が苦手なのです。

独特の回りくどくてキザったらしい文体が苦手なのです。
10年ぐらい前に「海辺のカフカ」をかなり我慢して読んだのですが、話の筋はよくわからんし、一体何が言いたいんだと大いに意味不明で、結局、海辺のカフカで覚えているのは、登場人物に「佐伯さん」という人が出てくることぐらいでした。
これはきっと、当時のベイスターズに同姓の選手がいたから覚えていただけであって、私がベイスターズファンでなかったら「佐伯さん」のことすら忘却のかなたに行っていただろう。
関係ないですが、同じ村上姓の村上龍も村上春樹とは違った意味で苦手です。

そんなわけで、村上春樹の作品はずっと避けてきたのですが、やっぱりランナーとして、この本は抑えておかなければならないだろうということで、ブックオフで安売りしていたときを狙って買いました。
「走ることについて語るときに僕の語ること」を。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

村上 春樹/文藝春秋

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みやすのんき先生の本の中でも触れられていましたが、「なんてかっこいい考え方をする人なんだろう」と一気に読んでしまいました。
私が苦手としていた独特の文体までがかっこよく思えてしまい、どうしてこんなにいい本をもっと早く読まなかったのだろうかと後悔したのでありました。

そんなわけで、私も村上春樹氏に倣って、大上段に「サブ3.5について」僕の語ることを大いに語っていきたいと思います。


《目標達成のために一番大事なこと》

・真実に言う。誰でも、この山に向かって、「立ち上がって、海に移れ」と言い、心の中で疑わずに自分の言う通りになると信じるなら、その通りになる。
・そこで私は言う。祈り求めるものはすべて得たと信じなさい。その通りになる。
(マルコによる福音書第11章23節24節より)

別に私はキリスト教信者というわけではないのですが、目標達成のために最も重要なことは上に書いたことだと思います。
「できるかなあ。でも、無理だよな」と思いながら何かにとりくんでいると、「無理だ」ということが「祈り求めたもの」となってしまい、その通りに「無理だ」という結果になってしまうものです。
まずは、「心の中で疑わず」に信じることができるかどうかです。

みやすのんき先生の「大転子ランニング」のあとがきにも以下のことが書かれていました。
(私は少なくとも30回は読みました)

・私自身、サブ4、サブ3.5などの中間目標は掲げませんでした。最初からサブスリーを目指したのです。できると信じていました。できたらいいな、じゃなくて「できる」です。

所謂、「引き寄せ本」と呼ばれる本によく書いてあることですが、まずはキョーレツな願望を持ち、すでにそれができたつもりで行動することが、目標を達成するための大前提だと思います。

引き寄せの法則 エイブラハムとの対話

エスター・ヒックス,ジェリー・ヒックス/SBクリエイティブ

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《思い込みを捨てる》

私自身、4年前にフルマラソンで「サブ4」を達成したのですが、そっから先に行けるイメージがわきませんでした。
一応、2013年から毎年PBは達成していたのですが、1~2分の更新と、棒高跳びのセルゲイ・ブプカのごとく、みみっちい更新に終っていました。
多分、みみっちい更新に終っていた最大の原因は、「自分には無理」と脳みその中でキョーレツなブレーキをかけていたことだと思います。

「サブ3.5は難しい」と思い込んでいた原因としては、当時読んでいたラン仲間のブログの影響もあったかもしれません。
サブ3.5のために、毎週のようにレースペースで30km走を繰り返し、インターバルなどのキツイトレーニングもバリバリやって、月間300km以上走って、そんでもってレースレポ読んでも、サブ3.5を達成したのでありましたが、なんかすごく辛そうで、なまけものの私としては「そこまでしてサブ3.5目指さんくてもいいかな」と思ったのでありました。
所詮、サブ3.5など「すっぱい葡萄」と同じで、目指す価値がないものなのかなあと。
「すっぱい葡萄」の意味がわからない方は、イソップ物語を読んでください。

そんなわけで、「サブ3.5無理無理」という「思い込み」に縛られていた私ですが、その思い込みが吹き飛んだ影響は、みやすのんき先生とミズノランニングクラブの福澤潔さんの本です。

走れ!マンガ家ひぃこらサブスリー

みやす のんき/実業之日本社

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「3時間切り請負人」が教える! マラソン<目標タイム必達>の極意 (SB新書)

福澤 潔/SBクリエイティブ

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みやすのんき先生の本はAmazonのレビューで「いきなり速くなっている」という批判がありましたが、私の中では、「レース2週間前でキロ5分40秒ペースでしか走れなくても、サブ3.5に近いタイム出せるんだ。へぇ、サブ3.5って案外簡単じゃないか」と解釈しました。
物事は考えようです。
ちょっと走り方を工夫するだけで簡単に速くなるんだと、私はポジティブに解釈しました。
本を批判したところで、一秒でも速くなる訳じゃないのですから、使えそうなところを徹底的に取り込みましょう。

そして福澤潔さんの本は、「辛い練習はしない」をモットーに、毎日のようにコツコツ10~15kmの基本緩いペースのジョグとビルドアップ走でぐんと速くなるという内容でした。
インターバルや30km走はちょっとハードルが高いけど、これだったらできるんじゃないかと、今年の2月から毎日のように「コツコツランニング」を繰り返し、月間300kmを目安に走ってきましたが、負荷が緩いためか、特に疲れがたまるとか故障したりすることはなかったです。
うむ、私はハードな練習は苦手だが、コツコツタイプのやり方なら大丈夫そうだ。

そんなわけで「これなら行けるんじゃないか」と、いつの間にか「無理だ」という「思い込み」は消えて、「絶対できる」という根拠のない確信に変わりました。

今思えば、この「根拠のない確信」が、実際のレースの30km以降に生きてきたのではないかと思います。

つづく

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by gossy54200 | 2017-12-19 23:45 | ランニング | Comments(0)  

2017つくばマラソン参加記(その5)

その1 その2 その3 その4

どーにかこーにか、無事にゴールいたしました。
ゴール後の導線もストレスなく、記録証やうまい棒とかもらったりして、テントで着替えます。
(うまい棒でおなじみの「リスカ株式会社」の本社が茨城県にあるのですね。私はこのことを玉井雪雄氏のマンガ「じこまん」で知りました)

改めまして、記録証でございます。

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完全に足元がおぼつかなく、着替えにやたら時間がかかりましたね。
膝の曲げ伸ばしが非常に苦痛で、下は着替えたくない心境ですらあったが、さすがにランパンで極寒の北海道に戻るわけにも行かない。
5分以上かけながら、どーにかズボンを履きかえることができました。
飛行機の時間まで余裕もないので、さっさと撤収いたしましょう。

シャトルバスに乗り込もうとテクテク歩くが、バス乗り場が遠いですわ。
途中、歩道橋を渡るのだが、階段の上り下りがマラソンの30km以降よりも苦痛でした。
どうして、みんな42.195km走った後に、普通に階段をすたすた降りることができるんだ?

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さようなら、つくば。
来年はここで真剣にサブスリーを目指す。
例え鬼に笑われようが目指すったら、目指す。

シャトルバスに乗り込んだはいいが、座ることができず、しかもマラソンの交通規制のため渋滞していて、駅までやたら時間かかりましたね。
「家に帰るまでがフルマラソンです」と言わんばかりの試練でありました。

研究学園駅到着。
バス停の目の前にGIANTショップがあったが、とてもロードバイクなんか眺めている心境じゃなかったので、さっさと秋葉原までの切符買ってホームに向かいましょう。
さようなら、北海道にはないGIANTショップ。

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ホームで電車を待っている間、めちゃくちゃ腹が減ったので、ゴールでもらったうまい棒をむさぼり食った。
フルマラソン完走して、一番最初に食うのがうまい棒でいいのか?

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つくばエクスプレスに乗るのは生まれて初めてですね。
「エクスプレス」って横文字を使うぐらいだから、めっちゃ速い電車を想像していたが、私が乗ったのはただの鈍行列車でした。
つくばエクスプレスにも発車メロディーは存在していたが、JR東日本のようなテンションの上がるものではなく残念だった。

電車はランナーでいっぱいで、途中まで座れませんでした。
ただ、途中で快速列車に乗り換えられる駅があり、そこでどっと人が降りたために、席を確保して、秋葉原まで半分眠りながら電車に揺られました。
早く着かんでもいいから、とにかく一秒でも長く座っていたかったのです。

秋葉原からは、JRとモノレールを乗り継いで羽田空港へ。
空港でようやく、北海道組のみなさんの記録をチェックしました。
私のiPhone、キャリア契約切ってるんで、WiFiあるとこじゃないとネットつながらんのだわ。

yosiさん初サブ3おめでとうございます!
toneさん初サブ3.5おめでとうございます!
まるさん初サブ4おめでとうございます!
しぃさんサブ4返り咲きおめでとうございます!
皆さんの激走は、私の今後のモチベーションにつながります。
来年もつくばで皆さんと集結できればと思います。
打ち上げに参加して、後泊できればもっとうれしいのだがね。

んで、飛行機でビューンと釧路に戻ってまいりました。
空港は一面の雪景色で、「ああ、もう北海道のマラソンシーズンは終ったなあ」としみじみ思ったのでありました。


《反省会》
・例えフル充電していてもガーミンの充電器は持っていこう。寝る前にきちんと電池残量を確かめよう。
・不測の事態に備えて、ガーミンじゃないランニングウォッチも持っていこう。半年ぐらい使っていないセイコースーパーランナーズが泣いている。
・走りに関しては、時計がなかったので、逆に自分の体調に合わせて無理なく行けたのではないでしょうか。時計があったら、サブ3.15が見えて自滅していたかもしれません。
・別海に続き、ほぼ40kmまではイーブンペースで走れました。課題は絶対的なスピードを上げること、と言うか100cm程度しかないストライドをいかに伸ばせるかですね。ピッチは200ぐらいが限界のような気がします。
・ガーミンがなくて、時間が見れないことよりも、ピッチ、ストライド、心拍数のデータが取れなかったのが残念。
・つくばは、評判通りの「高速コース」で、ウェーブスタートなこともあり、ストレスフリーで快適に走らせていただきました。別海からのマイナス6分は、走力が上がったことよりも、涼しい気象条件、平坦コースの「つくばマジック」によるものだったのではないでしょうか。
・そんなわけで、来年の別海で「3時間一桁」が取れれば、つくばのサブ3も夢ではない。いや、むしろ現実にしてやると、強く思ったのでありました。
・思ったのでありましたが、つくば後は、左ハムと左膝の調子が悪く、キロ6:30~7:30ぐらいのジョグが精一杯なので、まずはじっくりと本調子に戻して、年明けから再び鍛えていければと思います。

ご清聴ありがとうございました。

ごきげんよう。

(このシリーズ終わり)

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by gossy54200 | 2017-12-06 20:45 | ランニング | Comments(4)  

2017つくばマラソン参加記(その4)

その1 その2 その3

さて、ハーフ地点を過ぎました。
目標の3時間20分切りができるかどうかギリギリのペースです。
とにかく、後半の落ち込みを防いで、ひたすら走るしかありません。
まだ、疲労はそんなに感じていないので、行けるところまでとにかくこのペースを保って行きましょう。

んなわけで、頭の中を空っぽにしているうちに、25km地点通過。

※ 25km通過タイム 1:56:28(ラップ23:09) 目標1:58:50に対し、マイナス2:22

目標タイムに対する貯金は順調に積み重ねていますが、時計のない私は、一体どのくらいのペースで走っているのかさっぱりわからず、周りの人たちのペースに合わせながら、川の流れを下るように淡々と進んで行きます。

コースの予習をしていた段階では、25km過ぎてからアップダウンがあるとか、道幅が極端に狭くなるところがあるとか、そういう情報を頭に入れていましたが、アップダウンは全く気になりませんでしたし、道幅が狭いところも、特に気にはなりませんでした。
と言うか、どこにアップダウンがあったのでしょうか?
さっぱり思い出すことができません。
それだけ、走りに集中していたということでしょうか。

26kmの給水で、カフェイン入りのパワージェルをぐいっと。
28~29kmのスライド区間で、toneさんにすれ違うかなあなどと思っていましたが、往路のランナーチェックするエネルギーがもったいないので、ひたすら前に進みます。
両足裏に違和感を覚え始め、「これは痛くなるんじゃないかなあ」と、念のために28.5km地点の給水で痛み止めの錠剤を飲みます。

30km地点を通過しました。
もう大時計のことなど、全く頭にありません。
念のために書いておくと、ここにも大時計はありませんでした。

※ 30km通過タイム 2:19:43(ラップ23:15) 目標2:22:10に対し、マイナス2:27

大腿四頭筋がじんじんしてきました。
こっからの12.195kmが本当のフルマラソン。
いかに我慢して、ペースを落とさないようにできるか、心身共に試されるところです。

30kmまでは「流れに沿って、無理しない程度に集団について行く」という方針でしたが、こっからは「流れには沿うが、ちょっと無理をしてでも集団について行く、いや、むしろ一人でも多く抜かす」に方針を変えました。

あんまり大腿四頭筋などの筋肉は言うことを聞いてくれませんが、まだ、股関節は自由に動きます。
股関節をテコにして、そっから下の筋肉は使わないようにして、足は置きに行くだけ。
「筋肉ではなくて、骨で走る」という感覚でしょうか。
ビホロの第二ランのように、力を抜きながら、ピッチを稼いで走る感覚を思い出した感じです。

ミニーマウスの仮装をした女性ランナーを抜かし、沿道からロッキーのテーマが流れてきました。
ふと、道の左端に目を移すと、「ロッキーになれ」というボードがありました。
「おお、これがあの有名なロッキーおじさんか!」とは思いましたが、私はおじさんを見ることはなく、ずんどこ前に進んで行きます。
それにしても、ロッキーのテーマを聞くだけで、ちょっと元気が出てくるのですから、音楽の力は偉大です。
あと、何キロ地点か忘れましたが、大黒摩季の「熱くなれ」が流れてきたところでも、気持ちペースアップできたような気がします。
つくばは都市型マラソンに比べると、応援の数は少ないですが、その分、密度の濃い熱い応援だったと思います。
ロッキーおじさん、熱くなれの人、ありがとうございました。

32km地点の給水で、アミノバイタルPROを摂取。
34km地点の給水で、最後のパワージェルと摂ろうとしましたが、水のテーブルを過ぎてしまい、茶色いコップが並んだテーブルが目に入ります。
ふと、視線を落とすと「おしるこ」という文字があり、「おお、これがつくば名物のおしるこか!」と思いましたが、甘ったるいジェルを口に入れて、更におしるこってのは、あまりにくどすぎるので、おしるこは無視して、パワージェルだけ摂って先に進みます。
うーん、ここは水を取りたかったが、仕方がない。
気を取り直して先に進もう。

35km地点を通過しました。
しつこいかもしれませんが、一応書いておくと、ここにも大時計はありませんでした。

※ 35km通過タイム 2:42:52(ラップ23:09) 目標2:45:50に対し、マイナス2:58

もう余計なことを考えずに行くしかありません。
足の裏の違和感は変わりませんが、ペースを落とすほどではありません。
腕もしっかり動いています。
別海で現れた股関節痛もありません。
今年に入ってから3000km以上は、この日のために走ってきました。
あと7kmちょっと。
できる範囲の全力を出すしかないのです。

筑波大学の構内に入ります。
ここまで来たらもうすぐだと思いつつも、距離稼ぎのために、大学構内に入ってもコースはうねうねと遠回りしていくように進んで行き、ゴールは見えてきません。
こういうのが精神的にはちょっとイヤですね。

スライド区間の折り返しを過ぎて、40km地点到達です。
もう、どうでもいいと思う方も多いと思いますが、一応書いておきます。
ここにも大時計はありませんでした。

※ 40km通過タイム 3:06:24(ラップ23:32) 目標3:09:30に対し、マイナス3:06

40kmを過ぎて通過タイムをチェックしようと、ポケットからスマホを取り出そうとするが、ここでもポロリ。
後ろにいる長髪の男性ランナーが拾ってくださいました。
ありがとうございました。
疲労困憊のところで、本当に人の親切が身にしみます。

さて、タイムをチェックすると

「3:06:xx」

という数字が。

ここでようやく、「ああ、3時間20分切りは確実だ」と安堵すると共に、「チッ、3時間15分切りは無理か」と、ちょっぴり残念な感情が混じりあいました。
ただ、別海では40kmから面白いように失速した残念な走りであったので、今回は、3時間15分切りは無理でも最後まで全力で行こうと、気持ちを切り替えて進みます。

41kmぐらいのところに、今回のコースで唯一と言ってもいいぐらいの上り坂に入ります。
とは言え、大阪マラソンの南港大橋に比べたら全然大したことはありません。
高低差にして5mもなかったのではないでしょうか。
失速することなく、淡々と歩を進めます。

でもって、坂を下って、さあラストスパートだ!ってところで、左脚のハムストリングスに「ビキッ」と来る感じがありました。
ああ、これ無理すると脚攣るパターンだと思い、最後の最後でペースを落とさざるを得ませんでした。
脚攣り防止の「2RUN」持っていたのに、何で使わなかったんだろうという気持ちもなきにしもあらずですが、過ぎたことをくよくよしてもしょうがありません。
一気に50人ぐらいのランナーに抜かれましたが、まあ、いいんじゃないでしょうか。
あとはゴールまでの道を、ゆっくりかみしめながら走りましょう。

ネットで公開されているコース動画では、ゴールの陸上競技場に入る前までで終っていましたが、いざ、競技場に入ってみると、トラックを一周することもなく、目の前にゴールがあって、「え、もうゴールなの?」と、ちょっと拍子抜けした感じです。

そして、いよいよ私がスタートからずーっと待ち望んだものが現れました!


時間を示す大時計です!


大時計のタイムは「3:21:xx」を示していましたが、ウェーブスタートのつくばでは、第一ウェーブのスタート時間からの表示になります。
第二ウェーブの私は、そっから5分を引けばいいわけですから、3時間16分台で競技場に入ってきたことになります。
最後はヨロヨロとゴール。

※ ゴールタイム グロス3:17:11(ラップ10:47) ネット3:16:28

ポケットから、スマホを取り出し、ストップウォッチを止めて、私の42.195kmの長い旅が終りました。

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つづく

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by gossy54200 | 2017-12-03 14:57 | ランニング | Comments(0)