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Road to サロマ(ぐるっと釧路環状線)

「環状」と言われれば、何を思い浮かべるだろうか?
恐らく輪っか状のものを思い浮かべるのではないだろうか?

北海道にも札幌や旭川に「環状線」なるものが存在し、町中をぐるっと一周するような道路になっている。
そして道東の都市である釧路にも「釧路環状線」は存在する。
存在するのであるが、札幌や旭川の環状線とは明らかに異なるのである。
何がどう異なるのか、まずはつべこべ言わずに下の地図を見てほしい。

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そうなのである。
釧路の環状線は「環状」と名前がついているくせに、ぐるっと一周せずに3/4周で終わってしまうのである。
こんな無責任な話があろうか?
一周したいのに、3/4周の地点で投げ出されて、「あとは知りません。さようなら」では、あまりに薄情なのではないだろうか?

とは言え、現実問題として3/4周しかないものは仕方がないので、残りの部分はテキトーにつなぐことにして、サロマの練習として釧路環状線をランニングすることに決めたのであった。
環状線自体の長さは20kmちょっとで、残りの環状になっていない部分をつなげば30kmと、ちょうどいいロング走の練習になるだろう。

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道道113号線である釧路環状線は、釧路のランドマークである幣舞橋を渡ってすぐのところの花時計から始まる。
のっけからいきなり上り坂でウゲぇとなるが、距離は短いのでここは我慢。

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坂を上りきったとこで、釧路環状線の標識が現れた。
こっからは太平洋の海をめがけて下っていきます。

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うみー!

私はせっかく海沿いの街に住んでいるのに、ほとんど海を見ることなく過ごしている。
まあ、釧路の海は水が冷たすぎて、夏でも海水浴もできないレベルなので(釧路に海水浴場は存在しない)、別に海を見ない生活でも全く差し支えないのだが。

写真の線路は、石炭を運ぶために使われています。
この写真を撮る2分ぐらい前に列車が通過したのだが、写真に収められなくて残念だった。
まあ、写真に収められなくても、私は見ることができたので、それでいいか。
ちなみにこの鉄路はひっそりと今月末で廃止になるのだが、廃止直前にも関わらず、鉄道マニアがわんさと押し寄せることもなく、極めて平和な鉄路なのであった。
うん、廃止前に動いている列車が見られてよかったよ。

海が見えてからずんどこ進んでいくと、一気に50mぐらい高度を上げていって、あーしんど。
でも、坂らしい坂はこれで終わりなんで、えっちらおっちら進んでいきましょう。

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武修館高校近くの高台より、釧路市街を見下ろす。
こっからは下りで楽チン。

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道道113号線は途中より国道44号線と重用区間になり、イオンとかの郊外店が並ぶ退屈な道になります。

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国道との重用区間が終わり、道道113号線が復活するのだが、ここまで来ると車で何回も通った道だし、道はひたすら真っ平らで単調だし、疲労というよりは退屈との戦いでしたね。

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国道38号線とぶつかり「いきなりステーキ」が出てきたところで、道道113号線である釧路環状線は終点となるのであった。
国道との重用区間を含め約23kmの道のりでありました。

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前半は釧路市内でもめったに行かないところを走り、そこそこアップダウンもあり退屈しませんでしたが、国道に入ってからは見慣れた風景になってしまい精神的に苦行でしたね。
ともあれ、今月3回目の30km走を無事に終えることができたのであった。

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なんか健康的なことをすると、不健康なものを食べたくなりませんか?
いや、30km走ることからして、すでに健康の域を超えているような気がしなくもないが。
ヘロヘロになった体に、森本稀哲考案の北海道限定のカップラーメンで、ジャンク成分を取り入れるのだ。

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「後先考えず、この瞬間に集中する」
確かにそうなのであるが、このことはカップラーメンを食べるときではなくて、走っているときに必要な言葉だったと思う。
一体何を思って稀哲氏は、この言葉をカップラーメンのふたに記したのであろうか?

30km走って、カップラーメン食って、サウナに入って「ウェ〜イ」となった私であったが、なんとこの日ラン仲間は札幌〜美唄の56km走に取り組んでいたというではありませんか!
これは負けてはいられないということで、月末は50km走に取り組んでやろうなどと密かに燃えている私なのでありました。
待っていろよ、サロマ!

ごきげんよう。

by gossy54200 | 2019-03-22 21:06 | ランニング | Comments(0)  

Road to サロマ(土日で45km)

今月に入ってから、サロマに向けて、人が変わったように狂ったかのごとく本気になっている私です。
どのくらい本気かというと、先月1ヶ月で140kmしかなかった走行距離が、3月に入ってまだ10日だと言うのに、すでに120kmを超えているという、相変わらず極端な私であります。
釧路は3月に入って、気温も絶好調に上昇中で、雪も全くと言っていいぐらいなくなり、私の本気度に応えてくれています。

土曜日は先週に続き30km走。

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毎週同じとこばっかり走って、同じような写真ばっかりで申し訳ない。
来週こそは違うとこ走ろうと思ってるんで、勘弁してください。

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除雪が入っていなくほったらかしにされていた冬期通行止区間も、かなり雪がなくなってきました。
この調子だと、あと一週間もすれば問題なく走行できると思うのだが、このゲートが開くまで、4月の半ばまで待たなければならないのがじれったいところである。
まあ、道東なんて4月になっても冬みたいな気温のときもあるから、そこは仕方ないね。

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先週と違って、15km過ぎたあたりから「あー、しんど」とキロ6分近いペースまで落ち込みましたが、23km地点のセイコーマートでコーラ+羊羹補給をして華麗なる復活。
赤コーラは偉大なり。
結局、先週とほぼ変わらぬペースでよかったのではないでしょうか。


そして、本日は前日とのセット練として15km。
30km走の疲労を残した状態で走ることが肝心なのである。
多分。

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釧路川河川敷をダラダラと。
今日の釧路は最高気温が9.1度と真夏なみで、日差しも暑いぐらいであり、非常に走りやすかったのであった。
いや、さすがにそれは大げさだ。

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キロ5分半ぐらいで走れていればいいのではないでしょうか。
あとはどこまでこのペースで走れるか、徐々に距離を伸ばしていくことですね。

ブックオフでこんな本を見つけました。

200km走って編み出した理論 岩本能史コーチの100kmマラソンは誰でも快走できる

岩本能史/アールビーズ

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パラパラと立ち読みしかしてませんが、土日でドカ走りして、1週間で70〜100km程度の走行距離を確保しましょうって内容ですね。
すでにフルマラソンを完走できる走力があることを前提として書かれていますので、距離はかなり踏むメニューですが、強度にさえ気をつければ故障はしにくいんじゃないかなあとは思います。
ウルトラマラソンに関する書籍はほとんどありませんので、参考にはなりますが(じゃあ買えよ)、これを絶対的なものとしてとらえずに、取捨選択して、自分の練習に取り込んでいくことが大事なような気がします。
と言うか、岩本本以外でウルトラの参考書がないのが残念なところで、私がサロマでサブ10した暁には、万人に向けたウルトラマラソンについての本を書いてやろうなどいう野望はみじんもありませんのであしからず。

ごきげんよう。

by gossy54200 | 2019-03-10 20:51 | ランニング | Comments(2)  

釧路川河川敷ランニングと2019北海道マラソン参加表明

今日は東京マラソンの日だったのですね。
雨で気温が低く大変なコンディションだったようですが、参加された皆様お疲れ様でした。
果たして、このブログの読者で東京マラソンに参加された方が、どんくらいいるのかはわかりませんが。
ちなみに私は「当たらない宝くじは買わない」主義なので、東京マラソンは申し込みすらしてません。

東京マラソンは15kmぐらいのところまではテレビで見ていたのですが、「三代目山の神」こと神野選手が遅れ出した辺りで飽きてきて、「見るより走る方が楽しいな」と発作的に走りに出かけます。
私は2時間の映画すら満足に見れないぐらい集中力がないので、マラソンや駅伝を通しで見るのはかなりの苦行なのである。

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サイクリングロードも飽きてきたので、今回は釧路川河川敷が走れる環境にあるかどうかを調査しました。

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9割以上は雪もなく走りやすい路面でありましたが、5%ぐらいはスケートリンク状の路面で油断ならない。
まあ、夏シューズで十分走れるレベルでしたがね。

それにしても河川敷というのは、自転車でもそうだが、どうしているだけで多幸感が味わえるのだろうか。
釧路の中で、ここが一番「釧路だ!」ということを感じることができるランニングコースである。
道内ローカル放送の天気予報で、釧路の様子が流れるときは、この辺りの様子が映し出されるので、「釧路=釧路川沿い」と洗脳されてるのもあるかもしれんが。

家に帰ったときは、すでに東京マラソンは終わっていて、大迫選手の途中棄権に驚くとともに、15km辺りで遅れだした神野選手がMGCの出場権をゲットしたことに更に驚いた。
正直「今回もダメか」とテレビを見ていたときは思っていたが、集団から遅れても最後まで粘った神野選手に心よりの拍手を送りたい。パチパチパチ。

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前日30km走った割には、さほどダメージもなく感触は悪くない。
ロングを走った翌日を「休足日」にしないで、ゆったりジョグでいいので疲労が残っている状態で走ることによって、サロマ向けの「強い足」が作られるのではないだろうか。

24時間走の元世界チャンピオンであるウルトラマラソンランナー井上真吾さんによると、ウルトラの練習量は「毎週でなくてもいいので、週100km走れるようになる」ことが目安ということで、今の時期は「週70〜80km」ぐらいに抑えつつ、暖かくなってきたら徐々に距離を伸ばす方向でやっていこうかなあと思います。


でもって、話は変わって「北海道マラソン」。
東京マラソンの興奮さめやらぬ中、ひっそりと本日18:00よりエントリーが始まっていたのであった。
若干つながりにくい状況ではあったが、10分ぐらいであっけなくエントリー完了。
今年は3年ぶり7回目の灼熱の新川通にチャレンジします。

去年、一昨年は「記録を狙う」ことに重きを置いて、暑くて記録狙いに向いていない北海道マラソンはパスしたが、今年は原点に戻って「好きなレースを好きなように楽しく走る」方向でやっていきたいと思います。

ごきげんよう。

by gossy54200 | 2019-03-03 20:26 | ランニング | Comments(0)  

Road to サロマ(定番の30km)

3月になってしまいました。
サロマ100kmマラソンまで、ついに4ヶ月を切ってしまったわけです。
この時期の北海道は、マラソンのシーズンオフバリバリの季節であり、例年だったら、ちっとも練習に身が入らないのであるが、今年はそういうわけには行かないのである。

プロ野球のベテラン選手にとっては、この時期はマイペース調整の時期であり、「まあ、開幕に間に合えばいいだろう」と悠長に過ごしていることであろうが、今の私は若手のプロ野球選手の気分であり、この時期から結果を出すことが求められているのである。
40歳を超えた大ベテランであろうが、生き残りをかけて、キャンプで500球の投げ込みをしたり、オープン戦ですぐに引っ込まずにフル出場をするぐらいの取り組みが必要なのである。

去年は7月末の釧路湿原マラソンのレース本番になって、初めて30km走に取り組んだわけであるが、今年はそんな悠長なことは言ってられない。
サロマは6月末なのであり、もっと早い時期からガシガシ走らなければならないのである。

ということで、3月になったことだし、ここはどーんと「2019年第1回30km走」に取り組むことにした。
まあ、先週に20kmを2日連続で走ったわけだし、多分30kmもなんとかなるんじゃないかなと、思いつきで発作的に走ることに決めた。

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場所はいつものサイクリングロードを中心とした、周回約6.5kmのコース。
土日も職場からの呼び出しのある仕事してるもので、あんまり遠くまで行くことはできず、周回コースの方が何かと都合いいんです。
補給も楽だしね。

この時期は気温が低くて、20kmぐらいまでなら無補給で行けるのでいいですね。
寒い時期のランニングや自転車遊びには、漫画「じこまん」の作者玉井雪雄氏もオススメの「アンダーアーマーコールドギア」は欠かせません。
保温性もさることながら、汗冷えしないことが、この時期の外遊びでは重要なのだ。

[アンダーアーマー] コールドギアアーマークルー(トレーニング/長袖ベースレイヤー) メンズ 1327600

DOME Corp. Apparel

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20kmまでは先週と同じく、キロ5分30秒切るペースで快調に進んでいたが、やはり距離が長くなると、冬の走り込み不足はごまかせない。
徐々にペースダウンしていくと共に、ふくらはぎの張りが気になってくるのであった。
うーむ、つくばが終わってから「フォアフット着地」に取り組んでいるのだが、この感触だと、フルはギリで持つと思うがウルトラでは戦えないんじゃないかなあと。
踵が十分に着いていなく、みやすのんき先生が言うところの「忍者走り」になっているのかもしれないなあ。
踵が十分に着いていい感触だなあと思うときは、あたかも足が吸盤のように地面に吸い付く感じがして悪くないので、もうちょい微調整して精度を上げていきたい。

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立ち寄ったトイレは紙が設置されておらず、最後の4kmは「人間の尊厳」との戦いでありました。
気持ちは完全に走ることから離れてしまい、一気にペースダウン。
最後の1kmだけは意地と帳尻で上げましたが。

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ふー。

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内容はともあれ、この時期に30km走りきることができたという結果が大事。
こっから徐々に距離を伸ばしていこう。

以前と違って、ロングでも「精神的に飽きる」ってことはあまりなくなってきましたね。
あんまり「あと何キロ」とか先のことは考えないで、機械になったつもりで、自分の呼吸に集中し、脚の運びは股関節からしっかり出ているかなどとフォームチェックを常にしていると、30kmなんてあっという間であります。
いや、さすがにそれは言いすぎだ。

ロング走は「動く瞑想」。
マラソンで悟りを開くのだ。
ブックオフでこんな本を見つけたので、買ってみようかしらん。

禅的ランニング

ラリー・シャピロ/道出版

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フルマラソンでは定番的な練習である「30km走」ですが、果たしてウルトラではどれくらい有効なのでしょうか。
よくわかりませんが、とりあえず、月末には40kmを涼しい顔で走れる体になれるように調整していきたいと思います。

ごきげんよう。

by gossy54200 | 2019-03-02 20:22 | ランニング | Comments(0)  

Road to サロマ(まずは20km)

1月末にサロマ100kmマラソンに申し込んだはいいが、今月に入ってハワイで自主トレなんてストイックなことはせずに、ただいたずらにダラダラと休暇を過ごし、「100km走るなどと馬鹿なことはせずに、このままハワイに永住したいなあ」と夢心地になっていたところ、まさかの帰国後の水道管破裂により一気に厳しい現実に引き戻された私なのであった。

「まだ去年のつくばの疲れが残ってるんだよなあ」としばらく自分に言い訳をしてきたが、気がつけばつくばからすでに3ヶ月が過ぎており、しかもサロマまで残り4ヶ月となっていて、全くもって光陰矢のごとしなのである。

つくばが終わってから、ヌルい練習しかしていない。
300km以上だった月間走行距離は150km程度まで落ち、1回あたりの走行距離も最長で15kmという体たらくで、ホントにこの人は100km走る気があるのだろうかと、我が事ながら不安になってきたのであった。

今月半ばは水道管が破裂するほどキョーレツな寒波に見舞われていた釧路も、徐々に春の気配を感じ、サイクリングロードからもいい感じで雪が消えていたので、そろそろ真面目に走らんきゃなあと。

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では、走りましょうか。
しばらく、トレッドミルオンリーの室内ヌクヌクランナーになっていた私としては、ピリリと張り詰めた北の大地の空気が痛く感じる。

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風は冷たいが日差しは柔らかく、やはり外の空気を感じながら走るのはいいものだ。

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土曜日の記録。
しばらくロングは走ってないので、キロ6分ぐらいかかるかなあと思っていたが、自分が思ったよりも走力の衰えはなく、さほどダメージもなし。

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20km走ってもさほど疲れがなかったということで、次の日の日曜日も20km走を敢行。
前日とほぼ同じペースで走れて、そこそこ長い距離でも行けそうかなあという手応えを感じた。
関係ないが、この日は空気は冷たかったのだが、風は前日とは反対に南から吹いていて、確実に春は近づいているのだなあと。

とりあえず、キロ5分30秒ペースで2日連続20kmを走る程度の走力があることはわかったので、来月は30〜40km走を週1回ぐらいやってどんなものか試してみたいと思います。
大分雪もなくなって、外走りに適した環境になってきたので、月間走行距離も伸ばしていかねばな。

4〜6月にかけて、50〜60km走を5回ぐらいやれれば、サロマも十分行けるのではないかと勝手に思っていますが、もし、間違っているようであれば誰か教えてください。

ごきげんよう。

by gossy54200 | 2019-02-27 21:20 | ランニング | Comments(2)  

Road to サロマ(計画と言うか妄想)

そんなわけで、何を血迷ったのか6月30日に行われる「サロマ湖100kmウルトラマラソン」に申し込んでしまった私なのであった(もちろん100kmの部)。


「勝算はあるのか?」と聞かれれば、「根拠はないが、多分あるんじゃないかなあ」って気がする。


これを読んで、「根拠もないクセに何をエラそうに」と思う人もいるかもしれないが、ここでハッキリ言っておこう。


マラソンで一番大事なのは根拠のない自信である


と。


フルマラソンで35km過ぎで猛烈に苦しくなったとき、支えられるのは「まだ行ける」という自信だけと言っても過言ではない。

でもって、その「根拠のない自信」を生み出すのは、多分「今までこれだけやってきたんだ!」という努力であると思う。

多分、私自身、サブ3.5を達成する前と、達成した後で、根本的な走力に大きな変化はないと思っている。

ただ、サブ3.5を達成する前は「月200kmぐらいしか走ってないし、こんくらいでしょーがないか」と後半あきらめモードになっていたが、達成してからは「この日のために月300〜400km走ってきたんだ。こんなところで終わるわけがない」と、30km過ぎてからも失速する気がしないようになってきた(まあ、実際は失速するのだが、あくまでそこは気分だ)。


まあ、そんなわけで、今の段階では「(練習さえすれば)100kmも十分行ける。なんならサブ10も狙える」と、今時期のプロ野球球団の監督のように希望に満ち溢れているのであった。

ペナントレースが始まるまでは、どこのプロ野球チームも優勝候補の一角なのである。



「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ということで、まず私の戦力分析から始めよう。


走歴は17年。


こう書くと、すげーベテランのように思えるかもしれないが、走歴2年目の2003年に初めてフルマラソンを走ったとき、「こんなしんどいことはもうタリラリランだ!」とバカボンのパパになってしまい、そっから空白の7年があった。

なので実際の走歴は10年程度なのであるが、記録目指して本気出して走り出したのは、みやす本に触発された2年前からであるので、実質2年としておこう。


フルのベストは、2018年つくばの3時間14分36秒。

ハーフのベストは、2013年苫小牧の1時間38分39秒。


ハーフの2倍よりもフルの方がタイムがいいというおかしなことをやっている典型的な「スタミナ型」のランナーです。

(しかも、2013年の苫小牧ハーフは競技場周りの工事の関係で、実際のハーフよりも129m短かった)

スピードは全然なく、一応サブ3.15ランナーですが、本気出して1km走っても4分切れません。


でもって、ピッチ190オーバーで、ストライドは100cm前後の「ピッチ型」。


体型は170cm55kgと、体重の軽い、俗に言う「マラソン体型」である。


フルより長い距離は走ったことがない。

でも、なんとなくフルよりもウルトラの方が向いているのかなあと、都合のいいことを考えているし、上記のスペックを見る限り、これを読んでいる皆様も「ウルトラで戦える」と思ってくださるのではないだろうか。


ウルトラを走るに当たって、私の中で鍵となるのは以下の2点であると思う。


1.着地衝撃の少ない、コンパクトな省エネ走り。

2.後半になっても固形食を食べることができる強靭な胃袋。


1については、特に言うこともないだろう。

フルの2倍以上の長い距離を走るわけだから、無駄な筋肉を使わずに、そろりそろりと着地衝撃の少ない走りをすることが第一である。

そのためには、フォームの修正も大事なのであるが、私としてはてっとり早く道具に頼ろうかなあと思っている。

その道具とは


今をときめく、流行のNIKE厚底シューズである


自慢ではないが、私は流行モノに疎い。

というか、流行モノを憎んでいると言っても差し支えない。

子供の頃から、主流から外れたパッとしない生き方をしてきた私としては、「流行などクソ食らえ、ワシは我が道を行く」とずっと思い続けてきた。


しかし、年末に試し履きしたNIKEの厚底シューズ「ズームフライ」の感触が忘れられないんだわ。

もう、これは恋をしたのと同じレベル。

やはり流行っているからには、流行っているなりのよさがあるのである。

もっとも、試し履きをしたと言っても店内を5mぐらい歩いただけで、一歩も走っていなく、何がよいのかさっぱり説明できないのであるが、よいものはよいのである。

これは、もうフィーリングというか、ズームフライの神が私に舞い降りてきたレベルなのである。


まだ「ズームフライ」を買ってもいないくせに、「サロマはこれで走る!」とすでに決めている思い込みの激しい私なのであった。


ちなみにシューズに詳しい方なら知っていると思うが、NIKEの厚底シューズは、一般の厚底シューズと違って「着地衝撃をやわらげる」というよりも「推進力を生み出す」働きが大きく、そういう意味ではウルトラに向いてないんじゃないかという気がするが、惚れてしまったものは仕方がない。


所詮、アマチュアスポーツなど「自己満足」の世界なので、自分が気に入った道具を使うのが一番いいのである。


なんか「着地衝撃の少ない走りをする」と矛盾するような結論になってしまったような気がするが、えーい細かいことは気にするな。

これからズームフライでも100km持たせるような省エネフォームを身につければいいわけよ(どうやって身につけるかは知らない)。


2について。


長時間の運動は、脚がまずやられるんじゃないかと思うかもしれないが、意外とやられるのは「胃袋」なのである。


自転車のイベントで200km以上の長距離を走る「ブルベ」というイベントがある。

私が初めてブルベに出たとき、脚もさることながら、先にやられたのは「胃袋」の方なのであった。


クタクタに疲れていて、身体は栄養を欲しているのに、胃袋が全く受け付けず、固形物を摂れない。

とにかく吐きそうになって、食欲が全くなくなるのである。

ウルトラランナー岩本能史氏曰く「マラソンは食べるスポーツである」というのに、食べられなくなってはお話しにならない。

70km、80km走って、ガス欠状態なのに、ガソリンを入れられなくなってしまっては、それはもうリタイア以外の選択肢はなくなるのである。


対策としては


1.スポーツドリンクを飲まない(理由は知らんが、スポドリは胃がやられる。ブルベのベテランの方に教えてもらった)

2.胃が揺れないような上下動の少ない走りをする

3.それでも胃がやられてしまったら、ジェル飲料で栄養を流し込め



まあ、そんなこんなで、なんとなくこんな感じで行こうかなあということは、おぼろげに頭に浮かべているのであるが、全ては「ズームフライ」を手に入れてからですね。

心変わりの早い私のことなので、ロング走で「ズームフライ使えねえ」ってことになったら、あっけなく他のシューズに浮気することと思います。


100kmを走るに当って、フルと違って嫌いなスピード練習はしなくていいので(と言うか、フルでもスピ練などほとんどやらない私であるが)、どっかお気楽で油断している私なのであった。

きっと直前になったら、試験前の学生のように「どーしよー、ドラえも~ん!」と、やかんと枕を持って走り回り、暗記パンでも使いたくなる心境になるのだろうがねえ。

まあ、そんときはそんときだ。


と言うか、こんなくだらんこと書いてる暇あったら練習しろよ、俺。

(すでにつくば前の半分以下しか練習してない私)

ごきげんよう。


by gossy54200 | 2019-02-05 22:59 | ランニング | Comments(4)  

ウルトラに憧れて

ウルトラ。


その言葉の持つ魔力に私は子供の頃から引き込まれていた。

ウルトラと聞くだけで、なんか普通とは違う「特別なすごいもの」というデラックスな気分に浸ることができる。


私が「ウルトラ」という言葉を好きになった原点は、昔、日本テレビで放送されていた「アメリカ横断ウルトラクイズ」にある。

今の若い人は知らないかもしれないが、ウルトラクイズは視聴者参加型のクイズ番組で、東京の後楽園球場(東京ドームができる前の話だ)で予選が行われ、それを勝ち抜いたものが、アメリカ本土に上陸することができる。

決勝のニューヨークに到達するまでに、各チェックポイントでクイズが行われ、敗れたものには「罰ゲーム」が課せられ、問答無用で東京に戻されるというサバイバルなクイズ番組なのであった。


司会の福留功男さんの軽妙な語り口、アメリカ大陸の広大なスケール、個性豊かな参加者たちが織りなす人間ドラマに、当時小学生だった私はすっかりとりこになってしまった。


この番組を見ていると、あたかも自分がアメリカ大陸を旅している気分になり、「よーし、俺も大人になったら、ウルトラクイズにチャレンジするぞ!」と思いつつ、無情にも私が大人になったときには、番組が打ち切りになってしまい、ウルトラの夢は叶わなかったのであった。



月日は流れウン十年。


私はクイズではない「ウルトラ」の存在を知るのであった。


それは「ウルトラマラソン」。


私が昔勤めていた会社の偉い人がマラソン好きで、「サロマ湖100kmウルトラマラソン」について熱く語っていた。


車で100km走るのも疲れるのに、世の中にはそんなバカみたいな距離を自分の脚だけで進む物好きがいるのかと、当時、42.195kmはおろか、42.195mも満足に走ることのできない私は、異星人を見るような目で彼のことを眺めていたのであった。


しかし、20代の頃インドアぐーたら人間だった私は、どういうわけか、気がつけば自転車マンとなり「100km自転車で走るのが当たり前」の世界になっていた。

でもって、「えーい、自転車なんていらん。ワシは自分の脚で進むのだ」と、更にエスカレートして、フルマラソンを10回以上完走するぐらいのマラソンマンになってしまったのであった。

自分でもどうしてこうなったのかわからない。

わからないが、ひょっとしたらこれって


子供のころ叶えられなかったウルトラの夢を、クイズではなく、マラソンで果たすべきなのではないか


という神のお告げなのかもしれない。


そう、私は「ウルトラ」の持つスケール感が好きなのである。

「ウルトラ」の持つ「知力、体力、時の運」が好きなのである。


「ウルトラクイズ」が「知力」だけでは勝てないように、「ウルトラマラソン」も「体力」だけでは走れない。

装備やペースメイクなどの作戦を立てる「知力」や、当日の体調や気象条件などの「時の運」の要素も大事なのである。


「知力だけでは勝てない」「体力だけでは走れない」というのが、「ウルトラ」のいいところなのではないだろうか。

あるのかないのかわからない「時の運」をつかむために、人間は途方もないことにチャレンジできるのである。



2019年1月23日 20:00。


私は何かに取り憑かれたように、パソコンの前に座り、「第34回サロマ湖100kmウルトラマラソン」に申し込んでしまった。


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申し込んだ瞬間、福留アナの声が頭の中に聞こえてきた。


「サロマへ行きたいかぁ〜」「オーッ!」


「どんなことをしてもゴールまでたどり着きたいかぁ〜」「オーッ!」


「罰ゲームは怖くないかぁ〜」「…いや、100km走るのがすでに罰ゲームだし」



もう後には引けない挑戦が始まるのであった。



「完走は天国!」「リタイアは地獄!」


「体力知力」「時の運」


「早く来い来い」「6月30日」


「史上最大」「第34回」


「サロマ湖100km」「ウルトラマラソンで」


「お会いしましょう!」


(高島忠夫、石川牧子アナ調で)



by gossy54200 | 2019-01-28 20:22 | ランニング | Comments(4)  

ナイキフリーランを試してみた

北海道の中でも雪が少ない釧路地方であるが、今年は例年に比べよりいっそう雪が少なく、冬でも外ランニングがはかどるのであった。

ということで、本日もサイクリングロードで走っておりました。

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ただ、アスファルトが出て快適な部分は昭和から鶴野パーキングの区間(約3km)だけですね。

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そっから先の阿寒方面への道はゲートで閉ざされており、除雪も全くされていません。

んなわけで、鶴野パーキングから昭和まで2往復して12km走りました。

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道東地方は極寒のイメージがありますが、釧路については昼間は0度前後のことが多く、さほど走るのに支障はありません。
もっとも朝はマイナス二桁の世界なので、とても走る気にはなりませんがな。

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冬の釧路は、ほとんどがピーカンで気持ちいいですよ。
寒いには寒いのですが、なんか外で活動しないともったいない気分になりますね。


でもって、こっからが本題。

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本日は年末に買ったベアフット系ランニングシューズ「ナイキフリーラン」を試してみました。

ランニングシューズは靴ベラ使わないと履きにくいシューズが多いのですが、かかとがぐにゃぐにゃのこのシューズは履きやすく、普段履きでも十分いけるかなと。

で、走ってみます。

・ソールは柔らかく、直に足裏にキョーレツなダメージを感じることはない。
・ただ反発はゼロに近く、「ああ、今までシューズの反発の力で速く走れていたんだなあ」ということを思い知らされる。
・10km過ぎたあたりから足裏が痛むかなあ。走り方が悪いのもあると思うが。
・かかと着地は不可能と思われます(痛くて無理)。ミッドフットやフォアフットにフォームを矯正するにはいい道具なのではないでしょうか。

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アスファルトのキレイな路面よりも、ちょっと凸凹した不整地路面の方が走って楽しいと感じましたね。
ふわっと柔らかく着地すると、足裏に路面情報がしっかり伝わる感じで「ああ、俺、今地面を走っている」と実感するのですよね。
こうして言葉にすると「何言ってんだ、俺?」って感じですが、トレランでこういうシューズ使うのも面白いんじゃないでしょうか。
私はトレランは全く食指が働かないのでやらないですがな。

あんまり速く走るには向いていないシューズですが、サブ3.5レベルランナーの私としては、10kmぐらいの距離をキロ5:30〜6:00ぐらいで、舗装されていない公園とかを走るにはいいシューズじゃないかなあと思います。

フリーランのジョグで、フォアフットの走り方を練習して、ポイント練習やレースでズームフライなんて使い分けもいいかなあと。

ベアフット初心者には、柔らかく衝撃が強くないフリーランはいいのではないかなあということで、今回のインプレを締めくくらせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。

by gossy54200 | 2019-01-12 20:55 | ランニング | Comments(0)  

2019年あけまして走りました

年末。

私は岩見沢の実家に帰省していたわけだが、まあすごい雪でしたね。

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幹線道路以外は車のすれ違いにも難儀するぐらいの雪でしたわ。
一度、雪の少ない太平洋側の冬を経験すると、もう豪雪地帯には戻りたくなくなりますね。

で、仕事の関係で、元旦より釧路に戻っております。
雪のない正月は正義です。

正月はダラダラする予定でしたが、駅伝中継見ていると「やっぱり走ろうかな」って気分になりますね。
どーせ暇なので、サイクリングロードに行っちゃいましょう。

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サイクリングロードは全く雪がなく、夏用ランシューズでも走れる喜び。
日本の正月はこうであるべきなのだよ。

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シューズはナイキの「スピードライバル5」
ナイキはヴェーバーフライ4%とかズームフライとか厚底シューズが流行っているようですが、量販店で5000円ぐらいで買えるスピードライバルがコスパ最強ですわ。
これで日頃のジョグから、サブ3.5レベルのレースまで対応できるすぐれた奴です。

久々のアスファルト路面&ランシューズは快適でしたね。
きねや「MUTEKI」で鍛えた効果か、着地も気持ち静かに足に負担がかからない感じに改善されているような気がします。
気がするだけかもしれませんが。

元旦の走行記録。

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西風が強かったですが、気温も道東のこの時期にしてはプラス気温と高めで、走りやすかったですね。
にしても、私も人のこと言えんが、元旦から走っている暇なランナーがそこそこいるものよ。

2日の走行記録

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気温は低かったですが、風が弱く走るには悪くないコンディション。
正月もいつも通りに淡々と過ごすのが一番ですね。

つくばが終わってから「フォアフット走法」への移行に取り組んでいます。
着地点を気持ち2〜3cmぐらい後ろ目にすると(当社比)、ちょうどいい感じで地面の反力を生かせ、足を置くだけでポンポン進むなあという気がします。
みやすのんき先生の「フォームの基本」ポイント22にも書かれていますが、「着地手前の振り戻し動作」を大切にして、身体の前で叩きつけるような着地ではなく、若干後ろ気味にポイントを置いて「ふわっと」着地する感覚を大切にしていきたいですね。

また雪が積もったらトレッドミルや体育館を使う「室内引きこもりランナー」に戻る予定ですが、雪がないときを大切にして、この時期ちょっとでも外で走れればいいですね。
釧路の冬は日本海側と違って毎日のように晴れているわけですから、外に出ないともったいないような気がします。

本年も一年よろしくお願いいたします。

by gossy54200 | 2019-01-02 12:46 | ランニング | Comments(2)  

さて、次は何を目指そうか

昨日のアリーナランで2018年のランニングは走り納めで、現在岩見沢の実家でダラダラしている私です。

12月の走行距離は153kmと、今年最低記録更新です。

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まあ、理由としては、つくばで肉体的精神的に燃え尽きたってのはありますね。
なんだかんだで、つくばで痛めた左ふくらはぎは不調で、無理はできなかったなあと。
ただ、今月は今までのように「なにがなんでも300km」という距離の目標を設定しなかったため、「なにがなんでもランニング」という呪縛は解け、自分の好きなようにスピンバイクや水泳を混ぜながら、自由に身体を動かせたのはよかったのではないでしょうか。

今年は「サブスリー達成」という高い目標を掲げながら、11月のつくばまで取り組んできましたが、はっきり言って8月の段階で「これは無理だ」と自己判断し、9月から距離稼ぎに逃げて、スピード練習で追い込むという練習から逃げてきたのは否定しません。
ガチで走っても1km4分を切れないスピードで、サブスリーを語る資格はないですよね。

ということで、薄っすらと「サブスリーがダメなときの次の目標」というのは考えていました。
それは、ズバリ

100kmウルトラサブ10

でした。

「スピードがなくてスタミナはある」という脚質、「スピードを上げて走るよりも距離を長く走るのが好き」という私のランニングスタイルから、フルでサブスリーを目指すよりも、ウルトラに力を入れるのが向いているのかなあと漠然と思っていたわけです。

元陸上選手の為末大さんは、著書「諦める力」でこんなことを言っています。

・陸上界で最も「勝ちにくい」100メートルを諦めて、僕にとって「勝ちやすい」400メートルハードルにフィールドを変えたのは、僕が最も執着する勝利という目的を達成するために「必要だった」と納得できたからだ。

自分の弱いところを克服するよりも、自分の強みを活かした方がいいのかなあと。
と言いながら、フル以上の距離は走ったことないんで、本当に私がウルトラに向いてるかなんてわかんないんですがね。
でも、現段階で「私がキロ4分15秒ペースで42.195kmを走り切れる」ことは想像できないんですが、「キロ6分ペースで100km走るのはできるんじゃないかなあ」と本気で思えてしまう、おめでたい私がいるのです。


んなわけで、当初の予定では、つくばが終わったらきっぱりサブスリーの道は諦め、ウルトラの道へ進もうなどと思っていたのですが、どうもそれも違うような気がしてならない。
この「違うような気」を言語化するのは難しいのだが、一言で言えば

エンデュランス系の運動で数字を目指すのは麻薬と同じである

ということである。

奥田英朗の小説「イン・ザ・プール」で、「プール中毒」になり「好きなように何時間でも泳ぎたい」と、夜中のプールに忍び込もうとした主人公はふと気づいたのでした。

「今夜、無人のプールで五時間泳いだとしても、その一回で欲求が満たされるわけではない。二回目を求めるに決まっているのだ。自分がはまったのは麻薬と同じ世界だ。エスカレートしていくだけなのだ。」

結局、ウルトラに挑戦して、仮に目標を達成したところで、それで完全に満足するということはないのですよ。
麻薬と同じで「もっともっと」を求めてしまうのですよ。

また、ミニマリスト佐々木典士さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない」に書かれていた興味深いエピソードとして

「ハーバード大学でその講座が最も人気があったという心理学者、タル・ベン・シャハーのエピソードもこれに似ている。彼は16歳でスカッシュのイスラエル・チャンピオンになった。毎日6時間ずつ、5年間の練習の成果がついに報われたのだ。しかし、優勝の祝賀会の後、帰宅した彼は自分の部屋で、長年の夢が叶った幸せがすでに消え去っていることに気づいた。その喜びは3時間しか続かなかったという

果たして、たった3時間の喜びのために、キツいトレーニングをこなしていく覚悟が私にはあるのだろうか(いや、ない)。
正直言って、私がつくばでサブ3.15を達成したとき、その喜びは3時間どころか3分ぐらいで終わったような気がする。
「もっとやれたはずだ。もっとできるはずだ」などと思いながら。
距離やタイムなどの数字を目標としているうちは、永遠に満足することができないのではないだろうか?


ここでイチローの言葉

ぼくが数字で満足することはあり得ません。なぜなら数字が内容を反映しているとは限らないからです。目標を達成して、そこに到達すれば、そこで満足してしまって先へ進む努力をしなくなるでしょう。毎打席、何かしら学ぶべきこと改良すべきことがあります。満足は求めることのなかにあるのです


ひょっとしたら、来年サロマの申込みが近くなったら気が変わって「なにがなんでも100kmサブ10」と心変わりしているかもしれません。
しかし、本質的に、ランニングの満足は「記録」にあるのではなく「どれだけ日々の練習で自分のランニングを改良できるか」にあるというスタンスで、2019年は何も目指さないことを目指していきたいと思います。

よいお年を。

by gossy54200 | 2018-12-30 22:54 | ランニング | Comments(4)