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ナイキフリーランを試してみた

北海道の中でも雪が少ない釧路地方であるが、今年は例年に比べよりいっそう雪が少なく、冬でも外ランニングがはかどるのであった。

ということで、本日もサイクリングロードで走っておりました。

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ただ、アスファルトが出て快適な部分は昭和から鶴野パーキングの区間(約3km)だけですね。

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そっから先の阿寒方面への道はゲートで閉ざされており、除雪も全くされていません。

んなわけで、鶴野パーキングから昭和まで2往復して12km走りました。

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道東地方は極寒のイメージがありますが、釧路については昼間は0度前後のことが多く、さほど走るのに支障はありません。
もっとも朝はマイナス二桁の世界なので、とても走る気にはなりませんがな。

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冬の釧路は、ほとんどがピーカンで気持ちいいですよ。
寒いには寒いのですが、なんか外で活動しないともったいない気分になりますね。


でもって、こっからが本題。

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本日は年末に買ったベアフット系ランニングシューズ「ナイキフリーラン」を試してみました。

ランニングシューズは靴ベラ使わないと履きにくいシューズが多いのですが、かかとがぐにゃぐにゃのこのシューズは履きやすく、普段履きでも十分いけるかなと。

で、走ってみます。

・ソールは柔らかく、直に足裏にキョーレツなダメージを感じることはない。
・ただ反発はゼロに近く、「ああ、今までシューズの反発の力で速く走れていたんだなあ」ということを思い知らされる。
・10km過ぎたあたりから足裏が痛むかなあ。走り方が悪いのもあると思うが。
・かかと着地は不可能と思われます(痛くて無理)。ミッドフットやフォアフットにフォームを矯正するにはいい道具なのではないでしょうか。

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アスファルトのキレイな路面よりも、ちょっと凸凹した不整地路面の方が走って楽しいと感じましたね。
ふわっと柔らかく着地すると、足裏に路面情報がしっかり伝わる感じで「ああ、俺、今地面を走っている」と実感するのですよね。
こうして言葉にすると「何言ってんだ、俺?」って感じですが、トレランでこういうシューズ使うのも面白いんじゃないでしょうか。
私はトレランは全く食指が働かないのでやらないですがな。

あんまり速く走るには向いていないシューズですが、サブ3.5レベルランナーの私としては、10kmぐらいの距離をキロ5:30〜6:00ぐらいで、舗装されていない公園とかを走るにはいいシューズじゃないかなあと思います。

フリーランのジョグで、フォアフットの走り方を練習して、ポイント練習やレースでズームフライなんて使い分けもいいかなあと。

ベアフット初心者には、柔らかく衝撃が強くないフリーランはいいのではないかなあということで、今回のインプレを締めくくらせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。

by gossy54200 | 2019-01-12 20:55 | ランニング | Comments(0)  

2019年あけまして走りました

年末。

私は岩見沢の実家に帰省していたわけだが、まあすごい雪でしたね。

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幹線道路以外は車のすれ違いにも難儀するぐらいの雪でしたわ。
一度、雪の少ない太平洋側の冬を経験すると、もう豪雪地帯には戻りたくなくなりますね。

で、仕事の関係で、元旦より釧路に戻っております。
雪のない正月は正義です。

正月はダラダラする予定でしたが、駅伝中継見ていると「やっぱり走ろうかな」って気分になりますね。
どーせ暇なので、サイクリングロードに行っちゃいましょう。

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サイクリングロードは全く雪がなく、夏用ランシューズでも走れる喜び。
日本の正月はこうであるべきなのだよ。

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シューズはナイキの「スピードライバル5」
ナイキはヴェーバーフライ4%とかズームフライとか厚底シューズが流行っているようですが、量販店で5000円ぐらいで買えるスピードライバルがコスパ最強ですわ。
これで日頃のジョグから、サブ3.5レベルのレースまで対応できるすぐれた奴です。

久々のアスファルト路面&ランシューズは快適でしたね。
きねや「MUTEKI」で鍛えた効果か、着地も気持ち静かに足に負担がかからない感じに改善されているような気がします。
気がするだけかもしれませんが。

元旦の走行記録。

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西風が強かったですが、気温も道東のこの時期にしてはプラス気温と高めで、走りやすかったですね。
にしても、私も人のこと言えんが、元旦から走っている暇なランナーがそこそこいるものよ。

2日の走行記録

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気温は低かったですが、風が弱く走るには悪くないコンディション。
正月もいつも通りに淡々と過ごすのが一番ですね。

つくばが終わってから「フォアフット走法」への移行に取り組んでいます。
着地点を気持ち2〜3cmぐらい後ろ目にすると(当社比)、ちょうどいい感じで地面の反力を生かせ、足を置くだけでポンポン進むなあという気がします。
みやすのんき先生の「フォームの基本」ポイント22にも書かれていますが、「着地手前の振り戻し動作」を大切にして、身体の前で叩きつけるような着地ではなく、若干後ろ気味にポイントを置いて「ふわっと」着地する感覚を大切にしていきたいですね。

また雪が積もったらトレッドミルや体育館を使う「室内引きこもりランナー」に戻る予定ですが、雪がないときを大切にして、この時期ちょっとでも外で走れればいいですね。
釧路の冬は日本海側と違って毎日のように晴れているわけですから、外に出ないともったいないような気がします。

本年も一年よろしくお願いいたします。

by gossy54200 | 2019-01-02 12:46 | ランニング | Comments(2)  

さて、次は何を目指そうか

昨日のアリーナランで2018年のランニングは走り納めで、現在岩見沢の実家でダラダラしている私です。

12月の走行距離は153kmと、今年最低記録更新です。

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まあ、理由としては、つくばで肉体的精神的に燃え尽きたってのはありますね。
なんだかんだで、つくばで痛めた左ふくらはぎは不調で、無理はできなかったなあと。
ただ、今月は今までのように「なにがなんでも300km」という距離の目標を設定しなかったため、「なにがなんでもランニング」という呪縛は解け、自分の好きなようにスピンバイクや水泳を混ぜながら、自由に身体を動かせたのはよかったのではないでしょうか。

今年は「サブスリー達成」という高い目標を掲げながら、11月のつくばまで取り組んできましたが、はっきり言って8月の段階で「これは無理だ」と自己判断し、9月から距離稼ぎに逃げて、スピード練習で追い込むという練習から逃げてきたのは否定しません。
ガチで走っても1km4分を切れないスピードで、サブスリーを語る資格はないですよね。

ということで、薄っすらと「サブスリーがダメなときの次の目標」というのは考えていました。
それは、ズバリ

100kmウルトラサブ10

でした。

「スピードがなくてスタミナはある」という脚質、「スピードを上げて走るよりも距離を長く走るのが好き」という私のランニングスタイルから、フルでサブスリーを目指すよりも、ウルトラに力を入れるのが向いているのかなあと漠然と思っていたわけです。

元陸上選手の為末大さんは、著書「諦める力」でこんなことを言っています。

・陸上界で最も「勝ちにくい」100メートルを諦めて、僕にとって「勝ちやすい」400メートルハードルにフィールドを変えたのは、僕が最も執着する勝利という目的を達成するために「必要だった」と納得できたからだ。

自分の弱いところを克服するよりも、自分の強みを活かした方がいいのかなあと。
と言いながら、フル以上の距離は走ったことないんで、本当に私がウルトラに向いてるかなんてわかんないんですがね。
でも、現段階で「私がキロ4分15秒ペースで42.195kmを走り切れる」ことは想像できないんですが、「キロ6分ペースで100km走るのはできるんじゃないかなあ」と本気で思えてしまう、おめでたい私がいるのです。


んなわけで、当初の予定では、つくばが終わったらきっぱりサブスリーの道は諦め、ウルトラの道へ進もうなどと思っていたのですが、どうもそれも違うような気がしてならない。
この「違うような気」を言語化するのは難しいのだが、一言で言えば

エンデュランス系の運動で数字を目指すのは麻薬と同じである

ということである。

奥田英朗の小説「イン・ザ・プール」で、「プール中毒」になり「好きなように何時間でも泳ぎたい」と、夜中のプールに忍び込もうとした主人公はふと気づいたのでした。

「今夜、無人のプールで五時間泳いだとしても、その一回で欲求が満たされるわけではない。二回目を求めるに決まっているのだ。自分がはまったのは麻薬と同じ世界だ。エスカレートしていくだけなのだ。」

結局、ウルトラに挑戦して、仮に目標を達成したところで、それで完全に満足するということはないのですよ。
麻薬と同じで「もっともっと」を求めてしまうのですよ。

また、ミニマリスト佐々木典士さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない」に書かれていた興味深いエピソードとして

「ハーバード大学でその講座が最も人気があったという心理学者、タル・ベン・シャハーのエピソードもこれに似ている。彼は16歳でスカッシュのイスラエル・チャンピオンになった。毎日6時間ずつ、5年間の練習の成果がついに報われたのだ。しかし、優勝の祝賀会の後、帰宅した彼は自分の部屋で、長年の夢が叶った幸せがすでに消え去っていることに気づいた。その喜びは3時間しか続かなかったという

果たして、たった3時間の喜びのために、キツいトレーニングをこなしていく覚悟が私にはあるのだろうか(いや、ない)。
正直言って、私がつくばでサブ3.15を達成したとき、その喜びは3時間どころか3分ぐらいで終わったような気がする。
「もっとやれたはずだ。もっとできるはずだ」などと思いながら。
距離やタイムなどの数字を目標としているうちは、永遠に満足することができないのではないだろうか?


ここでイチローの言葉

ぼくが数字で満足することはあり得ません。なぜなら数字が内容を反映しているとは限らないからです。目標を達成して、そこに到達すれば、そこで満足してしまって先へ進む努力をしなくなるでしょう。毎打席、何かしら学ぶべきこと改良すべきことがあります。満足は求めることのなかにあるのです


ひょっとしたら、来年サロマの申込みが近くなったら気が変わって「なにがなんでも100kmサブ10」と心変わりしているかもしれません。
しかし、本質的に、ランニングの満足は「記録」にあるのではなく「どれだけ日々の練習で自分のランニングを改良できるか」にあるというスタンスで、2019年は何も目指さないことを目指していきたいと思います。

よいお年を。

by gossy54200 | 2018-12-30 22:54 | ランニング | Comments(4)  

ベアフットランニングにハマりかける

こんにちは。
12月に入って気が狂ったように大掃除にのめり込み、絶賛断捨離中の私です。

掃除中にクローゼットの地層の奥深くから、こんなものが見つかりました。

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2年ぐらい前に「ゼロベースランニング」という本に触発されて、発作的に購入したランニング足袋「MUTEKI」です。
以下、当時の使用記。

せっかく買ったランニング足袋なのであったが、たったの2回しか使用せずにお蔵入りになってしまったのであった。
だって、この足袋、ペラペラで走るには足裏が痛すぎるんだもん。
去年、TBSドラマ「陸王」が流行ったとき、この「MUTEKI」が脚光を浴びて、ネットオークションでやけに高値がついており、「これ売って小遣い稼ぎすればいいんじゃないか」って気がしたが、オークションに出すのがめんどくさいのでやめた。
私はネットオークションすらめんどくさい怠惰な人間なのである。

で、「MUTEKI」の存在すら忘れかけていた頃、奇跡的に発掘されたわけなのであるが、どうせなら使ってみるのも悪くないかなと。
以下、その理由。

・最近私が取り組んでいる「フォアフット着地」をマスターするには、この足袋はいい教材になるのではないか。
・ジムに行くのにシューズがかさばるので、このスリッパクラスにペラペラな足袋だと、荷物もコンパクトになるのではないか。

フォームにまつわる部分と、実用的な部分で、「MUTEKI」に戦力外通告を下すのはやめて、早速ジムに持っていって、トレッドミルで試してみました。

意外といいではないか!これ!

購入当初は「痛い」以外の感想はなかったのであったが、知らないうちにフォームが改善されたのか、このペラペラソールでもほとんど痛みを感じなくなった。
いや、むしろ気持ちいい。
地面に叩きつけるような着地だとパタパタ音がしてうるさく、ソフトな着地を修得するにはいい教材なのではないだろうか。
実際、着地時に音がしない状態だと、地面に吸いつくような気持ちよさを感じるのであった。
シューズで走っているときは、なんて雑で地面とケンカするような着地をしているのかと、改めて思った2年ぶりの「MUTEKI」の感想であった。


そんなわけで今日は「湿原の風アリーナ」で、ちょっと長い距離を走ったらどうなるのか実験することにしました。

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距離は15km。
最初はキロ6分ペースで恐る恐る走っていましたが、意外とこれスピード出しても平気かなと、最後はキロ5分ぐらいで走っていました。
ただ、個人的な感想としては、快適に気持ちよく感じる速度域は「キロ5分30秒」ぐらいですかね。
基本この足袋は裸足の状態で履くので、10kmを超える長い距離になると、結構くるぶしのあたりが擦れるのと、なんだかんだでやっぱり足裏は痛むので、ワセリンは必須かなあと。
んでもって、通気性が悪く蒸れるので、めっちゃ臭くなるという弱点もあります。
まあ、これだけペラペラな足袋なら、洗濯ネットに入れて洗濯機で丸洗いもできるんじゃないかって気がするが。

ハーフマラソンぐらいの距離ならこれで走ってもいいかなあと思うが、フルだとNo, thank youってとこですかね。
現段階の感触としては。
でも、足裏で直に地面に感じる感触はいいものですよ。
さすがに、今のところは完全なる「裸足ラン」に挑戦しようという気は起きませんがな。


さて、今まで見向きもしなかった「ベアフットランニング」も悪くないと思い、発作的にスポーツ用品量販店で「ベアフットシューズ」を買ってしまいました。

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ナイキの「フリーラン」ですね。
まあ、これだったら、仮にランニングで使わなくなっても普段履きで使えるかなってデザインですな。
普段履き用スニーカー、ジョグ用ランシューズ、レース用ランシューズと揃えるのもめんどくさいので、「普段履き用スニーカーとジョグ用ランシューズを兼用させたらどうなるか?」という実験も兼ねることにします。
もっとも、厳寒期の釧路でこのシューズは使えないので、実験開始は春からになるわけですが。

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フリーランの特徴は、このぐにゃぐにゃなソールですね。
果たして、これが「MUTEKI」に比べてどうなのか、年明けにジムやアリーナで試してみたいと思いますので、乞うご期待。
ってほど、期待されても困るのですがね。


ショップの店員は、「この客なら何でも買ってくれるんじゃないか、いいカモが来てくれた」と思ったのか、更なるシューズの試し履きを勧めてきた。
そう、今、市民ランナー界で絶賛大流行中の厚底シューズ「ナイキ ズームフライ」である。
「いいえ、結構です」って帰ろうかなあとも思ったが、ズームフライに興味のあった私は、店員に言われるがままに履いてみることにした。

気分はガラスの靴を履いたシンデレラ

なんだ、この恐ろしいぐらいのフィット感は。
この靴は私が履くために製造されたんじゃないかってぐらいのジャストフィットである。
(と言うか、フリーランのフィット感はイマイチであった。同じメーカーで同じサイズなのにこの差は何なんだ?)

ちょっと歩いてみる。
さすがに歩いただけはカーボンプレートの力を感じることはできなかったが、かかとが厚底になっているので、微妙に前のめりになるような感覚があった、
「これはフォアフットでハマるシューズなんじゃないか!」と、わずか1分弱の試し履きであったが確信した。

一気にズームフライまでお買い上げって展開になりそうだったが、すんでのところで「春まで待ちます」と勇気を持って言葉を発することができ、これ以上の散財は防ぐことができた。
でも春になったら定価でも間違いなく買っちゃうんだろうなあ、ズームフライ。


ということで、取り留めのない話になってしまったが、「ズームフライの似合う男」になるように「MUTEKI」や「フリーラン」でフォアフットランニングの修行をしていこうということで、今回の話の落とし所をつけたいと思います。

ごきげんよう。


by gossy54200 | 2018-12-29 14:58 | ランニング | Comments(2)  

2018つくばマラソン参加記(その5)

その1 その2 その3 その4

2018つくばマラソンの総括です。
まずは完走記録証から。

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スタートロスを差し引くと、25kmまではほぼキロ4分30秒ペースで走れていましたが、本編にも書いたように大腿四頭筋が悲鳴を上げ始めた25km過ぎから緩やかに失速が始まっています。
30km以降は去年よりも遅いペースになってしまいましたが、前半、私にしては突っ込み気味のペースだったからしゃーないですかね。
むしろ、こんくらいのペースダウンで済んでよかったのではないでしょうか。

前半タイム 1時間35分50秒
後半タイム 1時間38分46秒

こう書いていくと、前半後半の差は約3分とそんなに悪くないような気がしますが、前半はスタートロスの1分12秒を加算した数字であるので、やはり後半の落ちは大きかったかなあと。
ラストふくらはぎがピキピキになったのはしゃーないとして、30km以降の粘りが去年より足りなかったなあと。
去年は「行けるところまで行く」という気持ちでやっていましたが、今年は変にコース知ってるだけに「大学構内までは無理しないで行こう」と、余力を残そうとしたのがひょっとしたら裏目に出たのかもしれません。

以下ガーミンの記録より

《スタート~10km》

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本編にも書いたように、オートストップの設定外すの忘れてたもんで、最初の1kmの数字はデタラメです。
距離表示とガーミンのズレは150mぐらいだったかなあ。
普段だと必死にならないと出せないスピードが、大会になると「集団の力」で、流れに沿って進むだけで出るのですから不思議なものです。

《10~20km》

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ここまでは本当に快調でしたねえ。
タイムは5kmごとにしかチェックしていなかったのですが、ほぼイーブンペースを保てていて、「ひょっとしたら、このままゴールまで行けるのでは」と、「フルマラソン序盤戦あるある」の心理状態になっていました。

《20~30km》

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快調なのは25kmまででした。
自分ではそんなにスピードが落ちた感覚はなかったのですが、どこかで大腿四頭筋の痛みをかばっていたのかなあ。

《30km~ラスト》

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30km過ぎて流した感覚はなかったつもりですが、こうして数字で振り返ってみると、守りに入って流したのかなあと。
30km地点で「3時間10分は無理!」と判断したところで、無意識の部分が「3時間15分切りでいいじゃん!」と私の脳みそに語りかけていたのかもしれません。
果たして、時計がなくてがむしゃらに走っていた去年と、途中のタイムがわかってゴール地点のタイムが大体読めた今年のどっちがよかったのかは、よくわかりません。
39km以降で脚攣りかけてからは、どうしようもなかったですね。
むしろ、41kmまでキロ5分アンダーペースをよく保てたなあと。
1回ぐらいはラスト2.195km区間を10分切りで走ってみたいなあ(今回の記録は10分58秒)。

《心拍数とかピッチとかストライドとか》

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去年のつくばのデータがないのが残念なのですが、過去の大会と比較すると

2017年10月 別海(フル) 平均心拍 161 平均ピッチ 202 平均ストライド 1.03m
2018年7月 釧路湿原(30km) 平均心拍 168 平均ピッチ 199 平均ストライド 1.07m

別海や湿原マラソンに比べて気温が低かった割には、心拍数は高めに出ていたと思います。
課題だったストライドには改善が見られます。
ようやく110cmを超えるようになりました。
8月からストライドを伸ばすために、フォームでかなり試行錯誤してきましたが、10月下旬からようやく「これだ!」って感触がつかめたような気がします。
逆に言えば、それまでの期間は「なんて疲れるフォームで走っていたんだ」と、時間を無駄にしたような気がしなくもないです。
できれば、もう1ヶ月ぐらい準備期間があればとも思いましたが、これが現時点での実力ですね。
しっかりと結果を受け止めて、今後の糧としていきたいと思います。

《今後に向けて》

この2年間、みやすのんき先生にインスパイアされて、「サブスリー」というあまりに高すぎる目標に向けて自分なりに頑張ってきました。
ただ、今思うと、「サブスリー」という高い目標を掲げていたからこそ、「サブ3.15」という結果を残すことができたのかもしれません。
最初から「サブ3.5」を目標にしては、それすら達成できなかったのではないでしょうか。

あの松下幸之助氏は、会社内で「電気代を1割減らす」という目標が達成できなかったとき、現実的な「5%減らす」ということを目標にせずに、あえて「半減を目指す」と突拍子もないことを掲げました。
1割を減らすために思いつくことをいくら頑張ったところでたかが知れている。
半減ともなれば根本的に発想を変えねばならない。
そこで初めて1割という目標を達成できるのだと。
(以上、稲垣えみ子「寂しい生活」からの受け売り)

そんなわけで、「サブスリーを目指す」と決めてから、それまで200kmも行ってなかった月間走行距離を一気に300km以上に伸ばしました。
このくらい根本的に走る姿勢に対する取り組みを変えないと、タイムは伸びないのかなと。
才能に欠ける私にとっては、やり過ぎるぐらいやって、初めて「ちょうどいい落としどころ」に到達するのかなあと思います。

今振り返ってみると、この2年走ることばっかり考えて、それ以外の生活をかなり犠牲にしてきた感は否めません。
特に家事がかなりおざなりになっていて、恥ずかしながら部屋が「ゴミ屋敷」に向かっていたという、おっさん1人暮らしあるある状態に陥っていました。
つくば終わってひと段落着いて、部屋大掃除してみたらびっくりポンでしたわ。

もうちょっと頑張れば、もっと伸びるのかなあ。
でも、どこまで伸びれば満足するのかなあ。
いや、そんなことよりも、「今日、五体満足で走れることを、日々喜んでいこうではないか!」

記録はあくまでも結果です。
結果も大事ですが、どれだけ情熱を持って物事に取り組めたかの方が大事だと思います。
この2年、「この着地点はどうか?股関節の動かし方はどうか?腕の振り方はどうか?上半身はぶれてないか?」などと、常に考えて走るようになりました。
走るという単純なことが、こんなに面白いとは思いませんでした。
ちょっとした意識付けや動きの変化で、走りが変わっていくのが楽しかったです。

多分、今後、記録だけのために高い飛行機代かけてマラソン大会に出ることはないと思います。
十分燃え尽きました。
ただ、記録云々は別にして、一生懸命走ることはやめないと思います。
まだまだ、私の走りには改善できる余地があります。
そこの可能性は追求していきたいですね。
これからも「楽しく、全力で」をモットーにしていきたいものです。

最後になりましたが、子供時代大嫌いだった「走ること」に対するモチベーションを与えてくれたみやすのんき先生に、心より感謝申し上げて、2018つくばマラソン参加記をしめくくりたいと思います。
幼稚園のころ、足が遅すぎて鬼ごっこで捕まっても鬼にならない「おみそ」だった俺も、やればできるんだ!

(このシリーズ終わり)

by gossy54200 | 2018-12-09 22:08 | ランニング | Comments(2)  

2018つくばマラソン参加記(その4)

その1 その2 その3

中間地点を過ぎました。
今のところ、ほぼ「キロ4:30ペース」と順調に進んでいます。
どこまで行けるかはわかりませんが、行けるところまではずんずん行くと決めていたので、このペースをキープしていきましょう。
根拠はないのですが、なぜか「30km過ぎても大崩れはしない」という絶対的な自信があったのですよね。
この根拠のない自信って、フルマラソンでは地味に大事だと思います。
失速してからの心の支えになります。

変調は25km過ぎからやってきました。

以前の記事に書いたように、私はフォーム改造として、「膝を十分曲げて、スキーですねを押すような感覚」の着地を心がけていたのですね。


25kmを過ぎた辺りから、大腿四頭筋がじんじんしてきたのですよ。
うーむ、30kmぐらいまでは持つかなあと思っていたが、思ったより早く限界が来つつあるようだ。
そういえば思い出したぞ。

スキーって、めっちゃ大腿四頭筋に負荷がかかるスポーツだった

わたしゃ10年ぐらいスキーから遠ざかっていたもので、このことをすっかり忘れていたでござる。
うーむ、この着地は地面の反力を生かせ、ストライドが伸びるメリットがあったが、大腿四頭筋にかかるダメージが大きいというデメリットがあったのか。
とは言え、我慢できないほどの痛みではないし、股関節はまだ自由に動くので、どうにかこうにか耐えて進んでいきましょう。

去年は全然坂など気にならなかったのですが、今年は26kmぐらいの上り坂が妙に気になりましたね。
今、ガーミンの記録見直したら、この部分はキロ4:40ペースまで落ちています。

そして、去年はそんなに距離を感じなかった28kmからのスライド区間も妙に長く感じました。
ちょっとネガティブな気分になってるなあ。
よし、甘いものでも入れよう!
と、今回初めて試してみる「Mag-on」を投入!

ウエッ、ゲホッ!

あまりの刺激的な味にゴーカイにむせた。
せめて給水のあるところだったら、もうちょっと何とかなったのかもしれんが、のどの気持ち悪さが取れるまで1分はかかった。
この手のエナジージェルは「高くてもったいないから」と練習では絶対に使わないのだが、こういうことがあると事前に試しておけばよかったかなあと。
やっぱ、使い慣れたパワージェルの方が私には合っている。
「Mag-on」に入っているマグネシウムが攣り防止に役立つとかいうのを、誰かのブログで読んで「これだ!」と思って試してみたが、やめとけばよかったレベルであった。
結局、もう1つ「Mag-on」は持っていたのだが、ゴールまで使うのは控えました。
ええい、ジェルなんかに頼らずに、実力でゴールまで突き進むのだ!

30km地点通過。
ガーミンが示した通過タイムは2時間15分を過ぎた辺り。
(私の30kmレースのベストは2時間21分台ですが、何か?)
キロ4分30秒ペースから遅れ出しましたね。
こっからは、どこまで遅れの幅を小さくできるかが勝負です。

真の勝負は筑波大学の構内に入ってからだと思い、30km過ぎからは淡々と進みます。
ようやく景色を見る余裕ができたのか、「ああ、筑波山ってきれいだなあ」と去年は気づかなかった山の存在に気づきました。
34km地点のおしるこは今年もパス。
35km地点を通過して、時計を見て「あー、3時間10分は無理だなあ」と心が折れ出す。
しかし、何とか3時間12分、いや3時間11分台は目指そう。
こういうときこそ、東洋大学駅伝の酒井監督ではないが「この一秒を絞り出せ」の精神でがむしゃらに行くしかないっしょ。

35km過ぎの電光掲示板がすごくありがたかったですね。
あと、どれくらいのペースで走ればこのタイムでゴールできるってのを示してくれて、励みになりました。
(ただ、これって9:00スタートの第一ウェーブの人に向けてのものだったから、スタート時間が遅い第二ウェーブ以降の人はかえってこの電光掲示板で混乱したのでは?)
とりあえず、キロ5分ペースを下回らなきゃ「サブ3.15」という最低限の目標は達成できる。
あとたったの7kmだ。
持てる力を絞り出そう。
何のために、今年に入ってこれまで3000km以上走ってきたんだ!
(ちなみに私の車の年間走行距離は5000km程度)

筑波大学構内へと向かう36km過ぎの上り坂がキツく感じましたね。
去年は何も感じていなかったはずなのですが、今年の方が体力気力の消耗が激しいのか。
(実際、30km過ぎからのタイムは今年の方が落ちていたが、この時点ではそんなことを知るはずもなく)

いよいよ筑波大学構内に入ります。
こっからもう一段階ギアを上げていこう!
あとたったの5km。
どーにか3時間12分ぐらいで走り切ろうではないか。

大学構内に入り、ところどころ段差にが存在します。
スタッフの方が「段差ありますので気をつけてください!」と声をあげて、我々に注意喚起を促します。
ありがたい。
序盤の元気なときならどーってことない段差も、ゴール手前に来るとただの障害物である。

39km手前でやらかしてしまいました。
スタッフの方が「段差に気をつけてくださーい」と声を張り上げて注意をしてくださったにも関わらず、段差を踏み外してしまいました。
その瞬間、右ふくらはぎが

ビキィ

と来ました。

うわ、これ攣ったか。
このままもんどり打ってひっくり返るのか。

しかし、幸運にも99%攣りかけたところで、どうにか1%ふんばって、最悪の事態は免れました。
右ふくらはぎに爆弾をかかえつつも、なんとかヨチヨチ走りはできる状態です。
できるだけふくらはぎに刺激を与えないように、すり足戦法でピッチを稼いでごまかそう。

このまま撃沈してサブ3.15も厳しいかという状態になりましたが、どうにか40km手前辺りから持ち直して、キロ5分アンダーペースでえっちらおっちら進みます。
40km地点通過でガーミンチェックすると、タイムは3時間2分台。
「残りキロ6ペースでもサブ3.15は達成だ!」とちょっとほっとしました。

41kmの最後の上り坂。
ここもストライドは全く伸びないが、どうにかピッチを上げてスタスタと、ふくらはぎの爆弾はおとなしくしてくれました。
よしよし、これで上りは終わり、最後の力を振り絞るぜ!

と、おもったら今度は左のふくらはぎが「ピクピクピク」と。
うおー、こっちも攣る一歩手前。
右も左もふくらはぎが使いもんにならん。
坂を下りたところで、大量のランナーに抜かされます。
3時間12分は無理ですな。
とにかくサブ3.15死守だけをモチベーションに、歩くようにゴールに向かいます。

そしてゴールゲートが見えてきました。
手元のガーミンでは3時間13分台なのだが、ゴール地点の大時計は3時間14分を回っているではありませんか!!

そうです。私はガーミンの設定を間違えていたのです。

オートストップ機能をオフにしていなかったので、最初のスタートの渋滞で立ち止まったところで、ガーミンは時間のカウントをサボっていたのです。
しかし、このことはゴール後冷静な頭になってから気づいたことで、テンぱっているこの状況で気づくはずもなく。

えっ、もしかしてヤバイ?
今のヨチヨチ走り状態で、残り100mを1分以内で進めるのか?
いや、進むしかないのです!

最後は3時間15分へのカウントダウンを始める大時計を見ながら、祈るように進みました。
残り50mぐらいで、30秒以上残しているところで、ようやく「サブ3.15」を確信しました。

最後はよろめくようにゴール。
なんとか高い金かけてつくばまでやってきて、最低限の目標を果たしホッとした気分でした。
うれしいのか残念なのかよくわからない複雑な気分。

グロスで3時間14分36秒
ネットで3時間13分24秒

今年、最初で最後のフルマラソンはどうにかPBを更新して終えることができました。
私はなんだかんだで本番に強い男なのである。

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とりあえず、ガーミンの表示で「やった3時間14分だ!」と思いきや、実は3時間15分オーバーだったなどという事態にならずよかったです。
レース時はオートストップ設定をOFFにしておきましょうという話でした。

(次回、反省会につづく)

by gossy54200 | 2018-12-04 23:03 | ランニング | Comments(2)  

2018つくばマラソン参加記(その3)

その1 その2

さて、今年最大の勝負レースである「つくばマラソン」のスタートが切られました。
去年の経験上、もっとストレスなくすぱっとスタートできるかと思いきや、意外とそうでもなかったですね。
スタートラインまでのロスタイムは1分ぐらいかな(あえて時計は見ていない)。
人の間を縫うようにダッシュしても疲れるだけなので、流れに沿いながら、快適に走れるまでウォーミングアップと割り切って進んでいきましょう。

スタートラインを過ぎてもなかなか思うように進めません。
ところどころで「あぶねーよ!」などと、怒号が飛び交い、女子供はすっこんでろって感じの殺伐とした序盤戦でした。
つくばマラソンBブロック後方は素人にはおススメできない。

2km地点ぐらいで早くも喉の渇きを感じる。
今年の湿原マラソン、美幌と、スタート前に水飲みすぎて、レース中尿意と戦いトイレに駆け込んで時間ロスしたため、つくばはあまり事前に水分取らない作戦に出たのだが、ちょっと裏目に出てしまったか?

筑波大学構内を出て、やっと人もバラけ、思うように走れるようになったでしょうか。
4kmで最初の給水。
レース序盤は気温一桁と低いので、そんなに給水取らんくても大丈夫かなあと思っていたが、最初の喉の渇き具合から、しっかり取った方がよさそう。
昼になって15度ぐらいまで気温上がる予報だし。

5km地点通過。
計測マットはあったが、タイムを示す大時計はなかった。
うん、知ってた。

ここで初めてガーミンを覗き込む。
(タイムは基本5kmごとにチェックするだけにします)
22分台後半と、ロスタイム加味するといいペースで走れている。
この「キロ4分30秒ペース」をキープできるとこまでキープという方針で。
当初の計画通り、まずは3時間10分狙いで行こう。
(あとで、これが大きな間違いであったことに気づいたのだが、それについては後述)

30kmまでは、自分が機械になったつもりで、何も考えずにひたひたと進む作戦で行きます。
タイム見たりすると、「走ること自体」ではなくて「時間」に気を取られるので、ペースが乱れて後半の撃沈につながるような気がします。
気をつけるのは時間に合わせて走るのではなく、「きちんとしたフォーム」でしっかり走れているかということではないでしょうか。
私の中のチェックポイントである「姿勢は後傾していないか、着地点は前過ぎないか」ということだけに注意して、淡々と進みます。
あれこれ考えても、脳が疲れて糖質消費するだけですからな。

10km過ぎた辺りから、自分でも「今日は調子がいいな」と感じます。
意識していなくても、後脚がポーンポーンと自然に跳ね上がる感覚があります。
着地位置のポイントは間違っていないようです。
とにかく序盤は「走ること」だけに全神経を集中させたかったので、変に視覚に刺激を入れたくないと思い、目は半開きにして走ってました。
そんなわけで、20kmぐらいまでは「なんか途中に清掃工場らしきものがあったな」ぐらいしか、景色については覚えていません。

給水はほとんど全てのところで取りましたが、キロ4分30秒ぐらいの速さになると、給水で緩めたペースから再加速するのが結構しんどいということに気づきました。
この微妙ながらも細かいペースの上げ下げが、後半に効いてくるのかなという考えが一瞬ふっと頭をよぎりましたが、そういうことは頭から追い出すことにします。

私の中で、フルマラソンを走るときの、ポイントというか心構えで大事だなと思うことは

先は見ないで、今に集中する

ことではないかと思います。

マラソン本とかでは「ペース配分が大事。今は気持ちいいと思っても後半バテてくるから、後のことを考えて足を残して」なんて書いていますが、そういうものなのでしょうか?
今が気持ちいいと思ったからといって、必ず後半バテるものなのでしょうか?
今抑えておいたからといって、後半に絶対足は残っていると言えるのでしょうか?
そんな不確定なことに心を悩ませる暇があったら、今そのときできることを一所懸命にやるのがいいのではないでしょうか?

人の悩みのほとんどは、過ぎ去った過去を悔いたり、まだ来ぬ未来を思って心配したり悩んだりすることそのものにあるというのだ

と、ブッダもおっしゃっています。
例え、未来がどれほどひどいことになりそうな予感にまみれていようが、「今この瞬間」にはなんの問題もない。
ただの過ぎ行く一瞬なのだから。
42.195kmというかたまりで考えるから「辛い」と思うのであり、今目の前の10m走るだけならチョロいではないか!
その10m10mの積み重ねを懸命に走るしかないではないか!
その積み重ねが42.195kmにつながっていくのがフルマラソンというものだよ。

そう、フルマラソンというのは肉体的な鍛錬もあるが、それ以上に「今を生きる」という精神面の鍛錬もあるのだと思うのよ。

などと、たまにはエラソーに語らせてください。
ちなみに、この部分は前日読んだ稲垣えみ子さんの本の受け売りです。
更に言えば、私はスピードのない「スタミナ型」で、後半になってもそんなに崩れないタイプなので、そんな悠長なことを言ってられるかもしれません。
前半突っ込みがちな「スピード型」の方にとっては、当てはまらないアドバイスだとは思いますが、個人のマラソンブログを拝見すると、後半撃沈型の人に限って前半余計なことを考えすぎる傾向があるように思えます。

さて、思わず熱い語りを入れてしまったが、レースはハーフ地点を迎えます。
計測マットを踏んだときのガーミンの表示タイムは「1時間34分台」。
(私のハーフのベストは1時間38分台ですが、何か?)

これは行ける!3時間10分行けるではないか!

ついさっき、「先を見ないで、今集中する」ことが大事だって言ってたのに、全く煩悩の多い私なのであった。
まあ、私を含め大多数の人間が「今を生きる」なんてことはできないわけだがね。
それができりゃあ、世の中に宗教なんていらんわけですよ。

(つづく)

by gossy54200 | 2018-12-01 21:38 | ランニング | Comments(0)  

2018つくばマラソン参加記(その2)

その1

さて、前置きはこんくらいにして、いよいよレースレポに入ります。
…と、言いたいところであるが、その前に今回のレースに対する心構えなどをつらつらと。

移動の飛行機やホテルでの暇つぶしのために、kindleにアフロおばはんで有名な「稲垣えみ子さん」の本を入れて読んでいた。

寂しい生活

稲垣 えみ子/東洋経済新報社

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結論から言うと、この本が面白すぎた。
私の中で今年No.1の読書と言っていいぐらい面白かった。

あまりの面白さに、気が向いたらそのうち読書レビューを書いてみたいと思うが、この本の中で一番心に残ったフレーズを引用すると

"上を見て生き続けることは素晴らしい。しかし上を見られなくなった時、人は何を目指して生きればいいのだろう"

なんかね。私はランニングにおいて、まだ自分の限界までは全然頑張ってないってことはわかってる。
30kmを超える長距離走とか、スピード練習とかほとんどやんないし。

でも、何か数字を追うことに疲れたんだよ、パトラッシュ。
現段階で自分の走力が伸びているのはわかっていて、ここでやめるのはもったいないなあというのもわかる。
でも、どこまでやり続ければいいんでしょう?

今後、仮にサブスリーを達成したところで、きっとその喜びは長く続かないでしょう。
かつて私がサブフォー達成したときに、その喜びが長く続かなかったのと同じように。

次は2時間55分切りだとか、2時間50分切りだとか。
あるいは方向転換して、100kmウルトラでサブ10だとか。
また、新しい目標を作って頑張って。
達成したら、また新しい目標を作って頑張って。
記録が伸びなくなったら、今度は過去の自分に負けないように頑張って。

私はいつまで頑張ればいいのでしょうか?

数字を目標にしているうちは、それに縛られて数字以外の楽しみが見えなくなるのではないでしょうか。
大事なのは「どんな記録で走るか」ではなく「どんな心構えで走るか」ということではないでしょうか。
極端な話、ひたすら苦痛に顔を歪めた2時間59分よりも、常に多幸感につつまれていた6時間の方が、その人にとっては価値があるような気がします。

そんなわけで決めました。

つくばは稲垣えみ子さんに敬意を表してアフロヅラで走ろうと!


えっ、そこかい?
何か目指している方向違うんじゃない?などという意見もあると思いますが、反論は受け付けません。
そうと決めたら、土浦市役所のビルに入っているダイソーに行って、アフロヅラをゲットするのみです。

しかし、幸か不幸か土浦のダイソーではアフロヅラは売っていなかった…。

ということで、やっぱりアフロはやめて、当初の予定通り「目指せ3時間10分!」路線で行くことに決め、大会当日を迎えたのでありました。

以上、意味のない前フリ終わり。


さて、大会当日。

4時半にピタッと起床して、サンドイッチ、カステラ、オレンジジュースを朝食に。
シャワーを浴びて、着替えて、足首をニューハレテープ3枚重ねでしっかりガードして、いざ出陣!
6時にホテルをチェックアウトして、土浦駅東口からのバスに乗り込み、つくばへGo!

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7時前には会場到着。
肌寒いが天気はよく、絶好のマラソン日和なのであった。

この日の寒さ対策のために、北海道在住の私であるが、ずっとストーブを我慢し続ける修行を行ってきたので、思ったよりも寒さは感じなかった。
何事も日ごろの鍛錬が大事なのである。
一応、カイロや防寒用の雨合羽は用意してましたがな。

更衣テントの中で着替え、30分近く待って大きいほうのトイレを済ませ、荷物を預け、軽くアップし、念のため小さい方も搾り出そうとトイレに並んだら、思ったより時間がかかり、気がつけばスタート15分前を切っていた。
マラソン大会って、スタートまで暇だなあと思いつつも、結構あっという間に時間が過ぎていくのでありました。

人生初のマラソンBブロックスタートと言うことで、もっと前からスタートできるのかなあと思いつつも、出遅れてしまったようで、思ったより後ろに陣取る形となった。
今回はガーミンはフル充電状態で、去年のように「腕につけたスマホケース邪魔じゃ」などと思うことはなく、集中してスタートに臨めたと思う。

9時、ピストルの音と共に、私の今年ただ一本のフルマラソンが始まった。
ここまで来たら、無心でやれることを一生懸命やるだけですね。
ガーミンのスタートボタンを押して、人混みで思うように動かない中、スタート地点へと進みます。

そう、ここで重大なミステイクをしていたことには全く気づかずに…

(つづく)

by gossy54200 | 2018-11-29 20:58 | ランニング | Comments(0)  

2018つくばマラソン参加記(その1)

では、2018年のつくばマラソンを振り返っていきましょう。
本来なら10月初旬に行われる予定であった「別海町パイロットマラソン」をステップレースとして、つくばに臨む予定だったのですが、台風で中止となってしまったため、一発勝負となってしまいました。
「あー、つくば前にどっかでフル走って慣らしておきたかったなあ」という気持ちもありましたが、逆の考え方をすると「つくばまで疲れることしなくて済んだ。ラッキー」と思うこともでき、どうせ臨むのであれば「消耗しないでラッキー」と思い臨んだ方がよろしいのではないでしょうか。
別に目標タイム達成しなかったら、北海道に戻って100叩きの刑が待ってるなどと、サッカーのイラク代表のようなことはないわけですし。
気楽に行きましょう。

そんなわけで、めったに来ない東京に来て、すっかり「おのぼりさん」状態となった私は、上野駅のホームに立っただけでテンションが上がりまくりなのであった。

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JR東日本の発車メロディーが鳴り響くホームに立つだけで、「ああ、俺は大都会にいるんだ」と喜びがふつふつと湧き上がってくる。
普段YouTubeでしか聞くことができないものが、現実になるわけだからねえ。
私の中ではJR東日本の発車メロディーを生で聞くことは、好きなアーティストのライブを最前列で見るぐらいの価値があるのである。
つくづく安上がりな嗜好を持っている私なのであった。

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特急なんて使わんで、ゆっくりと土浦へ向かいますよ。
今年も宿泊費の安さにつられて、つくばではなく土浦に宿を取ったのであった。

さて、発車メロディーをこよなく愛する私なのであったが、早くも北千住の辺りで飽きてしまい、そっからは半分眠りながら電車に揺られていた。
藤代の辺りで田園風景が広がると、「おー、さすが茨城。どことなく北海道っぽくてよい」という気分になってしまう。
茨城県は、北海道を代表するコンビニである「セイコーマート」や、北海道を代表するホームセンターである「ホーマック」があり、なんとなく北海道民にとっては親近感のわく県である。

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土浦駅ホーム。
「駅からサイクリング」などと、「自転車ファースト」のまちづくりが見られるのであった。

駅の様子は、私が去年行ったときより変わっていて、1階にサイクルショップができてビックリした。
ミヤタのクロモリロードが安く売られていて、「いいなあ、これ」などと思ってしまった。
今やすっかりカーボンロード乗りになってしまった私であるが、なんだかんだでクロモリ愛は失われていないのであった。

さて、サイクルショップができて一見パワーアップしたように見える土浦駅であったが、土浦駅周辺で唯一飯が食えるすき家がなくなってしまい、私は完全に昼飯難民になってしまったのであった。
なんでここの駅前は飲み屋以外の飲食店がないのだ?

しょうがないので、土浦駅周辺を散策することにしよう。

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駅の目の前が市役所って町は初めて見た。
これは一見便利なように思えるが、車社会の地方都市では駐車場の関係で、実際のところはかなり不便なのではないだろうか。

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市役所の中にいた高安関。
へー、土浦出身だったんだ。
茨城県出身の力士と言えば「水戸泉」以外思い浮かばない、相撲オンチの私なのであった。

土浦のすごいところは、駅のすぐ近くからサイクリングロードが延びていることなんだよな。

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駅には輪行客もいたし、駅前はスポーツサイクルに乗ったサイクリストが多くいて、「おお、さすが自転車の街だ!」と感激してしまった。
北海道ではまず見られない光景だからなあ。
こんな街中でリカンベントに乗った2人組もいたりして、土浦の底力を感じたのであった。

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次の日がマラソン大会でなければ、レンタサイクルで探検してみたいところだが、悪いがそんなことをやってる場合ではない。
つくばりんりんロードの謎を探るのは次回にすることにしよう。
そして、その次回というのは永遠に来ないことも知っている。
すなわちこれが、つくばりんりんロードとの今生の別れである。
さようなら、つくばりんりんロード。

結局、この日の土浦のイベントはこれだけであって、もう飯を食う場所を探す気力もなくなった私は、コンビニで飯を買いこみ、ひたすらホテルで篭城していたのでありました。
(一応、定食屋らしき店は発見したが、ショーウインドウの食品サンプルを見て、直感的に「これは外れだ」とセンサーが働いたので、冒険はしなかった)
ホテルはマッサージチェアが無料で使い放題だったので、気のすむまでにもみほぐしてもらい、翌日に向けてのコンディションは絶好調であったのだ。
20時半には床につき、決戦の時を待つ私なのであった。

尚、去年はガーミン電池切れ騒ぎがありましたが、今年はフル充電状態で、更に万が一のためのセイコースーパーランナーズもサブとして持ってきましたので、時計に関しては心配事は一切ありませんでした。
去年からの成長がうかがえる私なのであった。

(つづく)

by gossy54200 | 2018-11-27 22:31 | ランニング | Comments(0)  

2018つくばマラソン速報

そんなわけで、わざわざ北海道の東の果てから42.195kmを走るためにつくばにやってまいりました。

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あわよくば3時間10分切りなんて考えていましたが、世の中そんなうまくいくはずがなく、25km過ぎで大腿四頭筋がじんじんしてしまい、そっからはひたすら我慢の走りでした。

どーにか失速の度合いを最小限にしようとそれなりに一生懸命やってきましたが、39km手前で段差を踏み外し、脚がつってThe end。
ラストは大時計を見ながら「頼む、3時間15分は過ぎないでくれ」と祈りながら、ヨチヨチ走りをするのが手一杯でした。
まあ、途中のラップ見ればわかるが、仮に脚つらなくても3時間10分切りは無理なペースだったわけで。

こんなにたくさん練習して去年とたった3分しか変わらないのかという気持ちもなきにしもあらずですが、まずはPB達成を素直に喜びましょう。
なんだかんだで6年連続で、みみっちくもPB更新しているわけで、まだまだ伸びると自分の可能性を信じましょう。

詳細は後日。

ごきげんよう。

by gossy54200 | 2018-11-25 22:00 | ランニング | Comments(4)